七つの海

※お断り事項：「熱心にクラフトを楽しまれている方は、今回のお話はなかったということで」、読まれないようにしてくださいね。よろしくお願いいたします。

1月15日アップデートについてのお詫びとご説明

なんだか、今回の不祥事に際し総統閣下さんが苦言を呈されているようで・・・。2本ほどありましたので、取り上げてみます。ネタとして楽しむもよし、切実な部分としてご覧になるのもよし。正論を言うところもちゃんとありますので、その部分推しで載せるのであります。

みなさんもクラフトシステム、多少なり触れてみたと思いますけど、いかがですか？　らべは「う～ん・・・微妙？」といった感じで、軽く触る程度にとどめています。

というのも、ミニガイドでは簡単にまとめを書きましたが、まさか「そのまんまでいた方がいい」とは思わなかったためです。

そのまんま？
・・・そう、「深入りしない方がいい」ということです。

きっと遊んでいくと気づかれるでしょうけど、クラフトした武器をさらに強くするには、武装エクステンドのレベルを上げていくことになりますけど・・・上げれば上げるほど、必要とされる素材、そしてメセタ。この額が異常といっていいほど高騰します。

少なくとも現状では「ExLv.4でとどめるのが一般人」といえるでしょう。Lv5までいく人は間違いなくお金持ちさん、熱心なプレイヤーさんだと思います。

遊んでいてつくづく思うのは「どうしてこんなにもメセタ回収をしたがるのかな・・・」ということ。それはすべて「ACスクラッチ拡販につなげる」という欲望が透けて見えるのでした。HDDデータ削除事件の余波なのかはいざ知らず、ですが。

下記実績解除一覧表でもご覧になれば、すぐに気づかれるでしょう。追って記しますが、これらの実績を解除するには、極論「メセタをガンガンつぎ込んでください」に集約されますので・・・。

一例ですが、下段の3枚の画面でもわかるはずです。一番左が、ミニガイドでも取り上げたクラーリタ・ヴィサスさん。こちらをExLv.5の段階まで上げようとすると・・・。

クラフトだけでも10万メセタ、そしてその中にもある素材の「サファード」さんが、なんとまあ。50万を遙かに超える高額素材になっているのでした（数日前は100万超えていたような）。つまり、一つの武器をクラフトするだけでも「現段階ですでに100万以上を1つにつぎ込まないとならない」ような状態になっています。

・・・運営さんたちはいつものように「最前線を楽しみたければたくさん投資してください」といわんばかりのスタイルですので、このような部分で冷めている私は「ああ・・・そうですか」と、その手には乗らないのですけど・・・(汗笑)。

ただ、今回非常に気になったのは、上記酒井さんのブログの中にあった弁明の部分です。以下、一部引用しますが、こちらですね。「クラフトした武器が弱くなっていないか」という質問のところですが、

『これについて「仕様なのか、不具合なのか」というご質問を多数いただいておりますが、不具合ではなく、もともと強い武器（レアリティ★１０の上位～★１２など）の価値を維持するための、意図した仕様です。』

と述べられている部分です。なんでも、レア武器には「ステータスに表示されている『最大攻撃力』のパラメーター」以外に、「攻撃のぶれ幅を決める『最低攻撃力』のパラメーターを、最大の90%程度に設定している」という隠れた事実が、今明かされました。

そしてそのぶれ幅となる値がレア武器＝☆7以上であれば1割以内程度に収まるのが通常の状態ですが、「クラフトをしてしまうとレシピの内容に一律整えられる」ため、「そのレシピには最低攻撃力の補正がない（または相当低くなっている？）」ことから、「数値以上に与ダメージ量の総計値が低くなる」ことを、たくさん指摘されたようです。

確かに、私もクラーリタ・ヴィサスを振るう実演の部分があったと思われますけど、それほどひどいぶれにはなっていなかったと思います。それは・・・そう、らべは元から力などを放棄している人間のため、マグさんのパラメーターは基本「技量は必ず半分の90程度は確保する」ように、いずれも育成しているためです。

