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2014年11月26日

PSO2におけるDSRの扱いと注意点(疑似4K/8K映像)

「パソコン上級者」を自認する方だけどうぞ。
それ以外の方は「プロファイル、おすすめですよ」。


DSR - Technology

GeForceカードをお使いの方にとっては、本サイトで「アンチエイリアシング」を知ったという方もいらっしゃるかもしれませんけど、見栄えを劇的に変えてくれるその技法に、新たなバリエーションがここ最近、加わりました。何度か言葉は記していますが、「DSR」なるものです。

DSR・・・Dynamic Super Resolutionなるこの言葉、詳細についてはこちらの4Gamerさんのサイトが詳しいと思いますので、必要な方はご覧になってください。本ページはあくまで使い方について取り上げておきます。

本当なら見栄えの比較などもやりたいところではあるのですが、この技術の難点は「今お持ちのディスプレイ以上の解像度を演算する」仕組みとなることから、「すでに4Kモニターなり、対応テレビ、ディスプレイを所有している人には『最大でその4倍となる8K相当の演算』をさせられる技術」ともなるため、検証がかなわなくなってしまった・・・ことがあります(@_@)

それに、PSO2程度の3D表現に4Kは過剰すぎますからね・・・。私としてはWQHD表示=2560*1440前後で十分かなとは感じます。


以前の4K関連の記事(GTX 980 vs 690)にも記したわけですが、「4Kもあれば、PSO2における表示周り・・・画質関連は十分満足できるレベルになるはず」としていますので、比較についてはいずれ取り上げられたらいいのかなあ・・・なんて思うところはありますけど、当面はなしということで。

しようと思うと、グラフィックスカードを買い換えないと間に合わないのでした。それに、買い換えたとしても今度は「PSO2クライアントの不完全さ」から、「正しく撮影できるのか」までは知るよしもありませんので。

現に、最後あたりにまとめますけど「6Kあたりからは撮影が無理、戦闘になるとほぼ強制終了」となることから、クライアントが表示量についてこられない感じを受けますからね。

「Dynamic Super Resolution」を試す。「ディスプレイ解像度を超えた精細感をゲームにもたらす」という新機能は使えるのか

「GeForce GTX 980」のSLI動作を3-wayと2-wayで試す。これは確かに「4K解像度用」だ


DSRはドライバーバージョン・344.48 WHQLにてサポートされたものとなっていますので、いつぞやかに記していた「濃い影が~」という方は、使えないものになってしまいます。というよりも、今後出てくるカードは当たり前ともいえるわけですけどね。

本サイトとしてもずっと昔話をし続ける・・・というわけには参りませんので、新しいもの、技術などについては適宜取り上げていきたいなと考えています。本記事は以前取り上げた記事の完全版となるものです。

この技術はざっくりいってしまえば「Combinedプロファイルを、新たな形でNVIDIAさんがまとめ直した」といったもので、「ゲーム画面の縦横を指定した大きさで拡大演算し、それを手持ちのディスプレイサイズまで下げて圧縮/縮小表示」します。この技法のことを「ダウンサンプリング」と呼んでいます。


Combinedプロファイルはそのアンチエイリアシング技法として「SSAA(SuperSampling AntiAliasing)」なるものをベースに使っており、「縦横を2×2/3×3/4×4(変則的なものとして2×1/1×2もあり)まで引き延ばして大きく計算し、その大きなものを元あったサイズまで縮小して表示する」ようになっています。

このように計算すると元々の映像よりも、拡大演算したときに復元されたギザギザの部分(ジャギーと呼んでいます)が低減されることから、アンチエイリアシングの一つの形として古くから使われてはいました。

・・・ですが、解像度が2000年代になってから急速に上がってきており、ハイビジョン(HD)品質にもなると演算量が膨大なものとなるため、これでは性能を維持できない、と。そして代わりとなる技術が次々に考案され・・・

サイトでも見かける「MSAA」やら「FXAA」やら、その他たくさんとなってきます。あまりこの部分を紹介しても脱線しますのでここまでにしておきますが、DSRはそのうちSSAAの新バージョンとお考えいただければと。


つまるところ、ほとんどの方がお持ちのディスプレイはフルハイビジョン(FHD=1920×1080ドット)クラスのものと思われ、それ以上の画面は「表示不可能」となっています。ところが、DSRを使うことで「その限界を打破する」ことができるようになるのです。

