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2014年03月10日

PSO2 おすすめパソコン購入ガイド 2014春 その1 ~ 価格を重視

こちらでは本体価格の目安を10万円以内とします('-'*)

過去の記事となりますので、最新版をご覧ください。


※本日10日が「10万円以内でのぱそ子さん」、明日11日が「10万円以上のぱそ子さん」、明後日12日が「番外編:ノートパソコン、ほか」と3つに分けようと思います。ただ、重複する部分も出ますので、本日分をしっかりと読めば、残る2つは手軽に読めるようになると思います。

各社多様なモデルを出されていますので、今回は「PSO2推奨パソコン」を軸に、まとめていきたいと思います。その方がぶれがなく、無難でしょうしね。

今日の分はやや長めですが、力を抜いて、気楽に読んでいただければと思います('-'*)


さあ、いよいよWindows XP終了までの時が迫ってきました。カウントダウンが始まって残すところ30日を切っており、そして消費税増税が4/1から始まるため、お得に移行したい場合はパソコンの注文/出荷を今月の31日までに終える必要があります。

そう考えると、今週~来週半ばまでが購入の最終決断となることでしょう。月末はおそらく注文過多によりうまく受付ができなくなる恐れがあります。早めの行動を取っておきたいところですね。そんなあなたに、らべから送るぱそ子さん購入ガイド・2014年春版。

次があるかはわかりませんが(汗笑)、せっかく承認をいただいた会社さまでもありますので、今回は丁寧めに、数回に分けてお届けしますね。


七つの海: ぱそ子さんの選び方 PSU

「パソコンを選びたいんだけど、基本的なことがわからないんだよね~」という方は、ぜひ上記ページにある「パソコンの授業 ~ 1時間目」からご覧いただければと思います。現在の最新のパソコンと異なる点は、パーツの型番(数字)くらいで、基本的な概念は何も変わっていません。

「パソコンにはどんな部品が積まれていて、どのような効果をもたらし、どれだけ快適に遊べるようになるのか」の一部始終が細かく記されています。興味のある方はご覧ください。一読する頃には基本的な部分の知識が得られるように、まとめたつもりです。

・・・何人がご覧になったかは不明ですが(@_@)


あれから3年の月日がたち・・・今ではいろんなパソコンメーカーさんからも「基本性能がかなりまとめられたパソコン」が出るようになり、上記授業の項目でも指摘している「細かい部分を明記した会社があるか?」という点も、現在はほぼ各社が差別化を図るために細かく記すメーカーさんがほとんどとなりました。すばらしいことです。

ゆえ、授業のページは「基本概念から学びたい方」がご覧いただければと思いますし、今から探されるという方でも「これからお伝えする『キーワード』さえ見失わなければ、後はその中で、そして予算と照らし合わせて選ぶだけ」で事足りる時代になりました。いいことなのです。

3年前は「構成する部品にも落とし穴がある場合が多々あった」ため、そのあたりから注意して記していますが・・・。現在は基本パーツの性能もかなり上がっており、エントリー=基本向けのぱそ子さんでさえ、十分な処理速度・性能を獲得していますので。それほど難しく考える必要はありません('-'*)

本題に入る前に一服でも。昨日のスクリーンショットにもあった、ウォルガーダさんをフォトンキャノンで駆逐する一コマです。なかなか非日常的ですね_〆(. .*

いいぱそ子さんになると、鮮やかな映像で、なめらかな動きで、楽しく冒険を送られるようになるのです。これ、大きなポイントなのですよ?

一撃必殺~!□_ヾ( ̄∀ ̄*)(外部再生はこちら)

さて本題ですが、ゲーム用のパソコンって一体普通のパソコンと何が違うんだろう・・・と思われるでしょうけど、何も変わるところはありません。普通にパソコンしています(汗笑)。

では何が違うのか?となると「きれいな映像、画面を作り出す部品が異なる」のです。

その部品(パーツといいます)のことを「グラフィックスカード(またはビデオカード、グラボ/VGA(略語)など)」と呼んでおり、それさえ(基本的に)いいものが積んであれば、PSO2において、しいてはゲームにおいて有利に働きます。まずは、それを押さえておきましょう。

☆ゲームに特に必要なのは「よいグラフィックスカード」


では、グラフィックスカードさえいいものを積めばそれで問題ないのかな?となりますと・・・いえいえ。いいカードを積むと、「消費電力がいくらか増加する」ことになります。車でいうところのガソリンにおけるレギュラー/ハイオクの違いみたいものですね。その根底を支えるものが「電源ユニット」となります。

「よいグラフィックスカード」は消費電力が普通のものより高めになっているものが多いため、そのカードに流す電力もよどみなく、安定して供給できる必要があります。可能にするのが電源ユニット、それも「高出力になっているもの」です。数値で表すと現在の平均的な仕様が500W、上位にいくと700~1000W(!)なんてものもあります。

