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2012年07月12日

PSO2でのアンチエイリアス最終形 ~ 16xS Combinedモードのデモ

高画質を追い求めるプレイヤーの理想、最終目標といえるでしょう。


重たすぎる高画質・・・
16xSアンチエイリアシングをかけた映像(外部再生はこちら)

PSO2で手動アンチエイリアシング ex. NVIDIA Inspector 1.9.6.4
続・PSO2で手動アンチエイリアシング with SGSSAA ex. NVIDIA Inspector 1.9.6.6

一つの完成形数日前にも記しておきました「アンチエイリアシング」のお題。なんだか某所に取り上げられたのかはわかりませんけど、アクセスが伸びているみたいで・・・。とはいえ、本当ならあれで「どうだ!」というものにはしたくないのですよね。なぜなら、そう。PSUですでに「真のアンチエイリアシング」を知っている人なので。

今までの解説は主にMSAAと呼ばれる一般的な手法、そして擬似的に高画質化させるSGSSAAを用いた方法の二つを紹介しました。が、いわゆる知る人ぞ知る「SSAAでのアンチエイリアス法はないの?」というものについての一つの回答が、こちらの16xS Combinedモードと呼ばれるものです。

PSUにてアンチエイリアシングの紹介でも記していますので、詳しい部分はそちらをご覧いただきたいところですが、「SSAAとMSAAを掛け合わせた、複合型アンチエイリアスオプション」となっており、アンチエイリアシングとはこのためにあるといっても過言ではないほどの、最高級オプションとなっています。

その実力は一見すればすぐに把握できることでしょうから、上のムービーでご確認ください。寝ぼけ眼なので何度か倒れていますが、そこはご容赦ください(@_@) 動画を一時停止してもその綺麗さが伝わるのではないでしょうか。


今までにもいろいろコメントをいただいていますが、アンチエイリアシングとはそもそもが「ジャギーを消すためのテクニック」なので、かけてもジャギーが目立つようでは本末転倒。かといって、過度にぼかしすぎても元々の素材が持つディティールを再現できなくなる恐れがあり、諸刃の剣といえる部分があります。

特に今作は半透明テクスチャも相応に使っており、ブルームの表現などで必然的にPSUより高負荷になっています。かといって、従来通りのMSAAや半透明のSSAAをかけたところで、なかなか狙ったようなアンチエイリアス効果を得られない内容ともなっており・・・むむむ、とうなるところとなります。

そこで紹介したいのがCombinedモードなるSSAA/MSAAの複合型アンチエイリアシングオプション。負荷こそは今まで紹介したものと比較にならないほど重たいものとなってしまいますが、その効果は絶大。そう、「ジャギーが目立たないのにシャープに見える」という、一番理想的なアンチエイリアスなのです。


そもそも、2x2SSAAというのは「元画像を縦横2倍ずつの大きさに拡大して計算し、そして再び原寸大に戻したときの差分を埋め合わせる」という内容になるため、実質縦横2倍ということは・・・そう、QFHDとなる3840*2160pxでレンダリングしていることになります。いろんなゲーム紹介サイトで高画質といわれるベンチマークプログラムよりも、計算上ではまだ上をいく重たさになっています。

その上で4xMSAAをかけるのですから、どれだけ重たくなるんだろう・・・というのは想像できますでしょうか。ご覧のようにGTX580では演算能力不足で、処理が追いつきません。・・・といわれると、海外製ゲームエンジンがどれだけ優秀かもわかるかもしれませんけどね。ここまでしないと見栄えのする画面にならないのでした。


今はまだテスト中なのでパラメーターは・・・う~ん(@_@) と記すべきかどうか悩みどころですが、とりあえず後もう少し粘ってだめそうなら、現状の値を後日この後ろに追記しますね。

動画はその高品位を損ねないように、また同じくハイビジョン品質(1280*720 HD)でビットレートは3.3~3.6Mbps、フレームレートは30fpsにしてあります。なかなかその値を上回ることがないものなので・・・。録画を切れば何とか60fpsにはなるのですけどね。

この画質、画面を一度味わったら、もうほかのオプションは考えられないことでしょう。それほどまでに、パーフェクト&ビューティフルな映像となるのです。


(セッティングは簡易描画設定5=フルオプションから影品質を3に、PSO2側のアンチエイリアシング機能はOffへ、そしてNVIDIA Inspectorでは16xS+4xSSAA(半透明)の設定をかけています)


(7/17 11:11 追記分)

なかなかSSAAで影品質4・5を満たすパラメーターを探せない印象のため、現時点での私の使用値を記しておきますね。

新たに使用しているのは「0x004D12C5」なるパラメーターです。細かい部分はさておいて、このパラメーターならMSAAが綺麗にはまってくれると思います。SSAAもムービーのように3までならきちんと堪能でき、むしろ4/5は暗くなる傾向にあると思えば、一番の最適解のようにも感じます。

4/5は見栄えが暗くなる上に、何より負荷が一気に高まってしまいますからね。メモリ消費量も上がりますし。アークス・シティーなどはもちろん見栄えするのですが・・・。影を生かせるシーンでなければ、影品質は3でもいいのでは、と思うらべなのでした。