そう、本サイトでもアンチエイリアシングのお題の応用編として「カスタム解像度」なるものを取り上げたわけですけど、DSRとはいってしまえば、「カスタム解像度をドライバー側で自動調整する仕組み」と捉えてもらって問題ないと思います。

そしてその調整の仕組みが「最新版」を使うことにより、「精細感を保ちつつ、4K品質に近づけられる」というのが要になっています。最近出てきているキーワード「4K」ですね。


4Kというのも、厳密な意味で見た場合「違うじゃないか」という言葉も出てきそうですけど、このあたりも詳しく解説すると放送業界やら映画産業やら、細かいお話がたくさん出てきますので詳細は割愛します。興味ある方はご自身で調べてみてください。

ここでいう4Kというものは、「解像度 3840×2160ドット」を指し示すものと思ってください。4Kのことを、主にアメリカでは「UHD=Ultra High Definition」と呼んでいます。私もどちらかというとUHDがわかりやすいかなと思うのですが・・・。キーワードとしては4Kが多いため、こちらで記載しますね。

カスタム解像度のお題にも記しましたが、通常「ディスプレイには、用意されている画素以上の画面を表示することはかなわない」ようになっています。しかし、「最終的な、表示をする際の大きさはその画素の上限にしておきつつ、内部の3Dの計算は(基本的に)最大4K品質でやってしまおう」ということを、「ドライバー側で正式にサポートしだした」のがDSRなのです。

難点は、「演算量自体は『4K』をすることと変わりがない」ため、グラフィックスカードの性能を貪欲に要求してきます。それこそ、「常時Combinedプロファイルをかけられている」ような状態にもなってしまいかねませんので、適切な設定が必要となります。


前置きはこんなところで、とりあえず先にDSRの使い方を記しておきますね。前述の通り、対応ドライバーは344.48 WHQL以降となりますので気をつけてください。

ポインターを自動的に規定のボタン上に移動する(U)付随して、前準備としてハードウェアのマウスのプロパティ(設定)にて、「ポインター オプション タブ>動作 項目内『ポインターを自動的に規定のボタン上に移動する(U)』」のチェックが外れているかをあらかじめ、確認しましょう。

入れてしまうと、DSRのメニューを開いても空欄になってしまう・・・メニューが現れないじゃない! という、バグと呼べるような状態になってしまっていますので。この項目のチェックを外せば、きっと下のような画面が現れるはずです。困っている方は参考にしてみてください。

DSRの各種対応状況についてはこちらのページが役に立つでしょう。SLIなりG-SYNC対応モニターなりへの対応は、まだ見送り・・・といったところもありますので。

NVIDIA Dynamic Super Resolution (DSR) Support Reference Chart

DSR - コントロールパネルDSR - Factors/解像度の選択DSR - Smoothness/滑らかさ

DSRのパラメーターはNVIDIA Inspector上には用意されておらず、NVIDIA コントロール パネル内からでしか設定が行えません。コントロールパネルはデスクトップの何もないところで右クリックをして、現れるコンテキストメニューにあるはずです。

コントロールパネルを開いた中の「解像度の変更」から設定を行えるようになるのですが、その前に上にある「3D設定>3D設定の管理」にて、グローバル設定の上から2番目に「DSR - Factors/解像度の選択」「DSR - Smoothness/滑らかさ」の2つが用意されているはずです。

上記画像を参考にし、必要な項目にチェックを入れて、右下の適用ボタンを押せば準備完了です。一瞬だけ画面が明滅すると思いますけど、お気になさらず。


摩訶不思議に思われる部分は「DSR - Factors/解像度の選択」だと思いますけど、チェックボックスにいろんな「倍率」が用意されているはずです。ただ、この倍率というのはあくまで「面積換算での倍率」となっていますので、たとえば 1.20 とあるところは「縦横ともに1.2の平方根(の長さ)」が、実際の縦横の長さになります。

う~ん・・・わけわからん!という方は、その解像度の変更の中の項目をご覧になるといいでしょう。大半のパソコン向けモニターの場合は「Dynamic Super Resolution」なる項目が増えているはずです。要は「その中に増えた解像度が(あなたの環境下において)新たに設定された『仮想の解像度』」となるわけです。

