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2012年05月18日

アークススクラッチ=ACガチャという名のソーシャル ~ 月額希望だった人の戯れ言

結局は「自分に合うか合わないか」、なのでしょうね。


ふむう・・・
アークススクラッチの様子。みたい方だけどうぞ(プレイヤー再生はこちら)
「『PHANTASY STAR ONLINE 2』クローズドβテストにおいて撮影された実機動画です。 開発中のため、正式版とは異なる内容であり、今後改良される可能性があります。」 『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト http://pso2.jp/


(長文なので3行で要約しますと、こんな感じです

 ・ガチャ前提の運営姿勢はやめた方がいいのでは
 ・PSUの搾取ぶりから、PSO2での展開が懸念されます
 ・いろいろ楽しむためには実質有料=月額部分をきちんと示すこと

あと、反面教師としてPSUをたとえにあげていますけど、そこまで酷評されるほどひどいわけではありません。確かに遊んだ上で「こう感じた」ことを赤裸々に綴っているだけですので、プレイヤーさんの方で不快に思われましたら深くお詫び申し上げます。PSUが好きだからこその一意見としてお読みいただければ幸いです)


消費者庁,コンプガチャは景表法違反との正式見解発表。7月1日以降は罰則対象に(消費者庁による公式コメントを追記)

NHN Japan,グリー,サイバーエージェント,ディー・エヌ・エー,ドワンゴ,ミクシィのソーシャルゲーム6社,消費者庁の景品表示法に関するパブリックコメントを受け,今後の取り組みを発表

「ビンゴガチャ」も景品表示法違反…消費者庁

コンプガチャは景表法違反、消費者庁が正式見解

ことさら取り上げることでもないのでしょうが、今日はどうやら消費者庁から「コンプリートガチャは7/1から順次規制する」という、罰則規定を盛り込んできたみたいですね。ようやく 黒 として認めることになったわけです。

PSUのGCガチャンを見ていても、ほしい衣装のためにがんばる方は何度もトライされるみたいですけど・・・私はやる気になれません。最低でも「何円使ったら何々は確実に取得できる」ならまだしも、「1万円使っても当たらないかもね~?」なんて遊技機にお金を投じるなんてばかげているとしかいいようがありませんので・・・。

そのためには「よっぽど魅力的な商品がラインアップされている」ようでないとならないわけですが、PSUでも、そしてPSO2でも衣装は色違いだけで「別物」として取り扱われるため、これまた倉庫が膨大に消費されることになるのでしょう。あまりスマートであるとはいえないような気がします。


PSUではキャストさんがパーツのカラーリングに対応していたため、服類でもやってよ~という声は相応にあったはずでしょうけど・・・結局PSO2でも現行方式が維持されることになりました。このままでは市場にも人気のある、なしに関わらず、金銭感覚の麻痺しそうな衣装であふれかえることでしょう。

とはいえ、このあたりは「回す人」「そうでない人」で分かれるため、何のかんので最終的には一定のバランスがとれてくるようにはなっている印象です。PSUではだいたい更新直後の衣装は黄色い桁(1千万以上)がザラで、しかしながら次回の新しい衣装が1ヶ月後あたりに来ると、必ずと言っていいほどすぐ次の衣装に飛びついていく人がいるため(失礼します)、しばらく待っていれば既存の衣装が徐々に手にしやすい価格まで下がってくるわけです。また、普通に「再販」もしてきますし(汗笑)。

なので、ACガチャがあったところで 衣装 という点に限ってみれば、そんなにPSUと変わるところはないのかな・・・と感じます。


しかし、今回のACガチャはかなりいろいろなものを混ぜており、衣装だけでなく髪型やボイス、さらにはモーションまで追加チケットとして用意するほどの細分化ぶり。PSUの反省点をわかっていないどころか、不祥事を起こした際のリスクが大きすぎる仕様となっているため、心配しか募りません。

近年はよく「きめ細かいサービス」なんていわれるさなかですから、その流れに則ったともいえるのでしょうね。それでもPSOというゲームにおいて、あまり向いていないのでは・・・と思います。今PSO2を切望される方の大半は、熱心なプレイヤー、名前を知っている人、様々でしょうけどつまりは「いち早く遊びたい!」という方が注目しているわけですから、その人たちに合う方法を模索できればとは思うのですけど。

彼らの目論見のうちの一部はコンプリートガチャをはじめとするソーシャル系で常套手段となっている要素を、スマートフォン版なりに盛り込もうとしていたことでしょう。今回の件で出鼻をくじかれただけでなく「ガチャ」という言葉にマイナスイメージがついてしまったため、「10年の系譜」「新たなる10年へ」という目標を掲げるのに適切なのかどうか・・・そのあたりの見直しも必要となっていることでしょう。

(PSUを見ていれば、楽して儲けられると錯覚したことでしょうから・・・。そうでなければ昨年秋からの更新ラッシュが説明できませんのです)

とりあえず、私でも撮影しておいたアークススクラッチの様子が残っていましたので、FUNスクラッチと織り交ぜて載せておきますね。再生速度など変更不可なので、まるっと16分あまりですが、興味ある方はご覧ください。500ACではすべてを満たすことができませんでした。1回300円としたら・・・ぞっとしますね>15000円分。たった10分の出来事なのですよ、これ。


【きょうの名言】うちのゲームは高学歴の方はやりません

話変わって上記の話題の引用文ですが、閉口してしまうところがありまして。


『「多分▼▼の社員も同じような認識 少し頭の回る人間はやらないことを分かっているし、彼ら自身はそういう人間だろう。でも馬鹿から十分すぎるほど利益を吸い取れる事を良くわかっている自分が、やって面白いゲームを作ろうとしてきた既存のゲーム会社には無かった発想。世の中には案外馬鹿が多いという事を頭に入れて商売やるべきだわ」』


