Xbox360 春のアップデート (4/7 PM9:50 追記)

今回のアップデートは・・・。


さんしょうはこつぶでもぴりりとからい【山椒は小粒でもぴりりと辛い】
身は小柄でも、鋭い気性やすぐれた才能があって、侮ることができないのにいう。


広辞苑 第六版 (C)2008 株式会社岩波書店



といった内容で、PS3に大きく水をあけられていた「USBストレージクラスのデバイスを保存先として利用する」ことができるようになるアップデートがついに実施されました。


これにより、純正のHDDだけではなく、外部ストレージ(フラッシュメモリやHDD)を保存先として追加することができるようになり、むしろPS3のHDD換装のような難しいことをしなくても、普通に、手軽に取り扱えるようになるというのは大きいです。特に2万円を切っているアーケードモデルの実用性が飛躍的に上がりましたね。純正のHDDはお高いですので・・・@@

ここが新しくこんな項目が・・・あらま


試しに格安の4GB USBフラッシュメモリ(BUFFALO社製)を利用してみましたが・・・なにやら「基準に適合しない」旨は現れたものの、フォーマットは無事に完了。その後デビルメイクライ4の体験版をコピーしてみましたけど、613MBを3分弱程度で完了しました。まずまずのスピードですね。


HDDは試していませんけど、大容量のUSBメモリを利用できるだけでも大きいですね。これで容量不足に悩まされることはなくなるのではないでしょうか('-'*)

お試しなのですどきどき見事に完了


~4/7 PM9:50追記~
100406_7.png昨日検証できなかった「USB-HDDへの利用」ですが、初期化、並びにゲームのインストール、両方ともに確認しました。


初期化後はFAT32形式となり、ディスクの管理を見たところパーティションは特に分けられてはいませんが、最大容量は16GBまでの割り当てとなるみたいです(512MBはシステム領域として使われるため、16.5GBが初期化後の使用領域となります)。


360側での利用部分は完全に隠蔽されており、ユーザーレベルでのコピーなどは行えそうにないような印象です。従いまして、PCを経由したデータの受け渡しなどは不可能なものと考えられます。最大領域を16GBに制限したのも、フラッシュメモリに適した大きさであること、純正HDDの価値を損ねないことなどを考慮したものと思われます。


残りのパーティションは普通にパソコンなりで使用できる領域となっていました。ゲームでの体感差は作品にもよるでしょうが、ランダムアクセスが頻繁に発生するようなゲームではおそらく効果絶大だと思います。


判定基準の詳細はわかりかねますが、フラッシュメモリだけではなくHDDでも基準に適合しない旨の表示が現れましたから、速度面だけではなく、何か別の認定条件などがあるのかもしれませんね。


USB2.0インターフェースの実効速度240Mbps程度(50%)程度を引き出せるフラッシュメモリを装着すると、同じUSBメモリでもローディング周りで影響が出てくるようにも感じられますね。その目安として、Ready-Boost対応あたりが一つの鍵になっていそうです。


(ちなみに、昨日試したデビルメイクライ4の体験版のコピーは、このディスクなら20秒弱程度で終わりました。古めのディスク(東芝 MK1032GAX(IDE接続)ですが、まずまずのスピードかな・・・と。SATA2規格のものであればもう少し速くなりそうです。))


USBストレージ対応のXbox 360本体アップデートが本日リリース


2010年04月06日 20:39 | 投稿者:lavendy

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