その様子はこちらのGIFアニメでもご覧いただければと思いますが、そのためにサテライトライザーとなかなか拮抗した勝負を見せてくれた、というわけです。ただ、確かに細かく見ると下限に触れたときの値がサテライトライザーのそれとは比較にならないため、トータルで見た場合は一～二回りほどは弱く感じられるのも事実です。

酒井さんはその補足として「技量を高めにすることで下限への振れ幅を抑制する」ないし「クリティカル率を上げることで上限値が常に出やすいようにする」といった、別の方法で対処してくださいといった条件を「後出し」されてきたわけです。

これでは熱心に遊んでいたプレイヤーさんたちが憤慨してしまうのも無理ないと思います。マグさんは特に、個別の有料コンテンツとなっているだけに、やり直しがきかないのが痛いですからね。クラフトのリセットを実装せざるを得ないのも必然です。

彼らは、それでさえ「新しくマグを買って育ててください」、「スキルツリーを追加して、技量やクリティカル上昇系をご検討ください」と暗にいいたいのでしょうか。

確かにオンラインゲームですから「仕様変更が随時予想される」のはやむを得ない部分もあるかとは思いますけど、クラフトは以前から期待感を高めつつ、生放送でも実演されたわけです。みなさんが大いに楽しみにしていた事実は、ご自身たちで体感できていたことでしょう。

私みたいな異端者は当てはまらなかった？（PSUでも回避力を上げているような人でしたので・・・）みたいですけど、それを裏切るような説明を後付けというのはいかがなものでしょう。がっかりされた方もいらっしゃると思いますが・・・。

そしてそのような状態になると、3枚目の右の画面のように・・・☆9でも新たに出たディオ系の武器であったり、☆10でも60万も見積もれば、これほどの性能の武器を眺められるわけです。はたしてクラフトをして難儀な思いをしてまでほしい武器なのか、さえ冷静な目で見ると「見つめ直される」こととなるでしょう。

・・・あれ？　いつの間にか、攻撃力のお話になってしまっていますね。そう、なぜなら彼らのその文章には致命的すぎる部分が含まれているように感じるから。

本部分でらべが一番疑問に思ったこととして、酒井さんたち、開発/運営陣にとって、「レアの価値は『（絶対値の）与ダメージ量にあり』」とお考えなのでしょうか(汗)。

そうではなくて、レアアイテムの価値は

「レア＝希少品であるという『存在理由（レゾン・デートル）』」

ではないでしょうか？　幻の逸品だからこそ、誰もがうらやむわけです。

彼ら自身でそのあたりを把握できていない？ような現実を知り、残念に思いますね・・・。これでは、クラフトがおもしろくなるはずなんてありませんのです。

「強さ＝与ダメージ量」がレアアイテムの価値であるとするのであれば、ほぼお値打ち価格で販売されている☆9以上のアイテムさんがたくさんある時点で、発言されていることが矛盾しているという現実に、なぜ気がつかれないのでしょう。

それならば「レアアイテムの価値『の一つ』」とコメントしておかないと、私のようにとらえられてしまう人もいらっしゃるはずですよ、きっと。

でも文章を拝読しますと、どうひいき目に見ても酒井さんのコメントというよりは、木村さん？　制作陣のコメントをそのまま代理で掲載している・・・といった感が拭えないのでした。

ゆえ、あの文章がPSO2側のご意向、ということなのでしょうね。

なので、いつも記しているのです。
「上に立つ人がゲームデザインをイメージ＝具体化できないと、おもしろくできるはずがない」と。

ミニガイドのBGMにしたVD「人選ミス」内にて、カスラさんは「上に立つ人がすべてやる必要はない」と話されていますけど、今のPSO2はそれを鵜呑みにできるほど完成されてはいませんからね(@_@)

