七つの海

最近スクラッチを引けていない理由は・・・う～ん、あまり琴線に触れる衣装がないから、でしょうか。単独で見た場合、いいなあと思うものはあるのですが、引いてまでほしい、というほどでもなかったりで・・・ご無沙汰しているのです。ただ、月末に進撃の巨人さんのコラボが来るということで、ここでは回したいなと思います。

今年に入ってから最初に実装されたのが、振り袖の衣装。その名もまんまの「ミヤビフリソデ」（雅振袖）。最初見たとき「着物がちゃんと再現されていますね」・・・という言葉も出たのですが、何よりも「振り袖をまとったまま、戦えるの・・・？！」と。

酒井さんが最初「世界観がぶれないようにするため、当面コラボはやりません」といっていたのも記憶に新しいものです。1年しないうちに出してきちゃったわけですが(汗笑)。大好きなミクさんだったので、特に問題なしでしたけど・・・（一応SF寄りにはなっているのかな、って）。

しかし、和装・・・そして着物関係はカナギマイヒメやハフリマイヒメなどの半和風といったものからスタートし、いろいろ実装されましたよね。ロマンバカマあたりはお気に入りなのですが、和服とSFは・・・ちょっと・・・、といった感じです(￣▽￣;)

なのでどうしてもそれだけのために回す・・・という気にはなれず。回す前から不具合も告知されて、萎えたものです。時期遅れになってしまった感もありますけど、お値段も手頃になっていたので軽く紹介する意味で手にしました。うん、花柄のデザインや生地の質感、作り込みはなかなかのものです。

ただし靴の高さが6cmとやや高めの部類であること、着物自体がかなり大きく見える感じなので、主張がちょっと強い着物なのかなと感じました。カラーリングによっては印象も変わるものと思われ、赤色はかなり派手な印象でしたね。

ハッピーニューイヤーパーティーでのスクラッチ品となりました。

もう一つが先日実装されたばかりの、カグヤヒラリ。カラーリングは6色から選べるようになっており、今回は黒色を手にしました。出典はファンタシースターポータブル2 インフィニティのもので、PSUにも逆輸入されました。

ピクシブ百科事典には「その複雑なディテールから絵師泣かせな衣装の一つ」とあるように、ミヤビフリソデがかわいく見えるほど、細密な文様が施されています。そのディティールを余すことなくPSO2では描ききっており、ふさわしいリファインとなった感があります。

コメントもPSU時代から思っていたのですが、「妖艶な魅力」とはちょっと異なるような気もするのですが・・・はて。スカート風にまくり上げているのは確かにあるかもしれませんけど・・・。独特の解説が多いような気はしますね。ニューデイズが古（いにしえ）に置き換えられているのも何ともかんとも。

いい衣装だとは思うのですが、らべとしては「う～ん・・・、でもPSUのが秀逸だったのでは？～？」と感じるのです。今回のカラーリングは、どうにも唐衣（からぎぬ）？　表着（うえのきぬ）かはわからないのですが、その「黒色になっている部分のみがカラーリング変更可」という仕様になっているみたいなのですよね。

ショップにはほかのカラーリングが売りに出されていましたけど、何となく微妙な感じがぬぐえないのは私だけでしょうか。今作から入られた方には特に問題は起こらないと思いますけど、PSU側でのカラーバリエーションは見事なもので、いろいろな表情を楽しめたものです。なぜ、それが再現できなかったのでしょう。

・・・あるいは、いつものように「後ろに漢字一文字をつけた派生バリエーションを、いつぞやかの時期に実装する」フラグなのかな、とか思ったり思わなかったり。本当、それだけはご勘弁願いたいところなのですけどね(@_@)

せっかくPSO2クオリティーになって喜んだのもつかの間、どうにも色彩1つの派生版においても、いろいろと考えさせられることになるというのは・・・何ともやるせない気分になるのでした。惜しいなあ・・・って感じてしまうのです。

こちらは現在配信中のオリエンタルスタイルエキスポからの紹介となります。靴の高さは5cmのようでした。

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/