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2014年03月16日

NVIDIA Inspector 1.9.7.2 Betaのダウンロード先とアンビエントオクルージョンについて

こちらに概況を記しておきますね。

使い方についてはこちらをどうぞ。


pso2_nvaa.zip(.nip) 最新版。ウイルススキャン済。解凍してご利用ください

NVIDIA Inspector Tool – Latest Version
(画面を上にスクロールさせると、すぐ「Downloads: NVIDIA Inspector Tool – Latest Version」の文字を見かけられるでしょう。そちらをクリックし、デスクトップなどに保存しましょう)

(なお 2014/3/11 時点で、ダウンロードされる最新バージョンは1.972 BETAとなります。数値の違いはあまり気になさらずに)


「いつかはNVIDIA Inspectorの覚え書きでもできたらいいね」とは記していますが、これを詳細に語るとなると1週間程度かかってしまうのでは・・・というほどに、パソコンやグラフィックス周りを全く知らない人にとっては難所となるソフトだと思います。

ですのに、インスペ、ですとか気楽な略語になっているあたり、「ソフトウェアの恐ろしさをわかっていませんね・・・」と感じるところです。恐れを知らないのはいいことだと思いますけど、時代が変わってしまったのかもしれませんね。

Attention:上記使い方こそ、覚書(おぼえがき)ページとなります。ようやく作りましたのです


本ソフトは専門用語だけならまだしも、その用語の背景・・・バックグラウンドストーリーを一つ一つ知っておかないと適切な設定を行えない部分が多く、国内でまとめてあるサイトが皆無に等しいのも、その「圧倒的なまでの物量」を「初見の方でもわかりやすく紹介する」のが難しいからなのでしょう。

海外サイトではいくらかまとめてはありますが、それでも「設定の要となる部分」のみ注力しているといった感じで、全部をマニュアル的に・・・というところは、ほぼないようです。このあたりはいわゆる、パソコンの先達さんたちが「自分で調べなさい」という、暗黙の条件・・・いわば文化みたいなものがあるのでしょう。


私はそのあたりで、いくつか記してきたものはありますけど・・・。NVIDIA Inspectorはみなさんが思っている以上に多機能なソフトになっており、正直この単語で検索されるのがアンチエイリアシング周りばかりになっていて、「本来の意味での検索」をされている方にとって有益な情報源にアクセスできていないのは状況は、何ともかんとも。

それほどまでに、PSO2における需要は相当なものだったのだろうと思っています(キャラクターゲームですし・・・)。

その先駆け・インフルエンサーとして動けたのは自分としてはよかったのかなとは思うものの、公式サイト・サポーターズリンクにも登録していない、陰の存在みたいなところなので。そっとしておいてほしいという気持ちもなくはないのでした。いつものように苦言が記されますからね。


いずれにしましても、この現状を打破するには自ら動くしかないなと考えていますので、いつの日か記したいと思います。ただ、「知って、設定変更ができるようになった」としても、「プロファイルから大きく変えられる部分があるか」は神のみぞ知る世界です。それほどまでに、自分なりにはこだわってまとめていますので。

それでも「自分で設定してみたいんだ」という方のためにも、いつか記します。少々お時間をいただければ・・・。


さておき、そう。昨日流離のアークスさんやぶりちゃんさんの書き込みがあったプロファイルのお題ですけど、その大本となるNVIDIA Inspectorの作者・Orbmu2kさんのサイトが、どうやらサイト構成を若干変えていたようです。最近ご無沙汰していたものなので、チェックを怠ってしまい申し訳ございませんでした。

今回の件は大切な部分となりますので、過去記事4件においてリンク先は修正しました。そちらで問題は起こらないものと思います。簡単にアクセスができるようにしておきました。

(どうにも、Not Foundの404エラーが起こった後の遷移の仕方によって、問題が起きるようですので。直接、該当ページにアクセスできるようにしました。さすがに本体ファイルへのリンクはありえませんので。「blog」のサブドメインを解除されたようですが、詳細は不明・・・。

