« 運は気まぐれ | メイン | 物欲センサーの精巧さ »

2011年05月20日

海鳴り轟く古跡

力を合わせて突破するタイプのミッションです。
サンプルはフォルテクターの媛さん、S3で撮影してみました。


これはひどいのです@@
東エリア、全パターンです

「一人でするものじゃないフガ」(by GH490)

幻想的な場所なんて声が聞こえてきそうな今回のミッション、結論から言いますと「パーティー向け」といえるでしょう。

ステージ自体は厳かな感じ。幻想的で、ファンタポ2のプロローグミッションでこちらをエミリアさんと訪れます。音楽はEP4のノスタルジアがかかっているので自分は好きですね。紹介のところには海底プラントとありましたから、ムービー名はunder sea plantとしておきました。英語力ないのでめちゃくちゃですが(汗笑)。

以前記していた「パーティーの存在理由=レゾンデートルをしっかり持たせる内容を」に、きっちり答えられているミッションではないかなと感じました。

それはなぜかというと、「必ずいずれかのシーンで、役立つ種族・職業が出てくるから」。進行する場所によってどうやら特徴付けられた仕組みがあるみたいで、ざっくり遊んでみた感じではこのあたりになるのかなと思いますけど、さてはて・・・。


北エリア:持久力アップ、四方にあるオブジェからバータ          
東エリア:精神力アップ、クロス型のダメージフェンス
南エリア:回避力アップ?エリア端にダメージフェンス
西エリア:防御力アップ、天井にプレスあり(麻痺付き)

最奥エリア:以下の組み合わせのボスさんがランダムに出現
 ガイノゼロス / グラス・アサッシン2体
 カガジバリ / ビル・デ・メラン2体
 オルグダス / スヴァルタス2体
 ライグタス / ザムヴァパス(カルヴァパス)2体
 SEED・ヴェナス / SEED・ヴィタス(SEED・ヴァンス)2体


敵さんの属性はほぼ氷/光系なので、バータのダメージを考慮すると氷系のシールドラインがいいかもしれません。武器は逆に炎/闇系が有利かと思われます。レジスト系はフリーズを道中に、ボス戦でスタンを用意できるといい感じでしょうか。

私が好きなのはクイック系がない職業。これでないと腕磨きにはなりませんから・・・というわけで、媛さんでどこまで試せるかをしてみましたけど・・・テクターさんにとって一番つらいのは東エリアだと思います。

といいますのも、精神力が大幅に上げられているような印象で、ギ系のテクニックなどは弱点を突いても3桁程度、ないし、そちらに現れるコグ・ナッドさんはなんと0・・・。補助を入れてもこの有様なので、単発のフォイエに変えて何とか少し与えるのでした;_;

すなわち、ダメージで奪うのではなく「状態異常」で奪っていかなくてはなりません。一人旅では間違いなく、お世話になることでしょう。


その上で、フィールドはクロス字型のダメージフェンスが張ってあり、敵さんは悠々通過できる割にプレイヤーはダメージを負う+燃焼+ノックバックという、ひどい仕打ちです。これこそ以前紹介したデスマッチを彷彿とさせるものです。

私はいつもそんな感じで遊んでいるので、パターンさえつかめば何とかなりますが・・・。言い換えると、東エリアを単独突破できるスキルがあれば、ほかのエリアはたいしたことないと思います。それくらい、地形効果はプレイヤーの動きに対して無意識的に「制約」を与え、単調なアクションになりがちなところを避ける意味で、とても有効な方法となるわけです。

取り囲まれないよう注意トラップに要注意メギバースの使いどころ

お部屋は全部で東西南北の四つあり、敵さんが出現するパターンは各々のお部屋で3つずつあるようです。つまり計12パターンとなるわけですが、そのうちの5~6パターンほどをこなしてからボスさんへと向かうみたい。

撮影しようと意気込んだら、いきなり最悪のケースと思われる東の3パターン総当たり戦。私の運のなさ、見ていただけるのではないでしょうか・・・@@ とはいえ、このシーン以外は特に撮る必要性はないようにも思いますけどね。

こつはなんといっても「バータをもらわない」こと。少しでも立ち止まろうものならすぐにKOされることでしょう。私のいう、ダム系などはPSUにはあわないという、一番のシチュエーションになっています。もちろん全否定ではありません。ただ、「立ち止まることは死を意味する」ゲームデザインにおいて、ダム系の存在理由はそんなにないのでは・・・と感じます。パーティープレイなら別ですけどね。


