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2012年04月08日

キャラクタークリエイト体験版と非公式ドライバと60fpsの動作確認

また・・・変わっちゃっていますのです_〆(. .*


楽しんでいますか?
非公式ドライバ・ワイヤレスコントローラーの設定例と60fps=フルフレームレートの様子です
(ムービーをダウンロードして見たい方はこちら)
「『PHANTASY STAR ONLINE 2』キャラクタークリエイト体験版において撮影された実機動画です。」 『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト http://pso2.jp/

『PSO2』キャラクタークリエイト体験版配信開始&クローズドβテスト新規要素その3

・・・私は元々怒る人ではありません。というよりも、その感情を表現するのが苦手な人です。しかし、非公式ドライバを用いられている方は「またか・・・」と席を立ったことでしょう。彼らは再びやってくれたわけです・・・!

風邪を召して1週間倒れていましたのに、やっとの思いでのぞくとこれだったので、ぅぅ・・・。


αテスト時で裏技みたいな設定を要求され、α2テスト時では初日不可、翌日以降は日々異なる設定が必要etcetc...そしてキャラクリ体験版となるクローズドβテスト前の実質「仮完成のクライアントソフト」といえる状態だと思いますが、

多様な内部変更を加えられたためか、「有線版コントローラー」をお使いの方は右スティックが機能しない状態に。今のところ、設定を変更するだけでは動作不能のため、単純に「組み合わさっていた鍵がまたも紐解かれてしまった」といえるかと。創っては壊しの典型例なのでしょうか。

とはいえ、ゲーム本編がないために事なきを得ますが・・・今回の大胆な仕様変更、早く下旬までに社内の動作チェックを拡充させないと大変なことになりかねませんですよ、これ。とりあえず純正版ドライバでは問題なくセッティング可能ですので、どうしてもコントローラーでキャラクリしたい、というのであれば一時的に戻すのもありでしょう。


(人によっては非公式ドライバを煙たく見る動きもあるかもしれませんが、何故ここまで大きな存在かといえば・・・Xbox360コントローラー準拠品(XInput方式)以外のほとんどのコントローラーが非公式ドライバと同じDirectInput方式となっていて、「その代表的なドライバとして存在している」ためだったりします。むしろこれをまともに動かせないようでは、ほかのコントローラーは動かせるの?という内容なのだとか。

LT/RTをアナログ的に扱うゲームならまだしも、ほとんどの場合デジタル式(On/Off)なので、その入力方式の違いによるメリットはほとんど皆無なのでした。何よりPSUでちゃんと動くのに、なぜそのプログラムを移植しないのか・・・不思議でなりません。ともあれ、本来このような制作過程の現場が見られていないわけで有意義?な体験となっています。ぜひよいタイトル作りに励んでほしいと願っています)

PSO2CC - 1PSO2CC - 2PSO2CC - 3

ワイヤレス版をお持ちの方は上記ムービーの前半部分で紹介していますのでご参考に。詳しい設定方法というのは特になく、ただただBボタン(赤)を押していくのみです。本当なら、「Xbox360コントローラーの場合、決定がAボタン(緑)、キャンセルがBボタン(赤)」となるわけですが・・・

彼らの設定の考え方は「プレイステーションユーザーを中心とした設定を第一としよう」とされているがため(でしょうけど)、決定が○ボタン(XboxでいうB=キャンセル)、キャンセルが×ボタン(XboxでいうA=決定)と入れ違っているのが難点。元々任天堂さんのゲームキューブはXbox版と同じ配列のため、GC版PSOを遊んでいる人から見てどうしてもプレイステーションの操作方法になじまないのでした(アサイン不可のためと十字キーが分離している、左アナログスティックが下に位置するため)。

・・・脱線しちゃいましたけど(@_@) その入れ換えとSTART/BACKボタンの入れ換えくらいです。非公式ドライバは何もいじっておらず、導入初期の状態のままですので。設定を終えた後、キャラクリは割愛してもう一つの柱、ベンチマークソフトへと移っています。

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以前のクローズドβテスト新要素追加ムービーのあたりから NVIDIAロゴ がちらっとあったりしたため、「やっぱりこちら向けに最適化を優先しているのかな」と思う部分はあり。実際、ベンチマークの値は4Gamerさんですでに公開中ですけど、「値」だけを見た場合はNVIDIA社が優勢となっている印象です。

しかし、私がここで取り上げておきたいのは「RADEON HDシリーズが実効値となる平均FPSが高いのにベンチマークスコアが低め」「両者に大きな隔たりは特になし」「値は過信せず、自分の目で見たものが真実である」ということを。

そのため、そのリファレンス=模範となるものを作っておけたらいいかな・・・ということで、例のフルフレームレート=60fpsムービーを用意してみました。なぜなら「この動きを達成できればいいのに、実際のスコアは2500となるため」、です。

もちろんベンチマークソフトですから何かしらの重み付けというものはあるでしょう。しかしながら、その4Gamerさんのところで唯一の指標となる「最低/最高fps」という部分。こればかりはスコアに流されない「目で確認できる動きのさま」となるため、この点を考慮すると・・・スコアの低いRADEON HD シリーズも十分健闘しているものと思われるため、です。

設定一つで大幅に上がったり下がったりする症状も気になるところで、これでは「何のためのベンチマークスコアなのか」がさっぱりとなってしまいます。ですので、公式サイトなりに指標はあるものの、私はここで提言しておきたいと思います。