アンチエイリアシングのお題の発表直後は、あちら側も気になったのか、本サイトに作者さんとおぼしきアクセスは何度かあったみたいですけどね。その対策がされたのかはいざ知らず、まさかこのようなことになるとは・・・)


「過去記事?」・・・そう・今回記しておきたいのはその部分です。


私は過去のアンチエイリアシングのお題には、冒頭に「最新版はこちらへどうぞ」と記しているはずです。ですが、実際には大きな転機となった2012年12月分のお題が参照されるようで。それは・・・、その話題に関して、大手ブロガーさんたちが取り上げられたため。

そのこと自体は何も言いませんが(実際、快諾できたものもあるわけですし)、問題なのは「自分の言葉で語っていない」ところが焦点なのでしょう。言葉悪くいってしまえば「私の解説ページを、そのままコピペしているだけ」の内容ですから。


該当する行為を非難するわけではありません。最近のインターネットは「まとめサイト」なるものがはやっているそうで、要点だけを拾い読みできるところが人気を博するそうですからね。成る程、私のサイトは無駄が多いから、それを端的に読めるところがウケるのでしょう。

事実、Googleさんで「NVIDIA Inspector」と検索してみるといいでしょう。本サイトよりも上に来るものがいくつかあるはずですが、決まってリンクされているのは・・・そう、私の記事になっているから。要は、そういうことです。


「コピペを私は推奨しているわけではありませんよ」


・・・と。


心ないところには「責任転嫁先」ですとか「詳しいことは・・・(ry」など、逃げ道をこちらに貼っているわけです。そうでありながらも、設定手順の部分だけあたかも自分で記したかのように、都合よく取り上げて記事にするというのはいかがなものでしょうね。


「記事にするということは、自分でその記載した部分に責任を持つ」


ことに、ほかならないわけですから。自信がないのでしたら最初からそのように記すのではなく、「このページの、ここを参照しました」と、それだけ記せば問題ないと思われますけど・・・はて。


あるいは、こっそり使えばいいのですよ。何も記さなければ。
誰も気づかなければ、それでよいのではないでしょうか。

自分さえ知っていれば、それでいいわけなのですから。


以前にも、ヅネさんが細かくまとめた1枚の画像について言及しましたけど、みなさんご立派な大人の方ですから、小さいことに関しては言葉を発さないという寛大な部分があります。

だからこそ、利用者さんは「どこかで拾った」ですとか「どこかで聞いた」といった、曖昧な情報はできるだけ控える方が、身のためだと思いますけどね。

ゆえ、「ここはどうしてこうなるの?」と、細かい部分の指摘が入ると・・・理屈を知っていないので、明確に答えられない、と。それでは情報発信の力の意味が、薄れてしまってはいませんでしょうか。


でしたら、「らべってサイトのところにいろいろあるけど、長すぎるからこことここだけ読めばいいんじゃないのかな」程度に、さらっと紹介してくださる方が、こちらとしてはありがたいのです。

私は、文才があるわけではありませんので。
下手だからこそ、長文になってしまいやすいのです。

その代わり、読者さんにはできるだけ『記載時点での正確な情報はお届けできるように、いろいろと手を尽くしている』ことを実践してはいますので。それだけは、忘れてほしくはないものです。


今月に入って別の方からいただいた情報ですが、「アンビエントオクルージョンにおいて、画面上には効果が現れていても、クライアントに備わっている撮影機能では反映されていない」問題があるようです。

こちらについては先日、カスタムアンチエイリアシングプロファイルのテキストファイルにて、「影に関する注意事項」に追記しましたけど、私の確認不足がいくつかあった部分につきまして、ここでお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

私はだいたいの場合、クライアント標準の撮影機能は「撮影されて保存されるまでにタイムラグがありすぎる」ため(端的に申し上げますと 処理が遅すぎる のです)、「外部の撮影ソフト=キャプチャーソフト」を用いて静止画なり、動画なり収めているのはご存じかと思います。何度か、Dxtoryというソフトを名前のみではありますが、紹介しているはずです。


