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2014年11月19日

GeForce 344.75 WHQL Driverの動作確認とMFAAサポートについて

本当に毎週更新中なのです_〆(. .*


Far Cry 4 GeForce Game Ready Driver Now Available

344.75 WHQLNVIDIA社・GeForce向けの公式版ドライバーが更新されました。今回は「Far Cry 4」なるゲームに対応しましたよ、と上記ページに書かれています。同タイトルを主に遊ばれる方が、更新できるといいでしょうね。こちらに解説ページが用意されていますよ。

Far Cry 4 Graphics, Performance & Tweaking Guide


WHQLの文字の意味は「Windows Hardware Quality Labs」の略で、Windows製造元のMicrosoft社の審査を通過した「おおむね問題の見受けられないドライバー」。そのため、基本的には「安心して入れられるもの」とされています。

本ドライバーを確かめてみましたところ、らべの環境下では「PSO2において安定動作を確認済み」のドライバーとしておきますね。


こうしてドライバー更新の記事をPSO2では続けてきていますけど、春のカスタムアンチエイリアシングのお題から半年経過した今でも、パラメーター(特にアンチエイリアシング・ビット)の変更を伴ってはいませんので、PSO2クライアントも大幅な変更はないものとみなしています。

ゆえ、今後は私が使っているadvanced_lightプロファイルでの検証のみに絞りますので、あらかじめご了承くださいね。もちろん、重大な変更が認められるときにはその都度記載はしますので、ご安心ください。


Far Cry 4以外の対応タイトルの一例として「Dragon Age: Inquisition, The Crew, and World of Warcraft: Warlords of Draenor」など、そして新機能の目玉としては、いよいよMaxwell 2.0搭載チップのGTX 980/970において、

Multi-Frame Sampled Anti-Aliasing (MFAA) Maxwell Architecture technology, improving the quality of anti-aliasing in compatible games whilst simultaneously reducing the performance impact.」

MFAAなるものが解禁されるようです。ただ、基本は対応タイトルに限定されているようで、下に10数タイトルが挙げられているようです。確認してみるといいでしょう。

下のムービーはNVIDIA日本法人さんが、字幕付きで再作成されたものです。下にある「字幕」ボタンを押すことで、日本語表記されるようになっています。理解の手助けとなることでしょう。

4k_maxwell.nip私にて定義しているプロファイルでは、中身を読まれた方なら把握されていると思いますけど、裏面ことhigh_qualityフォルダ内の「4k_maxwell」プロファイルにて、すでにMFAAは設定済みとなっています。こちらの画像がそれに当たります。

今はカードを持っていないため子細わかりかねますが、MFAAはフレームの前後を参照する仕組みから、フレームの枚数が多ければ多いほど、効果を発揮できるとされています。ゆえ、フレームレート的には60fps以上が望ましいのだとか。お持ちの方は試してみるといいのかもしれません。

一応、アンチエイリアシングに関するお題となるため、私の足りない英語力でくだいた和訳を載せてみましょうか。以下、GeForce.comからの引用です。


『To enable MFAA, open the NVIDIA Control Panel, navigate to 'Manage 3D Settings', change the 'Multi-Frame Sampled AA (MFAA)' option to “On”, and click 'Apply'. Next, in a supported game, simply set the MSAA graphics option to 2x or 4x, and our driver will take care of the rest.』

>MFAAを有効にするためには、まずNVIDIAコントロールパネルを開き、3D設定の管理を開く。そして「Multi-Frame Sampled AA (MFAA)」の項目を「On」とし、右下の「適用」をクリックする。

次に、対応タイトルにおいて、アンチエイリアシングのパラメーターにて「2x MSAA」ないし「4x MSAA」を設定しておけば、後は自動的に適用されるようになっている。


『When enabled, the result will be MFAA anti-aliasing comparable to 4x MSAA when 2x MSAA is selected, and comparable to 8x MSAA when 4x MSAA is selected. Performance, meanwhile, will be 10-30% faster thanks to MFAA's innovative technology:』

>有効にした際は、「2x MSAAにMFAAをかけると、4x MSAA相当に表示される」し、「4x MSAAにMFAAをかけると、8x MSAA相当に表示される」ものとなる。そのときの実効性能は、MFAAを使わないときよりも1~3割程度あげられる=言い換えると、見栄えはそのままに性能(=フレームレート)をあげられる(画期的な)ものだ。


『I'm afraid not, the underlying MFAA technology requires hardware that was invented and integrated into 900 Series GPUs.』

>(コメントの返信:MFAAはGTX 780では使えるようにならないのか?の問いに対し)残念ながらそれはできない。MFAAテクノロジーの基礎として、ハードウェアの仕組みで新規に対応させている部分がある。それは900番台のGTXカードのみだ。


『This initial release supports single-GPU GTX 900-series configurations only.』

>(コメントの返信:MFAAはGTX 980のSLIでは使えるようにならないのか?の問いに対し)現状のドライバーでは、GTX 900シリーズにおいてシングルGPUでの利用にとどまる(SLI対応や対応タイトルの増加は今後していく見込み)。