例のnipファイルが必要な方は、こちらからどうぞ('-'*)
使い方は本話題でも。
比較画像はこんな感じ?・・・なのです。

映像に深みが出るのですスカートのテクスチャもばっちりダーカーさんもくっきり


(7/26 9:00 追記分)

もう一つの方法となる「CSAA」モードを記しておきましたので、興味のある方はご覧ください。

PSO2 CSAAでのアンチエイリアシング


(8/1 20:00 追記分)
現時点でのアンチエイリアシングのまとめをしておきましたので、興味ある方はご覧ください。

PSO2 手動(カスタム)アンチエイリアシングのまとめ ex.NVIDIA Inspector 1.9.6.6


(8/4 21:00 追記分)

KeplerことGK104を搭載した、GeForce GTX 670で新たに撮影してみました。興味のある方はこちらへどうぞ。

綺麗な画面を求めて ~ 16xSをKeplerで vs.ダーク・ラグネ


(2013/1/8 21:40 追記分)

GTX690にて現状試せるレベルで最大限動かしてみたものを作成しておきました。

続・16xS Combinedの威力 - アンチエイリアスの最終形


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 00:00

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コメント

お久しぶりです。。。 PSO2本稼働になりましたけど どちらのシップにいらっしゃるのでしょうか?
 ちなみに私は7です。

From : SailorChacha | 2012年07月12日 22:12

ちゃちゃさんへ

ご無沙汰しております。ええと、そのあたりはプロフィールのところに最近記しておいてありますので、ご覧いただければ把握できると思います。

From : らべ | 2012年07月13日 18:16

さすがですね。ここまでパラメータ探してるとは~
影品質3では正直不満(フィールドでかなり違いますから)なので、4,5でかかるのを探さないとならないのですが、私のほうも時間とれないので無理かも;;
影品質5ですと、影レンダがバグっちゃいますしね;;
光原がつぶれているので、たぶんそこらも動くパラメータじゃないとむりなのでしょうね。

ほんと、難しいところですが、がんばってください~
今回は私はしばらくAAパラメータ探しから遠ざかると思います。
もしよければ、うちのツールにも判明したパラメータをつかわせてください~

From : ぶりちゃん | 2012年07月30日 01:37

ぶりちゃんさんへ

お世話になります。ご無沙汰しています('-'*)

いえいえ(@_@) 恐縮過ぎるのです。あっているかどうかもわからないものを、こうも公開していいものなのかどうか(汗)。とはいえ、標準AAより遙かに見栄えしますので(下手なにじみが消えてシャープになりながらもジャギーは同程度に押さえ込める)、とりあえずいいものはみんなに伝えよう~ということで、記しておくのでした。

ええ、そうですね。今日、ようやく初めて砂漠に行ってきましたけど・・・これは影品質4でだいぶ変わってしまうので、改めて4/5の値を探せたらいいなあ・・・と思う次第です。

ですよね、なんだかこの値ではライトが変に動く様子しか見られず・・・かといってCSAAではテクスチャ、もとい半透明?に発生するジャギーを取り除くことができず。下3桁目を8にするとどうにもSGSSAAチックなアンチエイリアスがかかるので、何ともかんとも・・・。PSUのままではいけなかったのかな、と。エンジン変わっているみたいですし、仕方ないですよね。


ぶりちゃんさんのツイッターもちょこっと覗けたときでしたけど、下4桁目を3で探されているようでしたよね。確かに、そちらを3/7/B/Fで設定するとすべてのパラメーターがちゃんと動くようにはなるものの、フレームレートがほぼ半減してしまい、それでも影は直らず・・・一体どこをどういじればいいのか、全く検討がつきません(汗笑)。なにぶん、各ビットの意味さえわかっていない人なので・・・。

ええ、このパラメーター自体は自由に使ってください。今のところは0x004D12C5あたりでいいと思います。参考パラメーターは「0x000D12C5 (Nail'd)」の下6桁目を4にしています。本ゲーム自体遊んだことがないのですが(汗)、割といい感じてまとまっているのかな、と。32xCSAAの時だけ0x004D18C5がでかかる感じになりました。今のところ徹底して綺麗にしたかったら、こちらがいいのかもしれません。680でいい感じに動くらしいですので。

今作はテクスチャ自体が細かくなっているので、そちらの拡大縮小に伴うジャギーの低減はやはりかなわないですね。フィーリングローブは本当、テストに持ってこいな反面、綺麗に見せるのが大変です。そこで真価を発揮するのがSSAAのはずなのですが・・・うう。ぼちぼち探してみますね。しかし、32xSをフルHDで行おうとすると、完全にビデオメモリ不足で・・・。4GB版なりを狙わないと無理そうです(汗笑)。


参考文献など海外にないのかな、と探していましたら一番真っ先に現れてきたのがPSO2だったり(爆)。しかも くそったれが といった隠語もあるみたいで・・・みんな考えていることは一緒なのですね、と(^^; PSO2ほど熱心にAA探求に明け暮れるタイトルなんてないと思いますよ、本当に! 幸せなことなのです('-'*)

お忙しいみたいですから、無理はできませんしね。でも、ぶりちゃんさんからインスピレーションを受けて記事にしていますので、本当に感謝しています。ぜひお師匠さまが値を探し出してくれることを期待していますのです。にはは。

From : らべ | 2012年07月30日 22:21

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