★よいグラフィックスカードを動かすのに必要なのは「高出力な電源ユニット」


極論、この2つさえ押さえてしまえば、後は無視しちゃってもかまわないくらいです。なぜなら、今時のメーカーさんは「よいグラフィックスカードに合わせた、最適なパソコン構成をすでに満たしているため」です。・・・たとえばのお話ですけど、

先日相談に来られたエターナル・フレイムさんに、らべなりのポイントを踏まえた上で推奨パソコンを勧めたら・・・最近にっこりして元気に毎日ログイン中なのだそうで(汗笑)。それくらい、快適なぱそ子さんは今までの体験と別次元にさせてくれること間違いなしなのでした。

不明点などはコメント欄に記載していただければ、可能な範囲でお答えしますので、遠慮せずどんどん書き込んでいただければと思います。ただし、こちらへの書き込みは10万円以内のパソコンを購入検討中、の方でお願いしますね。それ以上の方は明日のお題のにでもお願いします。もちろん、メーカーなどは問いませんので。機種名など記していただければお調べしますよ。

では、現状承認を得ている3社の情報でも書き込んでみますね。


・マウスコンピューター社「G-TUNE(ジーチューン)」

エターナル・フレイムさんにもおすすめした会社さま。年中無休の電話サポートが大きなポイントで、初心者の方にも安心して選べる要素になっていると思います。

マウスコンピューター/G-Tune


・ドスパラ(サードウェーブテクノロジーズ)社「GALLERIA(ガレリア)」

らべも数回、利用したことのあるお店。現在はPSO2放送局でも利用されているパソコンとして有名ですよね。幅広いパソコンがラインアップされています。



・Dell(デル)社「ALIENWARE(エイリアンウェア)」

「宇宙最強のゲーム用パソコン」と銘打つ、ゲームPCブランドとしても古参の会社さんになると思います。その尖りっぷりさはニコニコ大百科さんに別途紹介されるほど。

デル株式会社


・・・PSUの頃に私は一つの目安として「格安パソコンなら5万円台からありますよ」と話したこともあります。が、それはあくまで「何が何でも安く仕上げないとならない」といった意味合いで、本サイトに載せているような品質に近づけたい、という場合には厳しい部分となります。

今回紹介している3社とも、最安値のラインは89,800円程度となっていますが、これでもかなり価格は抑えられている部類だと思います。一昔前までは、パソコンの購入ランクって「10万円台が一番性能低くて安い」「20万円台がその時代の売れ筋モデル」「30万円台でその時代において快適な、最高性能のモデル」といった位置づけだったのですよね。

しかしWindows 7の出る2009年10月あたりには、ほぼ「半値へとスライドしてしまう」ほどの状態になってしまったのです。いかに安くなったかがうかがい知れるでしょう。ですので、「89800円でも十分安くなっている」という認識だけは、持っておきたいところです。

(スマートフォンはあの小ささで、同じくらいの価格なわけですしね)

・・・信じられないでしょうが、昔はハードディスク、「50MBで10数万円」なんて時代もあったそうで・・・。私の頃で「18GBのSCSIドライブで約12万円」でしたので・・・(買ったことがあるのです(汗笑))。今がどれだけとんでもない時代になっているかがわかるはずです。


それましたが、各社89,800円で紹介されているのは、次のモデルです。上記バナーは新たなウィンドウ/タブを開くはずですので、開いた状態で参照してみてくださいね。


・マウスさん:GeForce® GTX660を搭載したゲーミング・スタンダードモデル!!
NEXTGEAR-MICRO im540BA3-PSO2(89,880円)

さあ、早速出ましたこの言葉、「GeForce GTX660」。これが「よいグラフィックスカードの一例」です。端的に申し上げましょう。「合格ライン」です。これさえあれば、簡易描画設定の5を十分動かせるはずです。

いわば「PSO2がみなさんの前に、初お披露目した2012年のTGSの実機に搭載されていたグラフィックスカード」だったようですので、「PSO2のソフトが持つ設定をすべてOnにしても、十分快適に遊べる」と考えて問題はないでしょう。

また、先日記した春の春のわくわくWキャンペーンの対象となっており、マウスさんのPCなら今のところ「ダブル=カノン/リヒト」「FUN1000獲得チケット」「ハーフドール5個セット」がもれなくプレゼント。

特にダブル=カノン/リヒトはその希少性から、数千万メセタクラスのプレミア品となっています。そのものを使ってみたい、ですとか開始時の資金を確保したい、という方にもおいしい内容だと思います。オークションでは5000円以上からスタートするくらいですしね(@_@)


・ドスパラさん:GALLERIA ファンタシースターオンライン2 推奨モデル JF/DM (ガレリア ファンタシースターオンライン2 JF/DM)(JFモデルが89,980円、DMモデルが94,980円(いずれも税込))

ドスパラさんには10万円以内のモデルとして、2つありますね。末尾が「JF」のものと、「DM」のものです。

・・・これ、初心者を脱するにはいい構成図だと思います。質問ですが、どちらのモデルを買うのが正解でしょうか?~? JF? それともDM?