※意訳すると「MFAAをかけることで一段下の精度のMSAAの負荷で、一段上のMSAAの品質が得られる」、といったところでしょうか。Guru3Dさんでは

4x MSAA≒2x MSAA+MFAA(このことを4x MFAAと呼ぶそうです)
8x MSAA≒4x MSAA+MFAA(同様に、8x MFAAとなるそうで)
16x MSAA≒8xQ MSAA+MFAA(これが、16x MFAA)

・・・とまとめています(実際には16x MSAAは「SLI AA」の中のオプションでしか用意されません>2GPUにおいて、8xQ MSAAの演算結果を「合成する」ことでしか得られない模様)。ただ、PSO2においてSLI AAは「意味ないかも・・・」とまとめさせていただいています。


MFAAを有効にするとおおよそ5~10%ほど負荷は掛かるみたいですが、それで1ランク上のMSAAの精度が得られる、と。注目しておきたい言葉はこのあたりでしょうか。

『2xMSAA is easy to pick out as having the most jaggies still present, but picking a "best" image from the 4xMFAA, 4xMSAA, and 8xMFAA options would be hard.』(Anandtechさんのサイトより)

>2x MSAAは簡単にジャギーを見つけることができるが、それ以上となる4x MFAAや4x MSAA、そして8x MFAAともなるとかなり厳しい(=それだけ見分けるのが難しいくらい綺麗になる、ということ)。

いつも私は「4x MSAA」程度の精度があれば、だいたいの人は満足できるでしょう、と話している結論と同じ結果が出てきていますよね('-'*) プロファイルの基準も、そこに置いているのでした。

NVIDIA 344.75 Drivers - MFAA Arrives for Maxwell

一番わかりやすいのは、おなじみGuru3Dさんかもしれません。こちらもどうぞ。

MFAA Multi-Frame Samples AA Explored - Guide - Introduction


・・・なので、4k_maxwell.nipには、文字通り「4K解像度を前提にしたセッティング」としているため、上記でいう「2x MSAAにMFAA」を組み合わせたプロファイルとなっています。いや、それくらいしか満足に動かせるパラメーターがなかっただけですけどね(@_@)

(というよりも、シングルカードで4Kをフルフレームレートで動かせるだけでもたいしたものですよね)

これだけで4x MSAA相当の品質が得られるというのですから、いい話ですよね。改めて、(MFAAが動くかどうかは別として)お持ちの方は同プロファイルを試してみるといいかもしれません。DSRでの表示にも使えるものと思われますので。今は手元にないため、確かめる術がないのでした。

私のGTX 690では上記回答通り、NVIDIA コントロールパネルがこちらのような表示にはなりませんでした・・・。


森林にて着々と?新技術に対応させてきていて、この手のお話が好きな方にとってはGTX 980/970がほしくなってしまうような紹介の仕方をされていますよね。にはは。

実際に使えばわかるのですが、GTX 980は本当に久々のヒット作といった感じがし、多少処理落ちしてもかまわないのであれば、4K解像度が本当に動かせてしまいますので。さらには4Kテレビと相性のいいHDMI2.0コネクタも標準装備していますから、心強い限りです。

(なんだか噂では、年末にかけて「DisplayPort1.2-HDMI2.0変換コネクタ/ケーブル」がでるそうですので、Radeon使いの方もつなげそうではありますけど・・・。どこまでサポートしているのかは未知数なのでした)

前々から記していますが、こちらではGTX 980カードと東芝レグザ・58Z9Xとの動作確認は取れていますので、安心して4K60p UHD表示を楽しめると思います。お持ちの方はぜひトライしてみてください。世界がまさに変わりますよ('-'*)


∮ ∮ ∮


本ドライバー以外での安定版として、PSO2においては332.21 WHQLないし331.82 WHQLあたりとなるようです。一部の方でカクつき(一瞬画面が止まるような現象、フレームドロップともいいます)がウィンドウモード時にあるようなので、その際はこの2点を頭の片隅にでも入れておくといいかも。

ただし、新機能「DSR (Dynamic Super Resolution)」については344.48 WHQL以降からのサポートとなりますので、あしからず。また、評判の高いGTX 980/970が動作するのもそのドライバーですのでお忘れなく。

(・・・なので、濃い影になれてしまった人たちは、上位カードに乗り換えるかをためらってしまうことでしょうね。画面自体は980/970の4K解像度に及びませんので。ただCombinedプロファイルなりで活用はできると思います)


いつも検索される「不具合」に関する考え方は、前回のお題に記してありますので、参考にしてみてください。結論は「問題が特に起きていないのなら、ドライバーを更新する理由はありませんよ」、と。それでも詳細を知りたい方は、不具合内容を記されているリリースノートをこちらから読むことができます。唯一の参考資料となるでしょう。

