放射性物質について

自分の備忘録をかねてメモしておくのです。


科学雑誌のNewtonさんは実家にいたとき、幼い頃結構読んでいたものですけど、なかなか詳しく書いてありますので、放射線のメカニズムそのものを知りたい場合は読んでみてください。


最近よく耳にするシーベルトの意味はこちらにて。人が体の外から放射線を浴びたり、体の中に放射性物質を取り込んだりした時の被ばくの程度を表す単位を指します。


ミリ、マイクロの単位はそれぞれ10のマイナス3乗、6乗となります。1000マイクロシーベルト=1ミリシーベルト、というわけです。それが体に影響を及ぼし始める値として100ミリシーベルトという基準があります。今回は緊急事態で250ミリシーベルトまで引き上げられてはいるものの、そのままでは危険と感じられる値です。日本原子力学会さんの記事もわかりやすいと思いますのでご参考に。


放射性物質から身を守るためには「現状では花粉症と同じ対応」でかまわないのだそうで、かえって心配しすぎに注意というくらいですから、これらの情報を参考にしてみてください。「病は気から」といいますしね。


名もなき作業員=ネームレス・フクシマと呼ばれる方々が各国から賞賛を浴びているのだそうで、最後の砦となって一生懸命がんばっています。今は東京消防庁の精鋭さんたちも加わり、午前零時半まで放水を続けられているのだそうです。まさに総力戦といえるでしょうね。


早く無事に家族の元へ帰られるように、現場のプロたちは生死の境を綱渡りしながらがんばっているわけですが、ご本尊となる東京電力さんもがんばってはいることでしょうけど、現場統括者さんたちは「福島に希望は」の問いに絶句したのだそうで、一段落した後、どのようになってしまうのか気がかりなところです。


個人的な予想では、もうすべて廃炉にするのではないでしょうか。5、6号機だけ動かすことはできても、1~4が実質使えない状態ではどのようにされるかわからないですしね。5基でがんばるのかは不明ですが、今はいずれにしても制御しなくてはなりません。


最近とれたほうれん草に放射性物質がついている、など怖がられているところもあるみたいですが、こちら北海道のページでも普通に含まれるもの、として記載されてはいますので、先ほどの 過剰に心配しない を心がけて、でも情報だけは注視していくようにすれば、迷うことも少なくなるのではないでしょうか。


2011年03月19日 23:35 | 投稿者:lavendy

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