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2013年10月17日
Windows 8.1 Pro with Media CenterでのPSO2動作確認
これで今後もバッチリなのでした。にはは。
去るプレビュー版から早4ヶ月の月日が流れ・・・いよいよ本日午後8時、Windows 8ユーザー向けに最新版となる「Windows 8.1」が提供される運びとなりました。
いわば従来親しまれてきた大規模修正ソフト群・Service Pack(サービスパック)と称されていたものが、今回は「それだけにとどまらない機能の追加、改修を経ている」ことから、かつてWindows 3.0が提供されたときに3.1として改善版をリリースされたように、今回その系譜をなぞらえるようなのでした。
(ちなみに私がぱそ子さんを使い始めたのは、DOS6.2/Win3.1/Win95が併存しているときからなのです)
で、結論は「Windows 8の互換性をそのまま維持できたバージョンである」、と記しておきたいと思います。すなわち、下記の正常動作がすべて満たされているのでした。
・PSO2本体(nProtect GameGuard含む)
・Xbox360 コントローラー 非公式ドライバー
・NVIDIA Inspector 1.9.7.2 Beta
(カスタムアンチエイリアシング、アンビエントオクルージョン)
・JoyToKey 5.4
またWin8.1公開にあたり、私にて提供しているNVIDIA Inspectorプロファイルは下記に差し替えてあります。いくつかのパラメーターの明示的な指定を付加していますが、基本は何も変わっていませんのでご安心ください。動作条件なども今までの内容と全く変わりありません。
ファイルもベータ版専用のものを外し、今まで通りのものに統一してありますので、迷う必要もありません。すべてのドライバー(R256以降)において、本ファイルでまかなえるものと思っていただいて差し支えございません。
pso2_nvaa.zip(.nip) 2013/10/17時点の最新版。ウイルススキャン済。解凍してご利用ください
現状でWin 8.1の入手先は以前のプレビュー版のように、Modern UI上のストアアプリからアクセスすることでその表示をご覧に入れられるでしょう。ほぼ現時点での最新環境となる私のぱそ子さんで、アップデート所要時間は30分弱といったところです。
(ダウンロード/インストールともに15分程度>ダウンロードサイズは3.63GB)
ただし、アプリはユーザーアカウント制御をOffにされていると動作せず、また、今度の8.1からはMicrosoftアカウントがログイン時必須となってしまいましたので、インターネット環境がないと不便を被りそうです(PSO2を遊ばれる=ネット必須なのでまずないでしょうが、つながれない際は電話認証が必要となります)。
セキュリティーのため?とはいえ、何故ローカルアカウントを撤廃したのでしょう。インストール直後、画面の大きさまで勝手に変更させられ、いくらスタートボタンが復活したからとはいえ(しかも、それも完全な形ではありませんし)、褒められた内容ではありませんね・・・。
(らべはStart8なる海外製ソフト(Stardock社)にてWin7と同じスタートメニューを導入しています。シェアウェアですが、有益なソフトです($4.99)。Windowsカスタマイズユーティリティーの老舗さんなのです)
アップデート直後では非公式ドライバーも正常動作せず、一度ドライバーのアンインストールや再起動を含めたUSBケーブルの差し直し、ユーザーアカウント制御の再設定などいくつか見直しが必要な部分があるため、一番確実なのはすべてまっさらに入れ直す新規インストール、になるのでしょう。初心者には敷居が高いかもしれません。それゆえ、クリーンインストールももちろんありだと思います。おそらくその方が早いでしょう・・・。
既存環境のアップデートの場合、そのままでは動作に問題を来すケースがいくらかあるようなので、できれば必要なファイル群をバックアップし、入れ直しをした方が安定しそうですね。私は明日DSP版を引き取りに行く予定ですので、これで安心して新規インストールができそうなのでした。
また、Xbox360 コントローラー 非公式ドライバーについてはいつも数多くのアクセスをいただき恐縮しきりですが、なかなかWindows 8対応版が記せずで申し訳ございません。というよりも、この8.1の情報(コードネームがWindows Blueだったころ)を知り得ていた頃から、
おそらく本命となるのはこちらだろう、ということで。今、それを元に作っているところなのです。今度の内容でおそらく「総まとめ」とさせていただく予定ですので(Moriiさんがいらっしゃらないわけですし・・・)、利用者の方はご注目いただければと思います。
非公式ドライバーについても、現状8と同じように振る舞ってくれます。が、アップデート直後はまた純正の公式ドライバーに戻されていますので、再度入れ直す必要があります。その際、入れ直しただけでは「!」マークとなりうまく動かないケースがありそうですので、
そのような事態に遭遇された方は、一度ドライバーのアンインストールをお試しの上、パソコンを再起動させた後に再度入れ直しを試してみてください。それで動くようになるはずです。