こちらは以前の注意事項にも記してありますが、免責として「現状動作確認を取っているクライアントバージョン」ならびに「ドライバーバージョン」を記しています。ただし、それはあくまでも「私にて設定している値のみ」です。

以前にまとめた記事のように、NVIDIAさんのドライバー更新1回ごとであったり、隔週にアップデートされるPSO2クライアント1回ごと、全てのパラメーターで動作確認をすることは非現実的です。それは、あのお題の中でも「これだけ準備するのに1週間あまり要しました」と記したはずです。

私に時間が有り余っていて、それが仕事とでも呼べるような状態であれば、そこまでするかもしれませんけど。現実にはそういくわけではありませんから・・・。ですので、動作確認をしているのは「プロファイルに収められているデータのみ」である点は、ここでぜひご承知おきくださいね。


では、アンビエントオクルージョンを適用したイメージを、スクリーンショットにまで反映できる状態は、どのようになっているのでしょうか? という疑問に突き当たるでしょうが、そちらについても加筆してありますので、必要な方は上記リンクからダウンロードし直して、ご一読ください。

結論としては「NVIDIAさんのドライバー依存」となるため、数値を挙げれば「331.60 WHQL以前」となります。一部人気の「めちゃくちゃ濃い影」においては、320.49 WHQL・・・ただし一部問題点があるため、鉄板といわれる安定版は314.22 WHQLとなります。髪に入る線の症状はPSO2クライアントの不都合です。

イメージとしてはこんな感じの写真となるのですが・・・


言葉が悪いようですけど、私からいわせてもらいますと

「なに、この幽霊さんみたいな不気味な影は・・・
 ・・・まるで首が・・・見えませんよ・・・」


・・・首が・・・見えませんよ・・・・・・首が・・・見えませんよ・・・・・・首が・・・見えませんよ・・・

・・・と。


このことを『価値観の違い』、とよく言います。
議論すること自体が、不毛なわけなのです。

ですので、「濃い影が~」と話される方は、まずはご自身で「どのパラメーターが有効なのか」を探す労力を惜しまず、がんばって調べてみてはいかがでしょうか?

そしてそれを「毎回のNVIDIA ドライバー更新に合わせて」、「PSO2クライアントのアップデートごと」に、「全AOプロファイルの適用状況を検証した結果」を「クライアントソフト標準の撮影機能」「各種代表的なキャプチャーソフトでの写り具合」なり、まとめ上げて公開すれば、それこそ神様扱いにされるのではないでしょうか。

ドライバーバージョンによっては利用可能/不可能なカードは分かれますし、各種ソフトウェアとの全ての組み合わせを勘案すると、1回でおよそ数百通りの検証が必要となるはずです。が・・・

・・・情熱があれば、可能ですよね・・・?


∮ ∮ ∮

・・・厳しい言葉がいくつか並んだようですけど、パソコンのソフトウェアってそれほどに大変なものなのです。ゆえ、PSO2開発/運営チームさんも大変でしょうね、ということはいつも察しています。その中で何とか楽しませようと更新をがんばって続けておられるわけで、その部分には頭が上がりません。さすがです。

同時に、彼らはもちろん「この道で食べていく、プロフェッショナル」なわけですから、一切の妥協は許されないはずです。常にベストを尽くし、クオリティーを維持し、PSO2という世界を昇華させていく必要があるでしょう。


私の場合は大きく異なるのがその点で、「あくまでも一個人で楽しんでいる部分」を、「この方面で楽しんでみたい、という人たちの力になれたら」という思いで、こうして細々と、更新しているわけです。

先日コメントがありました、ぶりちゃんさん。まさにこの方が「PSUでの画質面で、革命をもたらした人」として尊敬しており、PSO2でも期待していたのですが・・・いろいろと、身辺周りで大変なことになっていってしまっていたようですから、私なりに、培ってきたことを、公開できたらいいかな、と。


常に敬意を払いながら、そして恥じないようにと更新してきているわけです。一部の方はハイエンドカードを使っておきながら60fps制限とはばかげたことを、と話されているようですが、それも価値観の違いによるものです。