・・・はあ。こうやってお客様を見下して商売しているとか、あり得ないものです。確率操作もPSUでやっちゃっていますから、たとえ毎日がこうでなかったとしても、私たちはやっていないといっても、連帯責任と見なされやすいわけですよね。本当、コンプリートだけではなくて、ガチャという仕組みそのものをこれを機会に抜本的に見直すくらいでないとならないと思います。このままではゲーム業界自体が衰退/崩壊しかねません。

テレビにもやり玉としてあげられる「アイドルマスター」なるゲームですけど、こちらにシミュレーターがあるらしいですから、興味のある人は試されてみてはいかがでしょう。たった1時間で8万円を消費する人もおられるらしく、私から見たら「あり得ない・・・」と感じざるを得ないのです。

モバゲーのアイドルマスターコンプガチャシミュレーターをやってみた! 全コンプにかかった金額は……


じゃあ、なぜ私はこんなに口うるさく記しているのか・・・となりますと、ガチャを踏まえた経済を成り立たせるのが、彼らに果たしてできるのだろうかという点。

今、PSUではエンドコンテンツと呼べる「フラッグシップ開発計画」なるものが配信されたのですが、最終段階に必要な要素というものが・・・あり得ないくらいの希少品(素材類ですね)搾取に加えて、50キンカイ以上というとてつもなく膨大な額のメセタを要求される状況。1キンカイ=1000万メセタですから、5億以上とか・・・どれだけばかげた設定かがわかることでしょう。普通に遊んでいてはこんなにためられません。

4分で100万メセタ以上そして、おそらくはあまりの交換率の悪さに、なのでしょうか。今回のイベントで運営さんは「とにかく武器を出させまくろう計画」へとシフトしたのか、怪異溢れる三叉路という新たなイベントミッションで雑魚さんを倒すだけで一気に数十万メセタが1分もしないで手に入るような設定をしてきたり・・・。彼らが一体何をしたいのかがよくわかりません。それらの素材も「最近追加されたものばかり」であり、「昔から存在しているものが一切役に立っていない」点が大きな問題です。ごらんの写真、ムービーに載せてあるだけでこんなに稼げるのですよ。あり得ますでしょうか・・・?

文字が見づらいでしょうけど
ビームガン/パイソン掘り掘りの様子(プレイヤー再生はこちら)

「せっかく魅力あるコンテンツを提供しても、そのさじ加減をわかっていないから調整がアンバランスになる(=メセタの供給具合など全く把握できていないのでは)」、と。こうなると衣装の価格付けなどもどうなってしまうのか・・・推して知るべしなのです。そこから「武器などの冒険の中核をなすものへと波及していく」のが、怖い部分といえるのかも。最高難易度は倍率武器が前提、みたいな風潮もできつつあるみたいですし。

ゆえ、ガチャは確率を操作される可能性も秘めている(というよりも、やっているんでしょうけど・・・)のにもかかわらず、現金を支払わされるだけでも納得いかないですのに「運営さんのさじ加減一つで、あっという間に無価値化、または既存の価値が崩壊する危険性」を多いにはらんでいる。ですのに、それを前提としてオープンさせようとしているわけですから・・・。PSUを知っていればいるほど、今の状況がイイとは思えないのです。

スキルの調整なども本当ならここまで見据えないと安易にできない内容のハズ。
要するに、「運営経験値がまだまだ不足しているといわざるを得ない」のです。


コンプガチャ問題に感じる気持ち悪さ

そしてこちらの話題のように「長期的な視点を持って物事に取り組まないとならない」ことと思います。せっかく芽を伸ばそうとしている分野でもあるのに、取り締まりばかりが先行していいのかどうか。ただ、確率操作はさすがにいけないですから「そのあたりの裏付けも正しくなされた上でのガチャ(=確率を表記するなり)」でない限り、納得いかない人には永久(とわ)に受け入れられることはないと思います。

「ゲームの根底となるおもしろさの部分にお金はいただかない」と明言されてはいるものの、人によってはアイテムラボもそのうちの一つ・・・ととらえられそうですから、強化リスク低減のアイテムなりを含め、どこまでを「根底」と定義づけられるのかが注目されるでしょう。きっと、大半は納得いかない結果になりそうな予感ですけどね。それはメニューを開いて赤い三角のAマークをたくさんご覧になった方なら言わずもがなでしょう。


私はあくまでソーシャル=交流、という響きがよくないといっているのではなく、最近の事案から「ソーシャルゲームって、結局は他人との差異を見つけ合う風潮=見せびらかしあって物珍しいアイテムの入手を競い合うようなゲーム性」のようにしか感じ取れないのですよね。それがACガチャであると。マグ用の餌も行き着くところはそれでしょうし。

(PSUなんてその立ち位置となるパートナーマシナリーさんを冒険に連れて行くだけでも半年くらい要しただけでなく、連れて行くと「マシナリーさんが倒されたらクリア結果にペナルティー」が与えられるため、一緒に行くことはなく。さらには合成させても失敗がほとんどといい、冒険のアシストも皆無に近い存在。どれだけお荷物なのやら・・・。PSO2のでも弱い、役に立たないという人はPSUを一度見てくるとよいのかもしれません。「絶望」しますよ)


年末にはスマートフォン版、来年にはPS Vita版と続くわけですけど、これらに対するソーシャルって一体どんなところを示すのでしょうね、と。どうにもACガチャが好きになれない人は、その先のことが全くイメージできないのです。

言うなれば、ガチャというランダム要素にお金を出したいわけではなく、月額固定でしっかりとした基盤を築き上げ、その上でいろいろな取り組みをしてほしい・・・純粋に「楽しいゲームにきちんとお金を支払いたい人の総意」であると思うのです。