「己が眼に焼き付けたものこそ真実なり」

・・・と。

PSO2CC - 7PSO2CC - 8

PC構成は最後のスクリーンショットをご覧いただきたいところですが、端的に記すと「Core i7 3930K+DDR3-2400 8GB+GeForce GTX 570」「簡易描画設定=5、テクスチャ解像度=最高品質、シェーダー品質=標準、1920*1080 フルスクリーンモード」となります。つまり、超高解像度モニターや2枚以上のモニターをお持ちでなければ、解像度はこのあたりが上限となり、設定値も各種最高状態にしてあります。

いわゆる設定5は総てのグラフィックスオプションを有効にし、影品質を3へ、対象は全てのオブジェクトに落とす、モデル表示数30といった設定内容なのですが(後日紹介しますね)、実際ご自身でいろいろと設定し、ムービーのような品質になっているのかどうか。

その質感をできる限り引き出せるよう、ムービーもQHD(960*540)の大きさにしています。下手すると、ぱそ子さんの性能が低い方は本ムービーすら再生しきれないことでしょう。QHDでフル60fpsはなかなか撮影環境の敷居が上がるだけでなく、再生側にも能力を要求されます。グラフィックスカードがあれば再生支援機能で何とか再生可能なことでしょう。フレームレートの違いについては前回話題「PSO2 スペック フレームレート=なめらかさの違い」でも参照してみてください

特に設定3で悩む方は一度比較するといいかもしれません。3の場合は「エフェクト光源」「ブラー」のみOn、影品質は2、対象は全てのオブジェクトに落とす、モデル表示数12という、エフェクトがかなり簡略化された状態となりますので、4Gamerさんのところの画面などをご覧になっても「それほど気にならないや」というのであれば、無理に設定5にこだわらなくてもいいような気はします。

PSO2CC - 9PSO2CC - aPSO2CC - b

シーケンスは二つあり、前半が新たなフィールド「市街地」を舞台に、ダーカーさんの魔の手から逃げ延びるというシーン。あ・・・これをみて思ったのですが、なんだかPSUにも一部復刻した 守護者たちの軌跡ι(イオタ)、PSOの「ガロンの野望」がまさにこれなのでは、と(汗笑)。「カット、カーット、Cuuuuuuuuuuutooo!!」なんて叫び声も、下手すると聞こえてくるのかも・・・なんて。

見所は光源の重なり具合や煙などの空間表現、ディズニーランドのアトラクションをちょっぴり連想させるようなゴンドラに乗って進むシーンの変化etcetc...短時間ながらいろんなシチュエーションを確認できることでしょう。らべさんをテストプレイヤーとして召喚しているわけですが、長めの髪の方はなびく表現も入るため、若干は処理が重たくなっているのかもしれません・・・です?

そして後半は秘境の地?なのかはわからないですけど、ラッピーの里(と勝手に命名しちゃいますが)にたどり着いて祝福?されたのもつかの間、その先で待ち合わせをしていた連絡船とコンタクト。きっと先ほどのシーケンスで何かしらの品を入手し、それを手渡すといったところだったのでしょうね。後は飛び立つまでを見届けてシーンエンドとなるのでした。

PSO2CC - cPSO2CC - dPSO2CC - e

ざっと見た感じ、ベンチマークプログラムとしては今ひとつ、キャラクリ体験版としては「αテスト時に用意されていたアクセサリーが削除されていたりする」部分もあって悲しいところですが・・・もしかして、これを後ほど有料アイテムにしてしまう?とか、不安は尽きません。最初からガチャガチャな姿勢はやめていただきたいものです。

PSO2CC - fその購入の指標となるベンチマークプログラムとしても、ざっくりとした計算ですが「平均fps×平均fpsの7割」を値として表示している節があるように思われ(いくつかfpsリミットをかけて計測した結果です)、これではSLIやCFXなどを構築された方がずば抜けた値を表示しそうな予感もし・・・とはいえ、結局は「スコアの意味」をきちんと理解できないと、どんなベンチマークプログラムを用いても同じことです。

今回の内容では「う~ん・・・」というコメントしか残せないのですが、とてもではないですけどこれだけで判断するのは危険でしょう。肝心な「12人マルチプレイ状態」なり、そのうち数人がフォース系の役職だとして「テクニックの入り乱れる戦場」が全く表現されていないため、「参加人数が多いときの状況」が全くうかがい知れない内容止まりになっているのは少々残念でした。

PSO2CC - gとはいえ、当初では「ベンチマークソフト」なり「キャラクリ体験版がほしい」という声があったにせよ、作成予定がなかったものと思われるだけに、お忙しい中でそのあたりをきちんと取り組んできたことについて、素直に評価できる部分なのでは、と感じます。実際、キャラクリ体験版だけで見ると「何故常にグラフィックスカードが100%状態で動かないとならないの!!」という向きもあるかもしれませんけど(あとで回避方法を載せますね)、

とりあえず「今、できることに取り組んでいますよ」という姿勢は伝わってきましたので、ぜひ今月末のクローズドβテスト、準備万端にしてみなさんを招待していただけますように(うちは別にどちらでもかまわないですので)。


(ちなみに、ラストの画像だけ原寸大の大きさにしていますけど、このように画面が波打つような表現を「ブラー」と呼んでいます。PSO2から取り入れられた表現手法で、スピード感を演出するのに役立っています)


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「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』キャラクタークリエイト体験版において撮影された実機画像です。」 『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト http://pso2.jp/


(4/10 19:30 追記分)

30フレーム/秒となる、Youtube版を作成しておきました。上記の動画では再生が難しい・・・という方は試してみるのもいいかと思います。そのあたりは本日記載の話題でもご覧いただけます。

From : lavendy | 15:00

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