« 東芝4KレグザでPSO2を楽しむの巻(前編) ~ REGZA 58Z9Xレビュー | メイン | 立ち食いそばとフランス料理 ~ 楽しく努力をするということ(後編) »

2014年07月15日

ダークファルス・ルーサー戦 ステップ回避の練習 ~ 楽しく努力をするということ(前編)

私の日常風景の一コマでも。


アークスシップ対抗戦、お疲れさまでした。これ、第1回目とあるわけで、おそらく2回目、3回目と開催されるのでしょう。・・・が、私としては「もう、いいかな・・・」、と(汗笑)。

遊んだ方なら気づくはずですが、いろんな意味で準備不足・練り込み不足が露呈され、「本当にイベントとして盛り上げる気があったのかな?」と問われる内容止まりだったのかなと思います。

指摘したい部分もありますけど、彼らで反省会なり開いて次回開催時にどうしたらいいのかくらいは、プロのゲーム屋さんとしてがんばっていただきたいところです。素人目線でも、今回のはさすがにあり得ないと感じましたので・・・。


一つあげるなら、後出しされた累計ポイントにまつわるお話も、「ちゃんと前もって決めていましたが、マニュアルに記載するのを忘れていました」が事実なのかも知れませんけど、今までの実績=信用から、もはや後出しルール、操作、と思われてしまっても仕方がないのが残念なところです。

前々から記していますが、「誠実さは、必ず伝わる」ものなのだと。たとえスキルが及ばなかったとしても、手抜きしているかどうかは、遊んでいたらちゃんと気づく、見抜かれるものです。ならば、可能な限りの手を打って開催にこぎ着けなければならないのでは、と思います。

感謝祭なり、エピソード3なり、リソース配分が難しいのは想像に難くはないのですけど、取得アイテムに差をつけてしまったり、最下位のチームさんほど本当にしらけさせるような仕組みにしてしまったりetcetc...。正直、有効期限がなければ永遠にアイテム交換したくないくらいですよ(まだやっていませんが)。

次回以降開催の時にも手にするチャンスがありますよ、といいたいのかはいざ知らず。そうなるとアイテムのラインナップが変わらない恐れもあるわけで、これではみんな、次回以降、まともにやろうという気もなくなってしまいかねませんよ・・・と、記しておきます。「『アイテム』ゲームの弊害」ともいえる部分です。


3秒間に合わず・・・一応貢献できる限りはがんばりましたので、充足感はそれなりにあります。たとえばこちらの画面など「終了宣言後、わずか3秒でクリア」・・・といったものです(汗笑)。言い換えればあと3秒早くクリアできれば、貢献ポイントも最大になったかなと。あうぅ・・・(261ptでした)。

シップ1の方々と組めたのは一つの経験になるのかなと思います。次回、対抗する存在になるのか、また同じように組めるのかはわかりかねますけど、最後のスパートはすさまじいものを感じました。ブーストの有無にかかわらず、全力を出し切れた証なのかなと思っています。

一度4位になったのは、おそらくブーストをかけるためなのだと思いますが・・・。偶然なのか、作為的なものなのか・・・いざ知らず。いえることとしては、4位転落がなければこの逆転劇はあり得なかったことでしょう。

彼らにとって「3~5位=ラウンドブーストなしの戦いで、緑が全く負けなかった」ことが想定外だったのでしょうね。ここで負ければラウンドブーストが発生し、毎回戦況が変わっていく・・・と。しかしブーストなしの組で負けないほど強かった・・・のが誤算だったのかなと。

それくらいにブーストシステムが壊れていますので(どうにも、倍率調整の下手さ加減はPSUから変わらないようで・・・)、次回があるのであれば、まずはこのあたりから徹底的に見直さないと、とだけ申し添えておきますね。


∮ ∮ ∮

イベントが22時までということで、お夕飯後回しでがんばっていましたけど・・・。その後お風呂に入ったり何なりして、休もうかなと思っていたら・・・あら。ダークファルス・ルーサーさんが襲来と_〆(. .*

その時の一コマを、取り上げておこうかなと思いまして。ここに載せますね。タイトルの意味なのです。

物語性のある音楽にあわせたいところ(外部再生はこちら)

上記はカット版で、全編をご覧になりたい方はYoutube側のものでも。とはいえ、腹部の時計は破壊した後からになります。まさか、いいできになるとは思ってなかったものなので。