それが(言い切っちゃいますが)ソーシャル系の魔手により、制作コスト自体はほとんどが絵師さんの描くイラストに集約され、中身自体はそこそこ作れる人たちで創り上げられてしまうみたいですし、いわゆるゲームの制作的な面でも挑戦をすることがなくなり、昨今の経済事情もあって「無難に稼げる方向性でしか物事を進めようとしなくなった」、と。そのあたりをつぶやいているTwitterコメントもありますし・・・。

ラノベ作家・広沢サカキさん嘆く「ソーシャルゲーのなにが悲しいって『設定とイラスト』だけでキャラ商売が成立する事が証明された事」


PSO2はこれだけの内容を基本無料で挑むわけですから、成程、確かに挑戦といえましょう。でも、裏では「ソーシャル系(ACガチャ)の力を借りて、基本無料の穴埋めしよう」と考えている部分もあることでしょうから、それが吉と出るのか凶と出るのか・・・今後の展開次第といえるでしょう。

ただ、今注目を集めている人たちの大半からは非難を集める結果にしかなっていないような感じは受けられてしまいます。このユーザーニーズをはき違えていないかどうかが焦点のはず。月額課金の言い換えは、それだけPSO2には安定した基盤を築き上げてほしい・・・。何よりも「PSUの再来があってはならない」という懸念ゆえでしょう。どう見てもPSUよりも膨大な内容になっていますのに、パッケージ代もとらず無料で遊べると考えられるのでしょうね。「無料で遊べるんだ」という人の考えを、逆に伺いたいものです。


言い換えれば、細分化して値付けするよりは「これだけ払えばすべて遊べますよ」の方がわかりやすいはず。PSUの失敗は当時ははやらなかったハイブリッド課金を真っ先に取り入れたことよりも、「武器のパラメーターをお金で操作できるようにしてしまったこと」のはずですから。

「冒険して得られた努力の結晶へ、リアルマネーを関与させられるようにした」この安易な発想は、彼ら自身、アイテムの価値、冒険の価値をわかっていないからなせるものなのかもしれません。人が離れていくのは自明の理なのです。PSO2でもガチャに補佐するアイテムを混ぜていますから、はたしてどうなることやら・・・。

無料だとやめても再び戻ってこられる、とはいいますけど・・・正直なところ、そういう人たちはほとんどの場合、「戻ってきたとしても長続きせず、また離れてしまう」ように感じてしまいます。PSUが現にそうですから・・・。ソーシャルの怖いところはその「流動性」にあると思いますので。酒井さんが「ほかのオンラインゲームと掛け持ちできるくらいがいい」と話されていますから、それがヒントにはなるのでしょうけど。

(ご参考までに、PSUでは通常冒険時の経験値やドロップアイテムが雀の涙と言っていいほど悪いもので、定期的に開催される3ヶ月に1度のイベントが「あまりにもおいしすぎる」ため、「イベントだけ遊んでいれば何も困ることはない」という悪循環に陥っています。「通常ミッションを遊ぶ価値がほとんどない」のです。これではイベントだけしたらいいや、の風潮にしかならないわけなのですよね。こういった部分でのさじ加減も6年かけてさっぱり改善していません)

それだけに、PSO2に光り輝くものが一つでも、二つでも。遊ぶ人に伝わらなかったらお仕舞いでしょう。それなら今いる人たちが求めているものは何なのか、をリサーチすることは一番大切なはずです。「伝える役目となり得る人たちに受け入れられない」ようで、「どうやってその良さや楽しさを広めていけるのでしょう」ね?


文章をいろいろなところから読んでいると「プレイヤーの1割から徴収できたらいい」など、そのような考え方は本当に捨ててほしいものです。インターネットが普及してこうなったともいえるのでしょうが、立派なものを創っていらっしゃるわけですから、「これだけは遊ぶために支払っていただけると幸いです」って、いえるようになってほしいかなと。

それならまだ「基本無料、月額コースあり!」と銘打つ方が、安心できるのでは。プレミアムパック、なんてわかりにくい名前をACアイテムの中に混ぜるから印象悪く感じるわけです。PSUでは月額課金者を「プレミアムコース」と称していますけど、そのプレミアムらしいイメージが全くなかったり。ソーシャル好きな人はマイルームとか必須だと思いますのに・・・。

だからソーシャル=無料、という響きが好きになれないのです。結局、冒険以外の遊びを満喫したいと思えば課金が必須なわけで。一体どこが無料なのよ、と。とはいえ、その人たちはきっと支払うことに抵抗はないのでしょうけど。それでも、一度でもただでゲームを遊べることを味わってしまったら、もはや支払うこともないのでしょうしね。

余談ですが、Androidアプリも無料を好むのが国内ユーザーは多いみたいです。私は必ずPro版などの有料版があれば、すぐにそちらに支払う人なので・・・。ただで使う、という精神に支配されてしまうと・・・制作者さんたちに申し訳ない気分になってしまうからです。


ちゃんと買いたいのです私がGCガチャンの衣装をあまり紹介したくないのは、「自分でリアルマネーを支払って得られた品物ではないため」、ゲーム内通貨(=メセタ)で入手可能になるとはいっても「本来の入手経路ではないから、ためらってしまう」という、純然たる思いを貫いているわけです。紹介の時だけ仕方なしにキンカイクラスのお金で購入するわけですが、それよりは普通に強化された武器などを買う方が理にかなっていますからね。ゆえ、紹介が終わったらすぐに売っています。特にリリース直後は価格がとても変動激しいため、たかが紹介だけでも数千万メセタを簡単に損することも結構ありました。まじめに遊んでいたら、1千万メセタを「冒険のみで稼ぐ」って相当大変なことなのですよ。