できないのなら、体感でおもしろくなっているかをトライアンドエラーで何度も繰り返す＝遊び倒すこと。テストを何度も重ねる過程が必要なはずです。

もしもその人手が足らずに「新規実装内容を先行体験できる、有料テストサーバーを設置したい」ご意向があるのだとすれば、「プレミアムセットユーザーならもれなく参加可能」などにすれば、熱心なファンは直接意見を出せるようになるのではないでしょうか。別枠での有料課金はまず論外ですので・・・。

今のPSO2は「新レアアイテムを投入するたび、数値の上がり下がりに一喜一憂」し、その「最大値更新のためだけにメセタをなげうっている」かのような現状ではないのかな、と。その繰り返しの何がおもしろいのでしょう・・・？

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・・・という部分は、PSUの頃からもいつも話してきていることです。結局、攻撃力が高まれば高まるほど、敵さんが瞬時に姿を消すこととなり、極論「シューティングゲーム状態」になっちゃうわけですよね。アクションも何もないわけです。

ラヴェールさんのお言葉に「見敵必殺」がありますけど、まさにそれを体現しているかのようです。

アクションゲームを銘打つのであれば、まずこの部分をしっかり考えられないとまずいのではないでしょうか。

思うに、採掘基地防衛戦で3周ですとか4周というのは、「高難易度であるにもかかわらず、逆に低難易度よりも高速にクリアできている」とおぼしき矛盾も現れており（聞くところ、ノーマルやハードは2周もいけるかどうかなのだそうです）、いかに彼らが「遊ばずに、数値だけで調整しているか」というのが浮き彫りとなってしまうのです。もちろん、それだけではないはずだと信じたいところですが・・・。

それはクラフト品の装備条件を見ていても切実に感じるものであり、打撃力、射撃力、法撃力・・・が順次ExLvごとにきつくなるのは理解できます。しかし、技量要求品でさえ「500」を要求というのはいかがなものでしょう。

らべのその技量90マグでやっとこさ504ですのに・・・。それもフォース/テクターがLv65の状態で、です。結局、クラフトをイメージされている？「ベリーハード以降、スムーズに進めなくなってしまったプレイヤーへの救済策の一つ」として、機能していないとしかいいようがありません。それが露呈した部分で、がっかりですね。

逆に、プレイヤーのみなさんも「技量は実はとても大切なパラメーターであった」ということが、今回の件で把握できたとは思いますけど。

らべのミニガイドでは気づかないような実演となってしまって申し訳ございませんでしたが、言い換えればそれくらい、みなさんの遊び方とはたぶん考えていることがあわない、真逆であると思っています。結論自体はあっていたと思いますけどね＞いい潜在の武器が光る、と

「下旬に早速クラフトに更新が入ります」というのも、オープン当初にあった「なぜまとめて配信しないのか」の繰り返しであり、いずれにせよ現状のままではクラフトはよほど熱心な方以外、見向きもされないことでしょう。

極論、開放済みのプレイヤーさんに依頼をするのが一番いいと思います（検索機能にバグがあるようですが・・・）。これでは彼らのもくろんでいる「クラフトを、しいては『自分好みのカスタマイズがなされた武器』で、たくさんのプレイヤーに楽しんでもらう」ことがかなわないものとなってしまいますね。

先日の名乗るほどの者じゃ…ｗさんのコメントで「アドバンスクエストのカプセル要求数が1になった」という事実も更新時に確認はしていましたけど、そういうことですよね。

「10も要求していては、全プレイヤーの何割も楽しんだかどうかさえアヤしい」ようなコンテンツであったということでしょう。あるいは、利用者がほとんどいなくなってしまった、ですとか。エクストリームステージもきっと同様のはず。らべは、この2つのコンテンツは「あって、ないようなもの」としてとらえています。

「アイテムラボ」も尚のこと。きっと、苦しんでいらっしゃる方、多いと思われますけど。それなら「利用しなければいい」までです。あまりにも利用されなかったら「彼らが、『遊ぶようにするためにはどうしたらいいか』」を考えざるを得なくなるから。