このムービーが伝えたいこととは一体何なのか? ・・・そう、「ノーマルでも、私は工夫をすることで、このような冒険を送ることができて、楽しめていますよ」という現実です。

よくPSO2は「アクションゲームの片鱗すらみえない」といわれることが多いようですが、はたして本当にそうでしょうか? このムービー、ノーマルなわけですけど、私にとっては相当四苦八苦している内容なのですよね。

ルーサーさんの攻撃、どれも素早いものがあり。紙一重でよける・・・いわば刹那ですか。真剣白刃取りとはいったものですけど、ステップアドバンスもない、素のステップで彼の攻撃を全部軽やかに、鮮やかにかわせる人がどれほどいらっしゃるのでしょう。

(安全地帯などの話は、ここでは割愛します)

もちろん、私は井の中の蛙だと思っています。大海を知らないのです。ゆえ、きっとスーパーハードを遊ばれる方はこのくらいのステップ回避、当たり前のようにこなされるのでしょう。すごいことなのです。大半のブロガーさんはそれを制し、☆11やら12やらのアイテムをゲットできるわけで、私とは住んでいる次元が違うと感じています。


ルーサーさんの攻撃をよけるですが、らべはこれでつまらないなどと思ったこと、一度もありませんよ? むしろ、「アイテムさんなんかどうでもいいですから、このルーサーさんと常時戦えるようにしてください、お願いします」と、頭を下げていいたいくらいです。

PSOはおろか、PSUでさえ「いつでもダークファルス=ラスボスさんと戦うことができた」はずですのに、なぜここでは特別な時間帯、それもほぼランダムないし、「運営さんの決めた『時間割』通り」にしか、遊べないのでしょう?

Youtube側をご覧いただければ おお~ と思われるかも知れませんけど、「みっちり30分、フルコースで遊び倒しますよ」、と。

きっと、大半の方なら1桁台の時間で倒してしまい、ほかのことをされるのでしょう。そういった「消費を加速させることを推奨する」ような運営さんたちの遊び方の一体何が楽しいのか、私には理解できないのですよね。


このムービーで伝えたいことは2つ。

「アクションが単調だという方は彼のあらゆる攻撃、全部ステップで確実に避けきれますか?」
「耳に残らないBGMという方は、ルーサー戦のこんな一面を聴いたことはありませんか?」


私にとってはこのムービー、これこそ誰かさんのおっしゃる「脳汁」ですか(汗)。が、出るかのような。とても充実感あふれる戦いなのです。


音楽はある程度コントロールする部分も見えてきてはいて、しかしながら運任せなのは相も変わらずなので・・・。それは逆に「遊ぶたびに、音楽が運良く変わることを願って楽しむ」わけです。

そして、スーパーハードではおそらく、一発もらえば致命傷なこの数多の攻撃手段を、華麗に避けられるよう、小さな努力を積み重ねる。ご覧になれば気づくはずですが、ターンを重ね、少しずつ避けられるようになっていってはいると思います。

逆にこちらの被ダメージ量は知れており、Lv70で挑む相手ではなく「こんなのの、何処がスリルあるんだ」、と。彼らのいう「高難易度も試していただければ」なのでしょうが、即死三昧のスーパーハードなど、頭にも浮かびませんよ。

アクションが苦手な方にとってはこれだけでも大変なことですし、何より「ノーマルだからこそ、こういった練習を積み重ねて、満足にマイキャラさんが操れるようになってから、ステップアップするべきなのでは?」、と。

こんな練習を、はたしてスーパーハードでできるものなのでしょうか?

一度も防衛戦などは遊べていませんけど、私だとおそらく無傷=死亡なしでクリアは不可能だと思っています。ゆえに「何度も何度も練習を積み重ね、自分なりの基礎を確立する」ことが、アクションゲームの原点であり、楽しめる部分だと考えます。


ルーサーさんの攻撃をよけるスーパーマリオさんなどはその代表格。ワールド1-1は「全アクションゲーム制作者の『バイブル的存在』」とさえいわれていますからね。何が必要なのか、何をすればおもしろくなるのか。その答えが、1-1にぎっしりつまっているワケなのです。