初期の衣装ですねゆえ、今でもちゃんと不買といいましょうか。ごらんのように「GCを消費して得られたフォトンクリスタルで交換した衣装」なり「PS2のROMデータ内にある衣装のみ」であったり。彼らに対して「GCガチャンは嫌いです」というメッセージは、今でもきちんと守っています。

私一人がこうしたところでどうにもなるわけではないのですけど、やっぱり制作物には対価を支払いたいから。どのような道に進むかはわかりませんが、PSO2ではしっかりとそのあたりを考えて、ACやるならやるで後ろ指を指されることのないような枠組みを作ってもらいたいなと。無料で遊べるのに、行き着く先はお金での交流・・・なんだか合わないのでは。

長く遊んだご褒美、です?ずっと遊び続けていれば・・・こんな感じで☆15の最高ランクの武器も運営さんが出してくれますから(ちなみにこれは普通にユーザーショップで10万メセタ以下です・・・)、「長いおつきあいができるかどうかはお互いの歩み寄り」にあるといえるでしょうね。気になったことはどんどん、運営さんに意見を出していきましょう。もはや、ユーザーからの働きかけがないとよくなることはないと思っています。

Xbox360版を含めて6年近く見続け、進化した部分は「GCガチャンをはじめとした『従量課金制の礎』を築き上げた」、あたりしか感じられませんので・・・。現在の更新ラッシュが、2年前に来ていれば・・・また評価も変わったのかもしれませんけどね。


どちらにしましても、ACを使う方は「ご利用は計画的に」。
「気持ちよく使えたら、それでいいのでは」、と考えます。


最後に。ソーシャル系は依存症になるとこんなことにもなってしまいかねないようです・・・。「~のせい」という言葉は自業自得としかいえませんけど、つながり具合 がすごいものと感じますので。自分のペースで利用できるとよいのでしょう。

私がTwitterなりFacebookなり好きになれないといいましょうか、する気がないのはこのような側面もあるからです。そんなに ~なう ?ってつぶやくようなこともないものなので。したらしたなりの楽しさはあるのかもしれませんけどね。

ゆえ、サイト/ブログの更新が、自分の性に合っているような気がしています。


「Twitterのせいで留年しました」――女子大生が語る“ソーシャル依存” (1/2)

千秋にツイッター禁止令!「まるで依存症」

From : lavendy | 23:59

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コメント

PSUゲーム中にカード交換してもらってから、このブログ拝見させていただいてますが、ほんとためになります。40万アクセスおめでとう?ございます前回のバースト記事よくわかりました。(ゲームしていてもさっぱり理解していなかったのは内緒) で、今回はソーシャル全般の意見・見解を述べられていますが、その手からの圧力(嫌がらせ)は大丈夫ですか?すこし心配になります。
今回コメさせてもらったのは、先日発表になったPSUでの更新、新ミッション等の配信情報、PSO2での公式ブログの更新内容を見て、思うところありましたので、書かせてもらいます。それは運営さんは結局ユーザー側を見ていないなということです。
自分たちの立場や、いかにお金儲け(ユーザーにどうやって課金させようか)しか考えていないというのがわかってしまったので、非常に残念になったのです。PSUもイルミナスへ移行する際、運営に要望をおくったものですが、いまや送ってもムダだなと思ってしまったのです。ここからは個人見解ですので不快に思われるのでしたら削除してくださいね。要望で送った一つなのですが、PSUでの失敗は”ユーザーの意見を取り入れすぎること”につきると思います。スライサーの威力がありすぎるから下方修正して。テクターの上位攻撃テク画面見ていて疲れる、PC寿命が減るからテクスチャ、解像度変えて。等々私からすればこいつら何様?と思うような内容でした。上げればきりがありませんけど。確かに一つの意見でしょうし、そう思ったのも事実でしょうが、それらは開発陣が苦労して公開した内容のはずです。それを否定するような要望を送り、それが通るとさらに無謀な要望を送って自分好みのゲームに変えていきました。それらを見て”開発陣は自分の作ったゲームに自信がないのだろうか?”と非常に残念な思いをしたのを思いだしました。今回の発表はまさにそれで、八方美人も度を過ぎると周りが見えない(ユーザーを見ていない)あらわれだと思います。PSO2にもBBSがあり、いろんな意見が出されていますが、いい方向、改善すべき点は取り入れるべきでしょうし、不具合は修正されるべき点であるのは、ゲーム開発途中ではあるべき姿です。しかしいち個人の、しかも自分が有利になるための要望をはき違えて、堂々と送りつけるテスターの多いのには辟易しました。またそれらをご丁寧に汲み上げて、cβテストに反映させた結果がガチャやコンプガチャといった形で反映させて、それが違法と判断されて方向修正を余儀なくされて(言葉しらないのでごめんなさい)【バカ】じゃないの?としか言えないのです。運営には『もっと自分たちの作ったコンテンツに自信をもって、ふらつかないでください』と言いたいです。近年同じようなゲームがありますが、どれもマネっこで、本当に新しい内容のものが見当たりません。右へならえでは本当の意味での新しいチャレンジとは言えませんし、10年先を見据えたゲームになりえるわけはないのです。
まあいろいろ言いたいことを愚痴りましたが、らべさんの最初の言葉”結局は「自分に合うか合わないか」、なのでしょうね。”長々となり申し訳ございません。つい運営の態度に堪忍袋の緒がきれてしまいましたので、どうかお許しを。