正解は「DM」モデルです。


理由は「よいグラフィックスカード」を搭載しているのが、DMモデルだからです。並べると、こう書いてあるのですよね。

JFモデル:GeForce GT640
DMモデル:GeForce GTX750 Ti 2GB

JFモデルはGT640、とあるのですが、こちら、ゲームに不向きなカードなのです。基本的にグラフィックスカードに限らず、パソコンの世界は基本「数字が大きいものが性能も上回る」仕組みになっているので、その数字だけを見ても、DMモデルの750が上のように感じますよね。

そして、GeForceというカードの場合ですが、グレードとしてGTよりもGTXがより上位のものとなっています。ですので、もしもあなたが気になるモデルの中に「GTなんたらかんたら」とあるものは、まず候補から外しましょう。必ず「GTXなんたらかんたら」なのか。Xの文字があるかは非常に重要です。

「Xがないものは簡易描画設定3以下でしか使用できない」と覚えておくといいでしょう。5は無理に等しいのでした。そのため、ドスパラさんで購入されたい場合は迷わず「DMモデル」となりますので注意してくださいね。5千円では埋められないほどの差が、そこには広がっているのです。


勘のいい人なら「マウスさんのGTX660と、ドスパラさんのGTX750 Tiってどちらが強いの?」と思われるでしょうが、「ほぼ同じ」と考えてください。厳密に言うと「GTX660に軍配が上がる」のですが、このあたりの詳細を話すと細かい部分になってしまうので・・・ここでは割愛しますね。

もしも興味ある方がいらっしゃいましたら、こちらのサイトでも参考にしてみてくださいね。

Maxwellアーキテクチャ「GeForce GTX 750/750 Ti」をテスト


・Dellさん:ALIENWARE X51 スタンダード(89,800円)

デル社ではこの1機種のみが唯一10万円以内の機種になるのですが・・・いかがでしょうか。

まず機種の選び方ですが、リンク先には10万円以上のモデルしかありませんので、画面上側にある左から2番目の「デスクトップパソコン」のボタンをクリック。画面が変わりましたら少々下げたところにある「ALIENWARE X51」の項目、左の緑ボタン「商品詳細」を選びましょう。注意書きのところに、このような文字が見えるはず。


「第4世代Core i3-4130 プロセッサー、GeForce GTX 645搭載モデル」と。

こちらには「GTX 645」と、これまた紛らわしい文字なのですが・・・。私は先ほど「GTよりはGTX」と記しましたけど、ここでは新たな注意事項として

「640や740よりは、650/750」「650や750よりは660や760」と、数字が大きいほど性能が上がるとしましたけど、実はGTX 645は特殊なモデルで、一部のメーカーさんにしか出回っていません。

そして、性能的には「GTX650に限りなく近い」といったところで、上に取り上げてきた「660や750Tiには到底、及ばない」モデルとなってしまいます。ゆえ、残念ながらデルさんのこのモデルの場合は「『エイリアンウェア』というパソコンがほしい方」なら止めはしませんけど、

「快適に動作する範囲は『簡易描画設定は3以下で使用するモデル』となってしまうでしょう」、と、記しておきます。ゆえ、酷評になってしまって申し訳ございませんが、「買いのモデルではない」ということになってしまいます。


同じ価格で、マウスさんやドスパラさんのが、よりよいぱそ子さんを手にできる、ということ。こういった部分が「落とし穴」となりますので、注意しましょうなのです。

もちろんフォローですけど、デルさんの真骨頂は10万円以上クラスになりますので、気になる方は明日をお楽しみに('-'*)


∮ ∮ ∮

片付きました!といった感じで、いかがでしたか? 長くなってしまいましたけど、選び方、何となくわかったのではないでしょうか。

冒頭に「電源ユニット」と記しておきながら、選ぶ際には触れていませんでしたけど・・・。いずれのモデルも「GTX660や750Tiを動かすのに、必要十分な量は搭載されている」のでご安心ください。

10万円以内のぱそ子さんはこれらのカードがついていることがほとんどで、そして電源容量は「500W」が基本となります。取り上げたモデルはすべて基準を満たしていますので、心配する必要はありません。

なので(電源ユニットは人間でいうところの「心臓にあたるパーツ」のため、とても大切ではありますけど)「各社とも、そのカードを動かすのに必要な構成になってはいる」からこそ、

「ゲームを遊ぶ上で一番要となる部品が『グラフィックスカード』」となるため、その部品でいいものが積まれているか、だけに注目したら選ぶ時間も短縮できるはずです。

また、いろいろ見てきているうちに細かい部分を知りたくなった、という方はぜひPSU側のぱそ子さんの選び方をご覧いただければ幸いです。回を追うごとに理解が深まると思います・・・たぶん。

では、今日のまとめです。


~10万円以内のぱそ子さんを選ぶときのポイント~

・グラフィックスカードは「GeForce GTX660またはGTX750Ti」
・電源ユニット(の容量)は「500W以上」


明日は10万円以上のぱそ子さんについて取り上げますね('-')/


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 01:59

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