こちらについてはそう遠くないうちに、記事をあげておきたいなと考えています。
・・・先日、nProtect GameGuardのアップデートがあったみたいですけど(PSO2を起動すると、一瞬小さなウィンドウが現れる、あれのことです)、おそらくあのタイミングでWin8.1対応版に差し替えられたのではないでしょうか。
なんだか公式サイトには更新後に不具合が発生しているような記述もありましたけど、おそらく見解通り、環境依存の可能性がありそうですね。こちらでは特に問題ありませんでしたので・・・。
何より、検索語句にも上がるようになってしまったソフトウェア開発者としてはお目にかかりたくない単語、「critical process died」が出なくなっただけでもよしとしましょう。PSO2本体自体はプレビュー版時点でも動いてはいたわけですし、これで「OSをもクラッシュさせる」という、不名誉なレッテルは貼られなくなったのです。
今回は速報でお届けしましたけど、おそらく近日中に公式サイトでも見解が出るはず。それまでの導入は「自己責任」・・・ということでお願いしますね。
「Win8.1出たけど、入れられるのかな?~?」と、人柱を探されていた方に? らべが人身御供となりましたので、どうぞご安心ください(いえいえゞ( ̄∇ ̄;))。
私のぱそ子さんにおいては特に問題なく、今まで使ってきていたソフトなども動作はしているようですが、現状ざっくりとした確認にとどまっており、細かい問題が発生しないとは言い切れません。
今の段階でインストールを予定されている方は、あくまで「自己解決」がちゃんとできる方が望ましいです。不具合があったとしても一切保障などはできませんので、導入の際はくれぐれもお気をつけくださいね。
(10/18 6:00 追記分)
Windows 8.1においては新しいグラフィックスドライバモデルである「WDDM 1.3」(Windows Display Driver Model)に対応することが推奨されるため、NVIDIA社において通過した正式ドライバーは「327.23 WHQL」以降となります。
すなわち、みなさんの望まれる「アンビエントオクルージョンにおける、とても濃い影の付与」を楽しむことがかなわなくなってしまいます(本現象は320.49 WHQL以前での表現となるため>パラメーターはMirror's Edgeの0x00000002)。
私としてはこのような影はバグとしかとらえられないのですが、今後どのように推移するかもわかりかねますので、少なくとも濃い影を楽しむ方は「8.1にはあげられない=320.49 WHQLが最終ドライバー」、となってしまうのではないでしょうか。
しかし、そうなると来年にはGTX 800番台も出ますので・・・新しいカードに乗り換えることもかなわない、という事態になりかねず(以前の表現に戻るかは不明なのです)。海外サイトもなんだか、最近はそういった系のお題が盛んなご様子のため、
私としては少なくとも「オリジナルとは一体何なのか」だけは、見失わないようなスタンスで取り上げられたらいいかなと考えています。ゆえ、SweetFXの解説はする気がさらさらありませんので、興味のある方はご自身で探求してみてください。
いずれにしましても、明らかに違和感を覚えるものなので・・・。現状の濃い影の表現はほどほどに楽しまれるくらい、にしておいた方が良さそうに思うらべなのでした。
濃い味付けのお味噌汁をいただいた後に、薄いものを召し上がっても・・・味がわからなくなってしまうでしょうし、ね。
(10/22 17:00 追記分)
ごらんのDSP版パッケージとなる、Windows 8.1 Pro 64bit版 窓辺ファミリーバージョンなる限定版をゲットしたのです。通常版とお値段変わらず、15980円での販売。事前に予約できたのはうれしいですね。九十九電機の店員さんに感謝なのです。
こちらのDSP版を新規インストールしましたが・・・うんうん、いいですね。すんなり非公式ドライバーなり、331.58 WHQLドライバーなりが入っていきました。Media Centerを付与するコードもWin8先行登録者向けのものがそのまま使えるようになっていますので、引き続き使える部分でも安心感はあることでしょう。
PSO2の動作も問題は見受けられず。64bit版で動作確認が取れるくらいですから、ネイティブとなる32bit版はまず問題ないものと考えられます(64bit版は32bit版としてエミュレートしながらの実行になるのです)。
なお、インストール直後のサイズは12.2GB、GeForceドライバーはMicrosoft社で同梱専用となる「326.60 WHQL」が搭載されていました。いうなれば、濃い影のアンビエントオクルージョンはなかったことに・・・ということになるのでしょうね。
これで、新しく買おうと迷っている方や、アップデートはどうしようと思われている方にも、判断材料の一つとなり得るのではないでしょうか('-'*)
『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
From : lavendy | 21:45
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