From : タケル | 2012年05月19日 13:57

文章力の無い甘ちゃんのバカゲーマーの一人の戯れ言として

遊べるか遊べないかだと思ってる

        遊び場の*空気*

みんなちゃんとしてていい人ばかりだったらいいのだけど

困ることを的確に狙ってやってくる人も中にはね・□PSU~PSO2テスト含めてま他のネットゲームにも言えることだけど

  PSUで運営に意見通ったものだと思ってる事

セキュリティー メール通知はしなくなった
他に実際被害にユーザーもいたのを野良中直接聴いた

育成キャンプミッション
古参の人とレベルが離れているので今の状況だと~
欠点ただこれだけやるとどうしても単調になる

無印PSU箱マル版とdemo版&PS2版PSUイルミナス&そしてPC版PSUイルミナス版だけでも違う
物の価値設定からくるいい面悪い面

基本無料だからPCPSUやってみて
課金も試してみて
合う合わないで課金したりしなかったりだね
古参の方のようにきちんと課金して発言してる人からみれば自分のは場違いな発言内容ですけどね

 PSO2α2で送った意見
人が多いほうがいい
結果基本無料 
そのかわりcβでガチャ=AC含めた課金方式にシワ寄せがいくようになった

PSOってネット動画見ただけなんですけど今やっても面白いですか?

From : 疲れ気味のラメ | 2012年05月19日 22:49

この手の話題は議論が紛糾すると大変になりがちでしょうから、あまり事細かに記したくはないのですけどね。今回に限り、いわゆる「お役所からも号令がかかった」ような内容に変化したため、あえて記しておいたのです。


タケルさんへ

いえいえ、おっしゃるとおりなのです。私としても公式掲示板などで「古参云々」とか「これはPSO2ではなくてPSU2だ」とか記されているのを見ると、う~ん・・・とうならざるを得ないのですよね。

私としては今更「まんまPSO」を出されても遊ぼうとは思いませんし、新たなステージには新たなゲームとしての魅力や要素が備わっていてほしいと思いますから。なので、PSO2はそういった点でも「最近のタイトルをベースにしているところはあるにせよ、PSOでもPSUでもない、新機軸を取り入れた作品」と認識しています。

ゆえ、操っていて「楽しいね」と直感で感じたαテストから、これは何とか成功してほしいな、と思ったので・・・こうしていろいろ記しています。よい点も、悪い点も、みんなひっくるめて見たり、聞いたり、時には考えたりしてもらいたいのが大きいではあります。

それましたが、そう。運営さんはもっと「自分たちはこういう世界を見せたいんです」と、強く出てもいいと思います。ガチャも結局はいろいろ試行錯誤されたと思われる上で、あのスタイルになったわけですから。ただ、3月の発表当初からわずか2ヶ月で世間の風当たりも変わってしまったコンテンツになったわけですから、正式リリース前に何とかうまい形にまとめておく必要があるはずです。

見失わないでほしいのは「誠実さ」である、と。PSUのところにも記しておきました。どんな人間でも、最後はこれが砦となるはずです。最近のブログは「お詫び申し上げます」の連呼で「本当に大丈夫・・・?」と心配になるところもありますが、酒井さんをはじめとするPSO2スタッフの思い描くユートピアがきっとあるはずなのですから、その軸だけはぶらさないようにして、しっかり創り上げていってほしいです。

指摘されているところ、本当にそう感じますので。私としては「与えられた環境下で、どのようにして楽しめるか」を模索する人なので、「根本的にだめでなければ、指摘はしない」ようにしています。きつく当たったのは武器強化に思うことサ系のテクニックくらいでしょうか(これは改善されましたね)。きっと強化系はガチャが絡んでくるのでややこしくなりそうですが、それでも彼らが「このような仕組みにしてあります」という部分をしっかり説明できれば、最終的には「合うか合わないか」「納得できるか否か」にたどり着きますから。それでいいと思うのです。

それでも、プロなわけですから「可能な限り、多くの人に受け入れられるシステムを構築する」ことが肝要だとは思いますけどね。荒れそうな話題にはなっていますけど、そのあたりにためらいはありません。大きな問題として直面しており、それでもブログでは一切コメントされていなかったわけなので、私なりに気づいたことをまとめておいただけです。

いろいろ読み応えのある内容でした。ありがとうございます('-'*)

いえいえ(@_@) あの内容では物足りなかったのではないでしょうか。もっとバーストらしさが出ていればよかったのですけどね。それでもあの現象を見られていない人にはなるほど~って見てもらえたらいいかなと思い、あえて載せておきました。参考になると幸いです。

(・・・というよりも、音楽聴きたかったので自分用にあげたのです(汗笑))


疲れ気味のラメさんへ

あらら・・・。疲れてしまってはいけないのです(@_@)
そうですね、上記タケルさんのところにもあげましたが、私はどちらかというと「適応していく人」なので、ガチャの仕組みが細かくなろうと、あまり気にしていません。使える範囲で使えたらいいだけの話ですしね。

タケルさんとは対照的に、反映された例を挙げてくださって参考になります。ええ、いい部分で取り込まれていると助かりますよね。そういった部分を「経験値」として蓄えていけたらいいのですが、これらは本当に最近の出来事であり、今まで人が多かった時に怠けてしまい、肝心な部分で実績を上げられませんでしたから・・・。この状態でPSO2はリスクが伴う、と感じるわけです。

PSOはいい思い出としてとっておきたいところです。時代の兼ね合いもあり、あの頃の感動を取り戻す、呼び覚ますのはなかなか難しいことでしょう。ましてや、現金がこうやって絡んでくるとなおのことですからね。それでも、「取り戻せるのも、流れ作業的に遊ぶのも、アークスたち次第」といえるはずですから、楽しく遊びたいものです。

