南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル
「イトカワ」の砂入り？はやぶさカプセル回収　破損なし

昨日のニュースで賑わっていた、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還。それはほぼ奇蹟に近いといわれていて、無事に戻ってこられて何よりなのです。その航行距離は実に60億キロあまり。途方もない距離を旅してきたわけですね。

目的は惑星探査の基礎技術の確立とのことですが、それらはほぼ達成できたみたいで、度重なるトラブルを乗り越えて生還まで果たせたことは感慨深い、と所長さんが話していますね。ここまでくるともはや機械ではなくて生き物なのです。

最後の成果物となるのがこのカプセルの中に入っていると思われる小惑星イトカワで採取した砂。ただ、着陸時に回収装置が正しく動かなかったみたいで、とれているかがわからないみたいで。それでも、こうして遙か長い旅を終えて戻ってくるのはすばらしいですね。最初の写真が美しく見えるのも、その偉業をたたえたものだと感じます。

もう少ししたら七夕ですけど、「・・・宇宙にいってみたい！」なんて短冊をかけてみたいものです。にはは。