・・・そう、それは「北風と太陽」の如く。

歩んできた結果が、アドバンスクエストのカプセル要求数＝1になったという結論といえるでしょう。露骨にメセタに結びつけようとした結末、としかいえないのでした。

それでも、私は「遊びません」。
「火力がなければクリアできないデザインは、何も変わっていないから」。
エクストリームも同じことです。

なぜ、ここまで細分化しようと躍起になるのかが不思議でかなわないのでした。素材も膨大な数になり、倉庫も満杯で、どこから手直ししていけばいいのかも、彼らで道筋見えているのか・・・気がかりですけどね。データベースがただでさえ弱いサーバーの危うい状態を、余計危険にさらしてどうされたいのでしょう。

今回の一件（バグ騒動、クラフトの中身）でみなさんもきっと、「運営さんは何を考えているのだろう」という疑問を、少なからずもたれたのではないでしょうか。

その当日から露骨にディスクドロップ（特にテクニックのLv11以上）が絞られ、噂では武器強化もかなりきついのだとかで。遊んでいる人はすでに気づいているはずです。「クラフトのために、こんなことになるなんて」、と。

「最小攻撃値」を隠さないでください、というのであれば、「武器強化、特殊能力追加の確率も『実際の値』で表示してください」と注文をつけておきたいですね。どう見ても、あり得ませんから・・・。

もちろん、レアドロップ率などもいうまでもありませんよね。
初代PSOには「ドロップ率上昇アイテムなんて『なかった』」わけですし。

なので・・・こう考えたらいいですよ。

「クラフトなんてなかったんだ」、と、ね。

みんなの結論は「☆7～9の品々を『武器迷彩化』すること」のはずですので。

熱心になればなるほど、つらいところが出るはずですから。
今のところは放っておくのが得策かな、とらべは思います。

やるとしてもExLv.4で止めるのがいいかと。
または高値で売れる素材にして売るくらい、ですとか。

待っていれば、アドバンスのように・・・？
てこ入れを「余儀なくされる」はずですので。

「無関心」こそが最大の敵であるということを、
彼らはまず知らなくてはならないでしょう。

追記：読まれて不快に思われたらすみませんが、決して運営さんを非難したいから書いたのではないのですよ。「書かざるを得ないと思った内容だから、書いたまで」ですので。PSUでも地道に、こつこつと、そうして更新し続けてきたサイトなのです。

結局、クラフトの実績を解除するにもメセタがまず必要で、素材も必要で。でもメセタは限られていますから、スクラッチなり、TAなり。とにかくメセタ＝現実のお金に見せつけられかねない感が拭えず、好きになれないのです。これこそ押しつけでしょうに・・・。

反面、エピソード2のパッケージ宣伝まで正月からやっている人であるということも(汗笑)、忘れないでくださいね。好きだからこそ、いいところも悪いところも、どちらも記しておきたいのでした。

余談ですが、「がんばりたい」と思ったクラーリタ・ヴィサスさんはこんな感じで、ExLv.4には何もつかず・・・。うるうる。その代わり、「適度にできたらいいかな」と思っていた、媛さんのトラディシオン/ナハトさんでは・・・この結果です(@_@)

実質「大成功」は「全職装備可能」一択状態というのもげせないのでした。例えばここにPP+10など出てきたら、おもしろそうですのにね。・・・余計調子に乗りかねませんが(汗笑)。

ゆえ、「ラインをフル稼働させるような遊び方」ではなく、「気楽に、余力がある分だけで、ゆるゆると楽しむ」ことができれば、ストレスを覚えることも少なくなる・・・？　のではないでしょうか('-'*)

次はこの部分に対し、一つの提起として別のお話を取り上げておきますね。

おまけ：PSUでもかつて「サ系の補足 ～ なぜサ系がつまらないのか」という似た話題を記しました。また、歴史は繰り返しているのかな・・・と＿〆(. .*

おまけの2乗：豚小屋さんのサイトには、逆手にとり「こうして楽しんでみては？」という提案もありますので、ご参考までに。

【PSO2】クラフト武器のクリティカル率を100％近くにした動画。一面青緑色ワロタｗｗｗ

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/