「人がいるところに市が立つ」といわれるように、PSO2はとにかく人口を増やすべく基本無料の姿勢をとったわけです。それなら、無料ならではの魅力というものを余すことなく伝えなくてはなりません。ゲーム性が無料というだけで狭められてはならないわけです。そして、遊んだ感じ、とても無料というにはスケールが大きすぎる内容になっているとは思います。

ですので、ラメさんもテスターさんとして遊べたのでしたら、次回テストも参加して、いろいろ試して、気づいたこと、感じたことは運営さんに送れるといいですよね。私も可能な限りはそうしていますので。

PSOはきっとPSO2遊んで楽しいと思えるのであれば、今遊んでも楽しいと感じられると思いますよ。動きは地味ですが、独特の間合いがあって、それをうまくコントロールできるようにする楽しみがあります。動きがゆっくりなため、敵さんの動きをしっかりと見極め、かわし、反撃をたたき込む楽しさが詰まっています。そしてそれがどの武器においても、キャラにおいても、独特の「遊び」が凝縮されているので、はまる人ははまってしまいます。特にチャレンジモードはそのランダム性なども相まって、体験された方なら「神がかったバランスの上に偶然性までもが成り立つ、すばらしい遊び」と感じられたはずですから。苦手でしたけど(汗笑)。助け合いが満載の、いい思い出です。

・・・とはいえ、PSU系以降のテンポの上がったアクションになれきってしまった後では、古くささは抜けないかもしれませんね。いずれにしても、「まずは自分で試してみる」のが一番いいですよ。いけないのは「試してもいないのに、伝聞に踊らされること」だと思いますから。

何事も、ちゃんと取り組んで意見をできるのがいいのかなと思っています。

From : らべ | 2012年05月20日 02:36

例によって、ちょっと思うところがあったので、書かせて頂きます。

>私一人がこうしたところでどうにもなるわけではないのですけど、やっぱり制作物には対価を支払いたいから。

これ、私の中にもよく似たポリシーがあったはずなのですが、最近は形骸化してしまっていた感があります。
というのも、インターネットを通じたあれこれが普及する前から、私は似たような姿勢で世の中を見ていました。
具体的には、「安易に古本を買わない」という指針でした。
これを決めた当時、私は中学生くらいでした。
使えるお金も僅かでしたが、ある作品に感動し、作り手を尊敬するに至って、これを心に決めました。
理由は、失礼にも引用させて頂いた、あの一文に通じます。

「古本で買ったら、作家にお金が入らない」

私はこれを理由に、絶版本以外は新書で買おうと決めました。
だというのに、いつのまにやらその思いは薄れていたようで、古本屋を利用しない理由は「何となく苦手」程度のものとなり、いくつかのソーシャルゲームでは“無課金のヘビーユーザ”になった経験を持ち、所持しているスマートフォン中にも、無料アプリはそこそこ入っています。

これは、セガさんの姿勢やPSO2の今後を憂える前に、私自身の考えや行動も見直す必要があるかな、と。
こんなお話を綴ったところで、何になるのかという思いもありますが、小さな意識改革の宣言として、この場所をお借りした次第です。


上のコメント、疲れ気味のラメさんとのお話の中で、かつてのPSOの話題が出ていますね。
私も、(専らオフラインモードで、でしたが)友人と何度となくチャレンジモードに臨み、ランダム性を取り入れながらバランスを維持した“究極の遊び”を楽しんだものでした。
オンラインで知り合った方々も(他の世界での交流は皆無でしたが)、いまだに名前を思い出せる人がいます。
そうして過ごした時代と作品を、「あの頃は、あの作品は良かった」だけで流してはいけないな、と思わずにはいられません。
時代の変化で、変わってしまったものは少なくないです。
その中で、もはや戻らないものや、戻すべきでないものがあるのも事実です。
しかし、そんな違いはあるとしても、「その当時、何を思っていて、何を感じていたのか」は、やはり大事にしたいところです。
GCPSO当時、中学生だった自分の目線で、このPSO2の世界を見たら、どんなふうに映ったのか。
今となっては想像することも困難ではありますが、PSOとPSO2を並べて語るのなら、その努力には相応の意味があるのかな、と。


……毎度まとまりのない文章で申し訳ありません。
これ以上悪化しないうちに、筆を置くことにします。

From : 未瑞鳩 | 2012年05月20日 05:06

未瑞鳩さんへ

いえいえ(@_@) いつもご丁寧なコメントありがとうございます。
元々ひとりごとの話題はコメントをつける設定にはする予定があまりないものなので・・・(汗笑)。今回はさすがにいろいろ議論が出てくる部分もあるでしょうし、cβテストも終わってみなさんも感じたことがあるかもしれませんから、あえて解放しているわけなのです。気になることがあれば気になさらず記してくださいね。


あくまで私はきちんと支払わないと気が済まないタイプの人なのでこのような文章になりましたけど、それをみなさんにお勧めするとか強制するとか、そんな話題ではありませんし。ただ、非難をする以上は示しもつけておかないとね、ということで・・・PSUの現状と自分の振る舞いをとりあえず取り上げておきました。GCガチャンだって2年近く経過するわけですけど、満足にGC衣装を着けたことはありませんからね。それが少しなりでも運営さんなり、このページをご覧になる方に 一つの考え方 として伝わってもらえたらいいかなって。それ以上でも、以下でもありませんのです。

歯車が狂いだしたのはだいたい2008~9年頃からなのかな、と思います。WindowsもVistaが普及してくる頃で、このあたりからパソコンがいわゆる10万円を切るような「ネットブック」という(もはや死語になりつつありますね(汗笑))代物が出たあたりから、まともな価格設定があらゆる面でできなくなってきたのかな、と私はとらえています。ゲームもこのあたりから体験版は当たり前となり、2010年にはそういったソーシャルやら何やらが台頭してきて、他社との差別化のために安易に持ち出した用語が「無料で遊べる」に至るわけですよね。