キャラクターゲームでキャラがきれいに見えないというのは本末転倒だと、私は考えています。その部分にメスを入れるのが、この手のお題だということを、見失ってはならないでしょう。

実際、常時120~144fpsなどについては、私の環境で出せてしまいます。PSO2内の設定程度であれば、ですが。それこそ「わざわざPSO2程度の映像表現に、単体10万円以上のグラフィックスカードを使う必要はない」わけで。

何より、垂直同期をOnにしているのは「テアリングを回避をすることはもちろんのこと、『αテスト時にグラフィックスカードを焼損する事故が起きた』ため、そのようなことが絶対にあってはならない」ことからオンにしている、のが大きな理由です。

それましたが、「いくらでも貪欲にパワーを要求されるのが、アンチエイリアシングの奥深さ」でもあるわけです。そこに画期的な新技術(FXAAやTXAA、MLAAやSMAAなり)をいろいろと組み込んで、画面全体の見た目の品質を引き上げる・・・。


そして、それは感動を呼び覚ますことにもつながってくる。
いわば「テクノロジ-=技術の探求」なのです。

その楽しさを、ゲームを通じて知ってもらえたらいいですね・・・と、記しているのが私であるということを、このページをご覧になった方でしたら、覚えておいていただけたらなと。ぶりちゃんさんとも、その面でお話しあったこともありますから・・・。


・・・

『賢者は沈黙を尊ぶ』


・・・といわれています。きっと、私以上にNVIDIA Inspectorの使い方なり、設定方法なり、ご存じの方はたくさんいらっしゃるでしょう。そして、解説できる方もおられるはずです。しかし、「誰一人として動かない」わけです。

その理由を考えてみれば・・・私がこうして更新していることの意味も、おぼろげながら見つかるのではないでしょうか。


では、最後に記しておきますね。


「私のページのコピペをすることについて是非は問いませんが、記した以上は『その内容を全て把握し、熟知していることを前提に』、取り上げてください。できない際は紹介のみにとどめるのが無難でしょう。質問されたときのことを、常に考えてください」

「アンビエントオクルージョンを含めたカスタムアンチエイリアシングプロファイルにおいては、『同梱している値のみの検証』としていますので、それ以外の値の可否については利用者さんにお任せいたします」

(それこそ、影を濃くすることが好きなお方でしたら、ドライバーバージョンごとに全部の値を検証し、公表されてみてはいかがでしょうか。値によってはアンチエイリアシングの掛かり具合、見た目も変わるので大変ですが。

>私は制作者の意図しない技法について、細かく探求する意思はありません)


314.22 WHQLなお、撮影している画像は注意事項の中にもある「314.22 WHQL」ドライバー、噂に名高い「Mirror's Edge」のパラメーターです。が、現状の新しいプロファイル群ではかえってエイリアスが目立つ結果となり、推奨はいたしません。入れ替えの際に画面が真っ暗になる不具合もおきてしまいましたしね・・・。

そもそも、アンチエイリアシングのお題で必ず冒頭に「最新版はこちらです」と記しているにもかかわらず、過去記事を参照されているあたりで・・・しれているというものです。

濃い影をもたらす314.22 WHQLドライバーはおろか、331.82 WHQLドライバー以前は同社が認める「深刻な問題点」が見つかっているバージョンのため、


パソコンの世界では(何でもかんでも最新がいいというわけでは決してありませんが)「最新動向に常に注意を払う」姿勢が必要であることを、忘れてはならないでしょう。そしてもしもご自身で新しいパソコンなどに乗り換えた際、その濃い影に出会えなくなる可能性が高くなると思います。

余計なお節介ですみませんが、「濃いものに見慣れ続けてしまっていたら、それがなくなったとき、どのように感じられるのでしょうね」とだけ、付け添えておきますね。


今後は今回のような致命的な問題に遭遇した場合を除き、最新版以外の記事の更新はいたしませんので、ご注意ください。

私も万能ではないことくらい、察してくださいね。


以上です。


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(3/17 13:11 追記分)

補足を載せましたので、興味ある方はご覧ください。

From : lavendy | 16:30