その高い仮想の解像度を、モニターの中に圧縮して表示できるようにしているわけですね。

勘の鋭い方は、お気づきでしょう。そう、私が取り上げていたカスタム解像度は、この作業を手動でやっていた、というコトにほかならないのです。なのでコメントで「そんなことしてモニターに負担は掛からないのか」といった言葉もありましたけど、「気にするほどではない」ということも、これで裏付けられたのではないでしょうか。

DSR/PC実際、私の環境下ではこのような画像として表示されています。みなさんとはおそらく異なった表示になっていると思いますが、こう、注釈があるのです。


[i(information):To enable custom resolutions, turn off Dynamic Super Resolution factors from Manage 3D settings page.]

(カスタム解像度を有効にするためには、3D設定の管理のページからDSR機能を解除してください)


・・・ね。厳密には異なりますけど、これでDSRがSSAAの派生品の一つ、といった意味合いの品であることも頷けるでしょう。

それで、そのDynamic Super Resolutionの中にある解像度一覧が、あなたの環境下で新たに使える解像度、となりますので、後はその値をuser.pso2ファイルの中に書き込んでしまえばいいのです。詳細は「カスタム解像度」のお題にまとめていますので、参考にしてみてください。

一応私なりに、その平方根を出した一覧を以下にあげておきます。この値が、あなたの環境下のDynamic Super Resolutionの一覧にぴったり入っていれば、ビンゴとなるわけですけどね。

計算式はWindows付属の電卓で「ターゲット倍率の平方根×基準解像度」としているため、若干の誤差は出てくると思います。あらかじめ、ご了承くださいね。


_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

1920*1080px(FHD/2K)

1.20 2103.254*1183.080≒2103*1183
1.50 2351.510*1322.724≒2352*1323
1.78 2561.599*1440.899≒2562*1441
2.00 2715.290*1527.350≒2715*1527(4Gamerさんにて確認済)
2.25 2880.000*1620.000
3.00 3325.537*1870.614≒3326*1871
4.00 3840.000*2160.000


2560*1440px(WQHD)

1.20 2804.339*1577.440≒2804*1577
1.50 3135.346*1763.632≒3135*1764
1.78 3415.466*1440.899≒3415*1441
2.00 3620.386*2036.467≒3620*2036
2.25 3840.000*2160.000
3.00 4434.050*2494.153≒4434*2494
4.00 5120.000*2880.000


3840*2160px(UHD/4K)

1.20 4206.509*2366.161≒4207*2366
1.50 4703.020*2645.448≒4703*2645
1.78 5123.199*2881.799≒5123*2882
2.00 5430.580*3054.701≒5431*3055
2.25 5760.000*3240.000
3.00 6651.075*3741.229≒6651*3741
4.00 7680.000*4320.000

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


注意点としては、前回水渚さんがコメントしてくださっていますけど、PSO2の描画エンジンの兼ね合い上、「奇数は切り上げられる(四捨五入される)」仕組みのようですので、実際には 奇数+1の偶数値 が描画解像度になっているということを留意していただきたいです。

上記でいえば、たとえば1920*1080のモニターを利用されている方で、「2.00」倍を選択する際、縦横の解像度の値は「2715*1527」が「2716*1528」になるということです。

また、「user.pso2に書く値は、Dynamic Super Resolutionの項目内に表示されている値で記述すること」、です。お気をつけください。


ただ、本当に四捨五入なのか?といった細かい部分については私では知るよしもありませんので、実際の挙動はご自身で調べてみてくださいね。私の環境下では、切り上げでの偶数値になりましたけど・・・。

こちらはレグザ・58Z9Xなる4K対応テレビを持っていますので、下側(3840*2160の欄ですね)のような解像度一覧が現れればいいのかな・・・と思いますけど、先ほどの画像をご覧になって、気になった部分があるはずです。そう、「Dynamic Super Resolution」の項目自体が「ない」のです。

その代償として、「PC」の欄に、すべてごちゃ混ぜに入っているのですよね。


このことが意味するものとしては、おそらくGeForceドライバーでは、本モニターの詳細まで(EDID・・・Extended Display Identification Dataなるものですが)情報を読み切れていない、ということになるのかなと。そしてさらには「3840*2160」のモニターとしてではなく、「4096*2160」のモニターとして検出されている、ということも。