そりゃあプログラマーさんである程度くめる人であれば、携帯電話コンテンツに少し草を生やした程度のものでしたら、誰でもプログラミングできてしまうのでしょう。FlashでもAction Scriptさえ組めれば、それだけでゲームが作れる世の中になってしまいましたし(今ではHTML5あたりなのでしょうか)。つまり、上に上げた「人を惹きつけるイラスト」さえちりばめられれば成り立つ時代になってしまった、と。

こういったものが蔓延してしまうと「無料が当たり前」という錯覚を起こしてしまい、据え置きゲーム機なりが苦境に立たされるのは自明の理です。任天堂さんのWiiも衰退してしまったのは、その周りを支えるサードパーティーさんをつなぎ止められず、そして体力のない会社はむしろスマホ/ケータイ向けのソーシャルゲームの方がコストを抑えられ高収益モデルともなれば、そちらにシフトしてしまうのも仕方のないことでしょう。


いずれは消費者が「今まで何をしてきていたのだろう」と気づくときが訪れる・・・かはわからないですが、今はみんな夢中になっている時期なのだと思います。無料ばかりに踊らされ、海外ともどんどん差をつけられ、気がついたら国内は誰もいなくなっていた・・・なんてことにならなければいいのですけどね。今の風潮が明らかに異常だと私は思っています。昔はゲームカレンダーなどを眺めて「いつ出るのかな~('-'*)」なんて楽しみにしていたものが、今はもはやみじんも感じられませんし・・・(時代が変わったこともありますけど)。

古本のたとえなども、難しい部分がありますけど・・・最終的に著者としてはお金を得ることももちろんですが、一番はきっと「自分の考えを世の中の人々に伝えたい」ことだと思いますから、決して新品を手にすることばかりが正しい、ではなくていいと思います。それを言ってしまうと図書館の存在などはどう説明すればいいのやら・・・になりかねませんしね。ネットが普及した今だからこそ、読書はとても大切なことだと思います。活字離れといわれて久しいですしね。


いずれにしましても、こうやって「ちゃんとお金を支払って遊ぶものなんだ」というところは、見失わないでほしいものです。それを酒井さんが何度も何度も「無料!無料!」って連呼しちゃうと・・・そう思っても仕方がないのでは(汗笑)。なら、どこで儲けるのですか?と突っ込みを入れたいところです(ガチャといいたいだけですわら)。

コンセプトに甘んじることなくセガさんも「ガチャで儲ける」という発想を捨て、「ゲームの本質で真剣勝負して、勝つ!」というマインドを、決して忘れないでほしいです。PSOは紛れもなく、ネットがはやっていなくてもその口コミで広め合ったタイトルだとも思いますしね。

ガチャはその志に相反するものだと私は考えています。ゆえに取り入れてほしくないのです。このような時代ですから正攻法で立ち向かうことほど難しいものはありませんが、それこそが挑戦であり、打ち勝ったときの信頼は何物にも代えがたいものになると思います。

・・・無理な望みなのでしょうけどね・・・。

From : らべ | 2012年05月20日 15:05

だいぶお久しぶりになりますね。

本当に、3/9からのPSO2の動きは、自分の中でも何かが崩れていった感じが続いてしょうがないのですが(;´∀`)

以前にもらべさんが話されていたと思いますが、「ちゃんとお金を支払って遊ぶものなんだ」って当たり前のことが当たり前でなくなってるというのが、最大の問題ですね。

ソーシャルゲームが残した最大の罪は、ゲームコンテンツというものの価値を限りなく0にした、フリーミアムの拡大でしょう。
度重なるCMで「基本無料」を宣伝し続け、それを見ていた多くのユーザーが、ゲームは無料のものであるという錯覚、、いや洗脳されてしまいました。その結果、前金の必要なパッケージソフトは苦境に立たされ続けています。

そしてその一方で、ユーザーの射幸心を煽って儲けを出したソーシャルゲームを、コンプガチャ規制が決まったその日まで、マスコミが気持ち悪いぐらい持ち上げていました。
コンテンツを提供する側にしてみれば、そんな記事ばっかり見ていれば、それが未来のスタンダードビジネスであると、やっぱり錯覚してしまうでしょうね。
折りしも任天堂が、その直前の会社説明会で「射幸心を煽るビジネスは、長期的には信頼を損なう」と発表すると、マスコミはこぞって、ビジネスチャンスを捨てた任天堂に未来はないと描き綴りました。見事な反応ですね(w

そんな時代ですから、おそらく伝統的なパッケージビジネスでやりたいという気持ちが製作者にあったとしても、それを形にできるかどうかは微妙だったと思います。特にSEGAのCS部門は、会社方針で据え置きゲームを潰してまでソーシャルシフトを進めている位ですから、「造られた時代の最適解」以外、上が認めてくれなかった可能性もあると思います。

少し擁護になってしまいますが、PSO2も、そうした「造られた空気」によって捻じ曲げられた被害者なのかもしれません。。。残念ですが、コンプガチャの話が出てくるまでは、任天堂を除く業界全てが、ソーシャルの仕掛けた催眠術にかかっていたようなもんなので、それを突破することをSEGAに求めるのは難しかったと思います。

願わくば、コンプガチャ規制からゲームコンテンツの正常化に向かってほしいところですね。

PS・コンプガチャの話が出てきたその翌日に、SEGAのオンライン事業が分離子会社化することが決まりました。悪い見方ですが、コンプガチャ規制で採算の見通しが立たなくなったPSO2の損切りを回避するため、リストラを飲んだとしたら、とても悲しいことですね。。。