以上です。プロファイルは下記からどうぞ('-'*)


pso2_nvaa.zip(.nip) 最新版。ウイルススキャン済。解凍してご利用ください

pso2_nvaa_1409.zip(.nip) 2014年9月時点の前バージョン。ウイルススキャン済。解凍してご利用ください


毎度のお約束ごとですが、ドライバーの導入は「自己責任」でお願いしますね。こうして「安全に動いていますよ」、という記事にはしていますので・・・ご参考までに。

導入後カスタムアンチエイリアシングアンビエントオクルージョンカスタム解像度の設定がすべてクリアされますので、利用者は再設定をお忘れなく。


最新版が必要な方は下記からどうぞ。ドライバーの入れ直し方はこちらを参考に

☆Windows Vista/7/8/8.1 - 32bit版 / 64bit版
★Windows XP(サポート対象外)- 32bit版 / 64bit版

ノートPC向け(XP/Vista向けには提供されません)
☆Windows 7/8/8.1 - 32bit版 / 64bit版


空欄のパラメーターおまけ:また、NVIDIA Inspectorにはご覧のような、「項目名が空欄のパラメーター」も現れるようで、これが何を意味するのかはさっぱりわからないのでした。

おまけの2乗:今日の更新で、アンビエントオクルージョン使用時、髪の毛に線が入るようになってしまいましたねえ・・・(@_@) エフェクト周りなど、描画部分に手を加えられているようですが(オプションの最大表示数も、上限が50となりましたね>今までがおかしかったわけで)、

ドライバーのせい?と思い、最近のもの一とおり試しましたけど、すべてに入ることが確認できました。これはもう、クライアントがまたバグを抱えることになった、と思うしかないでしょうね・・・(’’


本当に「あれを直したらこれがだめ」「これを直したらそれがだめ」のスパイラルで、信用がおけないクライアントで残念です。ふむぅ・・・。

あ・・・、プロファイルに設定してある「0x000C0030」は問題ありませんので、ご安心くださいね。きちんと動作していることを確認しての宣言ですので。最悪の事態だけは、何とか避けていただきたいところです。

>全部のパラメーターで入るようになる(現状、線が全く入らない影のパラメーターは私の環境下において「これだけしかありません」ので)


線が目立ちますねあくまでもこれは、私がいつも使っているもの(0x000C000E)で発生するようになった、ということなだけです。


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 11:00

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コメント

MFAAは分かりやすく言ってしまえば前フレームでのサンプリング結果を再利用するMSAAです。
なので、当然ながらMSAAが利用可能なゲームでしか効果がありません。PSO2では残念ながら効果無しです。
フレーム枚数が云々の下りは、低fps状態では前フレームの非正確なサンプリング結果によるアーティファクトが目立ってしまう可能性があるので高fpsが望ましいということですね。

Defferedレンダリング全盛となって以降、最近までは軽いFXAA等のPost EffectなAAが主流でしたし、MSAAに戻ってくるデベロッパが増えると良いのですけれど。

From : (・ω・) | 2014年11月20日 21:59

(・ω・)さんへ

はじめまして、こんばんは。詳しいご解説を、ありがとうございます。やっぱりご存じの方から指摘いただくのが一番早くて正確なのです('-'*)

う~ん、やっぱりそうなんですかあ・・・。ゲーム内で対応していないとならないのですね。再利用、というのがそのサンプルポイントをずらして活用する、と。ゆえにできるだけ枚数を多くして精度を高める、と。納得なのです。

以前もFXAAについて同じようなご意見を複数の方からいただいて、なるほどなるほどとお勉強させていただきましたけど、このあたり(レンダリング技法なり)は本当に新しい技術が次々と更新されているということで、書籍なり買って見てみないといけませんね。勉強になります。


余談ですが、DSRもなんだかイレギュラー的な対応のようで(user.pso2ファイルに値を決めるか、あるいは仮想フルスクリーンモードで描画するか)、「正式に対応するわけではない」あたりが歯がゆいところです。

モニターを4Kクラスにしてしまいましたから、DSRの解像度はお察しの8Kまで伸びることになってしまって・・・。もう確認できないのですよね。PSO2側自体がパンクしてしまっているのか、スクリーンショットもうまく撮れませんし(6000ピクセルくらいが限界でした)。


それましたけど、要はそこまでして極めたい!?という問題に帰結しそうですので(汗笑)、今のところはInspector内でできることだけでいいかな、と思っています。MFAAは無効ということで、また一つ勉強になりました。どうもありがとうございます。

(となるとPSO2のエンジンってどんな作りになっているのでしょう?~? 摩訶不思議なのです・・・)

そうですね、ある程度GPUパワーが出てくれば理想的な方法を再度使うということも考えられますし。FSAAことSSAAは重たいとはいわれても、その理想にかなう技法でもあると思いますから。故きを温ねて新しきを知る、の流れができるといいですね。

From : らべ | 2014年11月23日 17:51

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