んん?? 3840*2160じゃなくて、4096*2160? となった方も、鋭いですね。にはは。

これは「アメリカの大手映画制作会社が加盟する団体であるDigital Cinema Initiatives(英語版)が定めた、動画の解像度。いわゆる「4Kデジタルシネマ」「映画の4K解像度」である。」のでした。(Wikipediaより)

別途「4K解像度」のページもあげておきますので参考にしていただければと思いますが、そちらで目の当たりにするのが「DCI 4K」「4K UHDTV」なる規格。それが先ほど話していた「4Kにも解釈の仕方が異なってくる場合がある」としている部分です。これ以上は触れませんので、興味のある方はこれを機会に勉強するといいのかもしれません。

なお、Smoothnessと書かれたなめらかさのパラメーターは、4Gamerさんにまとめられていますけど、「あまりいじる必要はない」、とされているみたいです。このことは、Combinedプロファイルにおける「LOD bias」と同じようなことをする仕組みだとお考えいただければ。なので昔からプロファイルを使ってきている人にとっては、二重に納得できる部分となることでしょう。


それましたが、4K(対応)テレビなどをディスプレイに使う際はこのような現象(バグともいえるようなものかもしれませんけど)も目の当たりにするため、「一般的になりつつはあるけれど、PC(や、この分野ではディスプレイも)に対する知識が広範に要求される」のも難しい部分となるのでした。

そういった部分の敷居をできるだけ下げて差し上げられるかな、と動いているのがらべだということで、察していただけると幸いです。


∮ ∮ ∮

そんなこんなで、DSRを有効にし、user.pso2を書き換え(書き換えないままする際は、DSRの解像度を適用した後、「仮想フルスクリーンモード」で実行すれば問題ないはずです)、起動・・・! すると、きっと今までとは違う画面が現れるはずです。それこそが DSR での映像表示になります。

具体的にはCombinedプロファイルよりもすっきりとして見えるのかな、とは思いますけど、逆に用意したプロファイルに見慣れた方にとっては「かえってちらついて見えるかも」となってしまうかもしれません。

このあたりはいわゆる「見え方」の細かい部分となり、後はどちらがお好みでしょうか、といった部分になります。私としてはDSRが使えたらそれに越したことはないのかな、とは思うものの、

すでに4Kディスプレイを持っていると、DSRがどうたらこうたらなんてどうでもよくなってしまうのですよね(汗笑)。というのも、DSRがターゲットにしているのはあくまでも「既存のディスプレイ、すなわちハイビジョンクラスのもの」ですので。

この4KディスプレイでDSRを・・・というのはクレイジーとしかいえないでしょう。そう、そこまで必要ですか?と(@_@) 8K解像度がターゲットになるには、まだまだ時間が掛かることでしょうね。4Kですら四苦八苦ですから・・・。

例としては、こちらのページなどが参考になるでしょうか。

4K映像、具体的に編集どうする? 4K/60pや8Kは? InterBEEでわかったこと


ただ、4Gamerさんと同じように「ユーザーインターフェイス(UI、HUDとも)」が指定した解像度によっては非常に小さくなってしまいますので、ご自身で許容できる範囲内のものを選びましょう。フルHDモニターでもしも4.00=4K解像度を選ぶと、面積がそのまま1/4となるため、相当小さく見えるはずです。

らべの場合は・・・「基準がすでに4K」のため、「4K解像度の縦横2倍・・・8K!」になってしまうのでした(@_@) ふむぅ・・・。解像度があまりにも高すぎるため、GTX 690では表示しきれませんでした。ビデオメモリが最低でも3GB以上は必要でしょうね。

実際問題として、PSO2クライアントの・・・おそらく仕様上の問題だと思いますけど、解像度的に6Kあたりで限界に達しているような感じがします。それ以上はたとえ本体の撮影機能であれ、外部の録画ソフトであれ、キャプチャーができない感じです。

カシャっと音はなるものの・・・実際にフォルダーを見ると・・・ない、となるのです。


このあたりはアンチエイリアシングのお題、そして16xSのCombinedプロファイルで散々いってきていますから、もういわないということで(汗笑)。「2D表示の仕方に、おそらくイレギュラーが潜んでいる」ようなプログラムと考えられるため、抜本的な対策は「ない」といってしまってもいいでしょう。