PSO2も、見方によっては「かなり細かいことができるようにはなっている」にもかかわらず、

「その根本を知らない運営さんたちが、『彼らの思い描く遊び方』を『プレイヤーへと押しつけ』」、「合わなかった人は『アクションでさえ底が浅い』と錯覚し」、「最終的には、止められてしまう」・・・と。


私は、そうではありませんよ、という部分を、今後いろいろな角度から提示できたらいいなと考えています。ゆえ、このムービーは一つの礎としておきたいと思います。


彼らの思惑通り(=レア周りに執着しているよう)では、このような一面はまず見えてこないはずです。私が異端者なのは自覚していますが、「PSO2を、どのようにして遊べば、より深く楽しめるのかな」という部分は、そろそろプレイ時間が5千時間にも到達する頃で、おぼろげながら見えてきてはいます。

ですが、私の遊び方は「彼らの推奨するものとは真逆である」。いうなれば「みなさんの遊び方とも全く異なる」ものですから、「必ずしも合うとは思っていませんし、むしろ合わなくていい」と考えています。100人いたらそのうちの1人でも合えば、それで十分です。

その第一歩は、アイテムへの固執=束縛から解放されること。
言い換えると、レアアイテムを意識しなくなること。
そう、武器よさらば、なのです。


私はPSO、PSUともに1万時間は遊んで来ています。誇張ではなく、丹念に。ゆえ、「どのようにして遊べば、その過去の作品に通ずるものがあるのかな」という点なら、多少なりお伝えすることはできるかな、と考えています。

そのためには、不要な要素は一切排除・・・考えないようにしなくてはならないと思います。PSO2はいわば「豪華な食材を数え切れないくらいに販売しているお店」なだけであり、「それを調理して出してくれてはいない」のです。

かといって、全くいないわけではなく、してくださるのは「その食材を、どう扱えばおいしく調理できるかがわかっていない料理の素人さん」しか、いらっしゃらないのかなと。それが今の運営さんであることはいうまでなかれ。


ルーサーさんの攻撃をよけるみなさんのレビューに「素材は豪華」とありますけど、

彼らの構えるお店は「立ち食いそば屋」さん止まりなのかなと。私はそれを「フランス料理風に見立てて、調理したいかな」と考える人です。

詳しいことは改めて記せたらと思いますケド、ルーサーさんでさえ5分以内で倒すって、まさにそれ(=立ち食いそば屋さん)と変わらないわけですよね。


考えてみてください。上のムービー、いかがですか。音楽、すごく丁寧ですよね。ストーリー性がありますし、メロディが何より美しい。変調もお見事。そして、盛り上げるための最高の舞台=ステージまで用意されているのです。

地面には歩けば波紋が広がり、幾何学的な文様が刻まれる水上で。空を見上げれば水中から太陽を見るかのような、幻想的な光景。まさしく非現実な世界といえるでしょう。RPGの醍醐味ですよね。日常の喧噪を忘れ、こんな世界に入り浸れるわけですから。

かつてPSOのアンケートで、「ラグオルにいたい」と答えた人が、一番多かったことからして頷ける話です。

このクオリティーを達成できている国内のフリートゥプレイ(FtP/F2P・・・基本無料)ゲームは、どれほどあることでしょうか。私は、ないと思っていますけど。


私は、そんな豪華な素材を、立ち食いそばと同列なものとして調理したくはありません。可能な限り、いい素材を生かしていただきたい。

だから、誰もが高価と認識し、美味しいとされるフランス料理(を食べたことは実はありませんが(汗笑))を目指して、おいしく、楽しく食べたいなあと。これなら、早く食べようなんて方、いらっしゃらないはずですよ・・・ね?


早く食べる=素材の味など味わう間もない/早く攻略する=あらゆる要素を効率よく楽しむ
遅く食べる=素材の味をじっくりかみしめる/攻略に時間がかかる=レアアイテム集め、経験値などはあきらめざるを得ない(というのも変な話ではありますが)


ルーサーさんの攻撃で氷漬けにですので、この考え方自体が異なっていたら、私と話しても仕方がないと思います。しかし、立ち食いそばを否定するつもりは毛頭ありません。あくまでも「考え方の違い=価値観の違い」なだけですから。

その中で「参考にできるところがあれば、取り入れることで『単なる立ち食いそばから脱却できる 何か をつかめるかもしれない』」と考えられれば、

これから私が記していくことも一つなり、参考になるものも出てくるのではないでしょうか。

(後編に続く)


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 05:50