From : アメミヤ | 2012年05月22日 00:47

お久しぶりですね。お元気していましたか('-'*)

なんだかそのようですねえ・・・>子会社化 実情はいざ知らず、来月の株主総会なりでもいろいろ発表が出るのでしょうけど、ここ2、3年で据え置き機=パッケージ主導型のゲームは苦境に立たされてしまいましたね。

ソーシャルゲームこと携帯機コンテンツがどうしても好きになれない部分として、出先でそんなにこまめに遊ぼうとは思わない点が一つ、そして何よりも自宅でゆっくりくつろげるときに小さな画面とにらめっこして遊ぼうという気にさらさらなれないということ。

ましてや、そのスーパーファミコンなりPS2なりが盛んだった頃のブラウン管モニターから大きなフラットパネルディスプレイとなり、より大きな画面で臨場感溢れる体験もできるようになりましたのに、それで無料、無料ばかり連呼して「ゲーム作りのつらさ」を忘れさせるような宣伝はもうまっぴら・・・というのが本音です。

物作りをする人は必ず労苦を伴うわけで、それを無料で提供できるわけなんてないのですから。その労力を人の心の弱みにつけ込んだ商法で莫大な利益を勝ち得るなどあってはならないこと。このままではいつか衰退してしまう・・・といっても、もう止められないのでしょう。プレイヤー側にも問題があるといえばあるのでしょうから>無料でないと遊ばない ・・・となれば、今あるコンテンツをどのように生かすのか、という考え方も持っておかないとならないでしょう。


PSUのサイトも地道にではありますけど更新し続けてきた結果、一つの転換点を見つけるに至ります。私の記すコンテンツが変わってしまっていることもあるにはありますけど、いわゆる「攻略系のものを見る人が増えたのかな?」と。つまり「受け身となるプレイヤーが増えた」ように感じます。自ら遊んで、裏技なりを編み出すような。能動的なプレイヤーさんが減ったのかな、って。それがWikiなどが思うようにまとまらなくなってきてしまっている一つの理由なのかなとも感じたりします。

いずれにしても、遊び手も、作り手も、どのような道を模索できるのかなというところで迷いが出ているように見受けられます。とりあえず私なりに、「パソコンゲームとしてのPSO2」という部分と「PSO2というゲームについて」でまとめていけたらいいかなと思っています。今日、ちょうどクローズドβテストの結果も出ていますし、今PSO2を見つめているプレイヤーはやはり熱心にウォッチされている方ということもわかりましたから。

私なりに、力及ばずながらも何か情報を発信できたらいいなあ・・・と思います。開発陣さんたちには真摯(しんし)にがんばってほしい思いと、後はやっぱり「プレイヤーを裏切らない、誠実な運営」を心がけてほしいかなと。PSUの悪い意味での再来は、もう御免ですので。

ガチャは・・・ノーコメントということで(汗笑)>コメントしようがありませんのです・・・(コンプをなくす>確率を下げる、供給量を絞ってくるのは自明の理なので)。

From : らべ | 2012年05月22日 22:50

大分前ですが、以前(3/31の記事)にも書き込みさせて頂いた者です。
体調が優れない様子でしたのに返信して頂き、ありがとうございました。

PSO2に限って言えば
ガチャが禁止されている海外での展開も視野に入れているはずなので
『ガチャありきでない集金プラン』もSEGAの中にあると思うのですが
日本ではあえて『ソレをやらない』というあたりに、憤りとでも言うのか
遣る瀬無いモノを感じてしまいます。

『単純に面白いゲームで遊びたい』という私のような者からすれば
日本のゲーム業界全体が、『より面白いゲーム作り』よりも
『より集金する為のシステム作り』に比重を置く傾向になってしまったのは
なんとも残念な話です。

それが「世の流れ」でそうせざるを得ないのなら、尚更。

今となっては勝手に期待していただけなのですが、PSO2には
そういった流れに逆行してほしかったですね。

尤も、酒井さんの『他のゲームと掛け持ち~云々』という発言からみるに
そんな気は最初から無かったようですが。

私もあまり批判したい方では無いので、この辺で収めますが
仮にこの先、ガチャ自体が全面的に規制されたとしてもユーザーが安心して
「まとも」に遊べるよう、先の先をみた運営をして欲しいものですね。

From : Toori | 2012年05月23日 14:02

Tooriさんへ

ご無沙汰しております。いえいえ、単純にお休みの日を削って千歳に出かけていて、体調管理ができなかった自分が悪いだけですので(^^;

そうですね、海外展開はどのようにされていくのかはいざ知らず、基本無料の埋め合わせをシステム系の課金でまかなうのか、ばくち敵に感じてしまうガチャから徴収されるのか。言葉に言い表しにくい部分となりますけど、いえることは「PSUを見ていたら、コンプガチャ廃止に伴い確率を下げてくるでしょう」・・・と。

そのあたりは今日、興味深い話題を見つけたのであと1回だけまとめられたらいいのかなと思いますが・・・もう、あれこれいわなくてもわかるはずです。「合わなければ、しない」。これだけでいいのですから。選べる作りにしてあるだけでも良心的、と思うしかないのでしょうね。


いつの時期からこのような風潮になったのかはいざ知らず、最終的に「そっぽ向かれたときに自分たちのゲームを支えている、誇れる部分はあるのか」に行き着くはずですから。それを示しようのないソーシャルゲームは廃れていくのでは・・・と感じています。

セガさんはぜひ老舗の維持として、PSUで成し遂げられなかった「無限の進化」を体現してほしいと願います。ほんと、運営さんが鍵を握るといっていいでしょうからね・・・。

From : らべ | 2012年05月24日 21:46

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