そう、それこそ「クライアントを新規に作り直す方が早いでしょう」、と。なので、今後の10年といわれていますけど、残念ながら4Kオーバーへの対処については「酒井さんたちが、その決断を下さない限り、ない」といってしまってもいいでしょう。

(ちゃんと作られているソフトであれば、ちゃんとメニューから選べるわけですけどね>4GamerさんのFF14などがいい例ですよね。8Kもちゃんと撮影できていますし・・・)

こちらをご覧になればいわんとしていることもわかるのでは。ユーザーインターフェイス、これでもメニューで1.5倍にしていますが・・・。何が何だか、ですよね(汗笑)。カットインもしかりなのです。上の注意書きなど、もはや豆粒がもじゃもじゃ・・・と。視力検査を突きつけられているようで、つらいのです_〆(. .* (しかもずっと消えない・・・)

8K表示のPSO2 トンネル8K表示のPSO2 媛さん

一応、4096*2160の4倍解像度となる「8192*4320=8K」での起動を、ロビー表示まではなんとかできましたので・・・。スマホのカメラで撮ったものでも載せてみますけど・・・ご覧のような感じです。結論を言えば「これで、もう、本当の意味でSSAA系のアンチエイリアシングは不要でしょうね」、と。

それほどまでに、8K解像度の情報量はすさまじいものがあり、圧倒的とさえいえました。4Kでもすでに十分な感があるのですが、8Kでは「ちらつきが『ほぼ皆無』」なのですよね、AAも何もなしで。しかも「58インチのテレビ」でこれですから。これより小さいモニターだと視認するのが難しいのではないでしょうか。

8K表示のPSO2 媛さん アップ8Kの媛さんはこんな感じで・・・。10cm程度まで近づいての撮影ですが、モニターのモアレが発生するくらいで。重ねて記しますけど、どれだけ近寄っても「アンチエイリアシングなしで、ジャギーが見えない」のです。とってもすごいことですよ、これは('-'*)

NHKさんなりが最後のターゲットとして見据えている理由(この上で色深度12bit、フレームレート120fpsを想定しているらしいので・・・鬼かと(@_@))も、おぼろげながらつかめるのでした。

8K UHD(SHV)・・・途方もない映像なのです。


あ、そうそう。「どのくらいを目安にしたらいいの?~?」という問いについては、「WQHD表示=2560*1440ドット前後を検討できたらいいのではないでしょうか」、と答えておきますね。ビデオメモリ(VRAM)の兼ね合いもありますので、目標として「3GB以上」のカードを用意できるといいかな、と。

現状のグラフィックスカードでは、そのあたりが限界だと思います。4K以上は来年以降でるとされる「3Dメモリ(技術名ではTSV(through-silicon via / シリコン貫通電極))」が採用されるあたり(2016年以降といわれてます)が、スィートスポットになるのかなと予見されています。


こうして読んでくると、DSR以前にSSAAやらCombinedプロファイルやらを堪能されている方は、時代の先を行っていたということで(笑)。やっぱり、楽しい技術はこうして広まっていくのですよね、と感じるお題なのでした。


おまけ:4Gamerさんにて、Dellさんから新しいディスプレイがでるとのことです。4K解像度も来年以降、結構普及しちゃうのでは? とらべは思うのでした。

レグザもあっという間にZ10Xになってしまいましたしね(@_@) ただ、変更点はファームウェア更新で済む内容みたいですから(Z8XからZ9Xが部材一新の大ジャンプでしたしね)、Z10X相当のファームウェア更新が来たらうれしいものですが・・・。

昔はそんなこともレコーダーなりに有料でありましたけど、今はさすがにされないのでしょうね。ふむぅ・・・。でも、Z9Xで十分満足なのでした。

4K/60Hz表示対応の23.8インチIPS液晶ディスプレイが税・送料込5万4980円でDellから登場。27インチモデルも同6万9980円

Dell,27インチの“5K”液晶ディスプレイを約20万円で発売。約11万円の“3K”の湾曲液晶搭載モデルも

テレビの本質に直球で。4Kチューナ内蔵「REGZA Z10X」の狙い 「見たいものを見る、テレビを楽しむ」ための音声検索

【西川善司の大画面☆マニア】第194回:将棋の4K放送画質に驚愕! “本物”の4Kテレビ。REGZA「58Z10X」


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http://pso2.jp/

From : lavendy | 23:59

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