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2013年10月01日

Our Fighting / 永遠のencore - ステージライブ AO適用版

高画質・高解像度版としてご覧になりたい方はどうぞ。


AO Test Case 5:Our Fighting - Live Event(外部再生はこちら)

Our Fighting! - Quna先週のアップデートで1週間限定ではありますけど、クーナさんのライブイベントと強化DFさん急襲の緊急クエストが開かれていますね。それも今日までのことではありますけど・・・。しかも明日のメンテナンスはなんと9時間を予定。そして、お休みの日・・・(’’

運のなさはおいといて、クーナさんに癒やしてもらうのです。にはは。先日のお題で取り上げたアンビエントオクルージョンですが、そちらをライブイベントに当てはめるとどうなるのか、というのがこちら2本のムービーです。

元々はエピソード2実装前の6月に実装された本イベントですけど、どうやらEP2にバージョンアップしたことで光源周りが変わったような印象も受けます。が、ナゼかクーナさんの動きがぎこちなく。

誰もいないお昼の時間帯に撮影してみたのですが、それでもカックカクなので・・・プログラムに何か問題が生じたのか、ドライバーとの相性なのか。詳細は不明ですけど、Dxtory側ではフレームレートが微動だにせず、常に59fpsで張り付いていますので・・・何が問題なのやら、です。

Our Fighting! - QunaOur Fighting! - QunaOur Fighting! - Quna
Our Fighting! - QunaOur Fighting! - QunaOur Fighting! - Quna

ともあれ、1本目は楽器のルームグッズでセッションも行えるようになっている Our Fighting 。アップテンポの元気ある楽曲ですが、ステージセットの光の当たり方などがより印象づけられるようになっていますね。クーナさんご自身の周りにも光彩を放つようになっており、柔らかなシルエットになっていると思います。

今回は奮発してハイビジョンクラスに解像度を引き上げてありますので、細かい部分も伝わりやすくなっていると思います。GTX 690の負荷率としては80%前後をうろうろ・・・といったところでしょうか。ちょうどぎりぎりのラインですね。いかに本ステージセットが凝っているかがうかがえます。

スクリーンショットでも把握できると思いますが、髪周りの立体感や衣装の陰影、セットのライティングの様子などいろいろ目配せしてみるとおもしろいのかも。

AO Test Case 6:Eternal Encore - Live Event(外部再生はこちら)

Eternal Encore - Quna2本目は永遠のencore(アンコール)。EP1のラストを飾る美しいバラード調の楽曲ですが、Our Fightingに比べてより細かい演出が入るようになっているセットです。その負荷はかなりのものになっています。AOを入れることにより、間奏や間をつなぐシーンの光の演出が、よりきらびやかなイメージにまとまっていると思います。

光彩陸離という言葉が合うのかはいざ知らず、クーナさんのシンボルはカモメさんということで、ステージ全体でそのようにイメージできるのではないでしょうか。光が当たるとちゃんとその色で色づき、ライトが外れると相応に暗くなり。より光源のメリハリがつくように感じられます。

正直な話として、AOは影を自然に見せる技術・・・とはいうものの、暗闇の中ではあまり意味を成さないのでは、と思いがちですけど、こうして改めて見ると・・・なるほど、と納得できる部分もあるのではないでしょうか。

つまるところ、暗いところをしっかりと暗く見せることが可能になるので、その情報を元に明るさのある風景を目にすると・・・よりまばゆく感じられる。一歩現実世界へと近づいていくのです。

Eternal Encore - QunaEternal Encore - QunaEternal Encore - Quna
Eternal Encore - QunaEternal Encore - QunaEternal Encore - Quna

ちなみに海岸ががんばっていると話していたのは・・・こちらのムービーでも。

AO Test Case 7:Realtime Shadow(外部再生はこちら)

自然に落ちる影海岸エリアの夕焼け-夜明けを連続してとらえておいたものです。ムービーの中にあえてコメントなどは入れていないので、注目するポイントを記しておきますと・・・そう、影ですね。日中は背の低い花のオブジェクトにも歩けば影がしっかり落ちますし、それは夜にさしかかる手前のわずかな影でもちゃんと表現されています。

そして夜の月明かりになると影はぼんやりと薄めになり・・・夜明けを迎えると次第に濃くなっていく。ごくごく自然の、当たり前のことなのですが。それをパソコンで、デジタルデータで表現しようとするとなるとかなり大変なことになるわけですね。

ゆえ、このようなアクションゲームの場合、リアルタイム性・・・反応/応答性を重視するものなので、そこまで絵をきっちりと作成しなくてもいいだろう的な考えが働くのでしょうが、そちらも忠実に計算すると・・・こんなイメージになるのでは、といった例です。


実際FF14と大きく違うのはこの影の解像度で、かなり荒いデータしか持っていないため、たとえコンバインド版プロファイルを用いたとしても、体験として削がれがちな点。それは影部分がちらついてしまうコト。

SSAAを用いたCombinedの魅力は「ビシッとハマればチラツキ皆無の画面」となるはずなのですが、PSUでは完璧に表現できていたものの、こちらではかなわなくなり。ゆえ、私はもう、PSO2にはCombinedは当面求めていません。

まだまだ重たすぎますし、近いうち4K解像度なんてものがきたら・・・また、SSAAは遠のく技術になりそうですしね。妥協したくはありませんが、フレームレートを重視しつつ、画質も相応に納得のいくところまで狙ったプロファイル。それこそが、アドバンスドライト版というわけです。

ブレイクスルーとなる技術が今後出るのか、不明ですが。TXAAやFXAAといった、地道に計算をするタイプよりは画面全体にエフェクトとして処理するタイプの技法が広まっていくのでしょうね。


・・・最後、思いっきりそれてしまいましたが(@_@) クーナさんのライブは本当にすばらしいものだと思います。ゲームの中でこのようにライブイベントを開催できる、そしてそのこだわりが半端でないからこそみんなの心に響く。では、その根源とは?

・・・そう、愛なのです。クーナさんのスクリーンショットにもあるではないですか。『「大好き」届いていますか』・・・と。


スクラッチの衣装にしても、スタイリッシュアクションにしても、その愛さえちゃんと持てているのであれば、それはすばらしいものへと昇華していけるはずなのです。

ぜひこの2つのステージイベントに負けないような、すばらしいコンテンツを今後も継続して創出していけることを願ってやみません。


(11/6 18:50 追記分)

こちらにAO周りの今までのお話をまとめておきました。

2013年11月03日
PSO2 アンビエントオクルージョン(HBAO+)のまとめ 2013年11月号 ex.NVIDIA Inspector 1.9.7.2 BETA


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 01:00

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