とにもかくにも動き回り、コウマヅリさんが2連バータを放った後は、ワープしてきて近接でゾルディールを唱えてきます。そのときが攻撃のチャンス。2、3回ギ・フォイエを放つことができれば、何とか燃やせるのではないでしょうか。

後はそのままぐるぐると逃げ回り、その繰り返し。・・・と書くと簡単そうですけど、クイック能力のない職業、その上でメイ/クイック相当(媛さんのヘッドユニットはヒャッカです)で長杖。これだけ立ち回るのはなかなか大変です。一瞬の判断ミスが死へとつながります。チャレンジできる方はぜひしてみてください('-'*)

右腕ではなかったみたい
南の全パターン、西の一例とボスさん2パターンです

ハンターさんやガンナーさんは硬直時間を気にする必要はないと思われますから、攻撃をもらわないように立ち回れればいいでしょう。ただ、回復薬がどんどん減ってしまうでしょうから、極力密着状態になりすぎないよう、心がけたいところです。

おそらくマスター職よりは複合職が強みを生かしやすいのではないでしょうか。このようなバランスはいいと思います。・・・手放しではほめられませんが(後述します)。

テクターさんで意識したいのは状態異常もそうですが、ジャストカウンターでしょうか。これを決められるのと、そうでないのとでは大きな差が生まれます。もちろんカウンターダメージプラスがあるかないか、という意味ではありません。「カウンター後の攻撃は無敵となる」メリットを生かし、密集されたとき、無難に切り抜ける手段として活用できるためですね。

上の写真などがいい例で、このようなフィールドの場合、いわゆるギ系が力を発揮しやすいでしょう。高レベルのラ系も使いやすいかもしれません。しかし、私がここでおすすめしたいのは「メギバース」だったりします。


普段では全くといっていいほど使えないテクニックですが、このような攻防一体にするようなミッションでは、回復の一手間すら惜しいものです。それは、最初のムービーで回復がほぼメイトになってしまっていることが、物語っているでしょう。長杖ではレスタすら間に合わないのです。

メギバースはレンジが円周系でありながら、ホールド型の攻撃特性も有しています。つまり・・・そう。カウンター後のメギバースは無敵になりつつHPを回復もできるため、まさに理にかなったテクニックといえるのです。それはテクニック紹介のところにもしておいてはありますけどね。テクターさんを本気で目指すのなら、ぜひ使いこなしてほしいものです。


また、LB・ラ系の検索も少し増えているみたいですが、皆さん四属性ばかり気にされているのですよね。しかし、ここも紹介のところに書いてありますが、真にできるテクターはラ・メギド一つあれば十分である、と。それは一回り広い効果範囲と射程距離、そして混乱Lv3による同士打ちの誘発。まさに状態異常の見本みたいなテクニックです。

その二つだけで切り抜けていっている様を、見て取れるのではないでしょうか。私が属性をあわせない理由は、こんなところにもあったりします。このあたりは後日お話しましょうか。

道中はこまめに動いて、取り囲まれないように注意しましょう。そうすればギ系の格好の標的にできるので、テクニック上げにはおすすめなのではないでしょうか。


ラストは一番やさしいと思われるガイノゼロスさんのパターンに遭遇したのでそちらと、ちょっとひねったカガジバリさんのパターンを別途収めておきました。どちらも「燃やして、逃げる」という、いつも話している戦法が見えるはずです。ただ、ロッドはやはり隙が大きいので、一人でするべきではないですね。エビルカーストがほしい今日この頃です。

カガジバリさんの対処法についてはこちらも後日書いておきますね。

ちなみに、最後には小箱10箱、大箱2箱、そして中箱4つが出るらしいのですが、中箱は死亡回数が少ないと出る模様です・・・けど私が検証したわけではないのであしからず。


・・・総評ですけど、これは正直言って「一人で遊ぶものではありません」。難易度下げたとしても、Lv180でSくらいが妥当な範囲です。S2以上はHPが膨大すぎて、平均で90万程度はあるように感じます。プロトランザーさんがいると大活躍しそうでしょうが、残念ながらスタティリア系などには感染以外入らないのです。

闇系の出番ですゆえ、媛さんはLB・ラ・メギドを取得したわけですが、MFさんをもしのぐ主戦力となっています。こういったGASの展開やミッションの組み立て方、今回のはいいケースとなるのではないでしょうか。

そして、「なぜこういったものが相応に遊んだ感じになれるのか」もわかってくると、ミッション作りにおいて「何が大切なのか」、が見えてくるのではないでしょうか。

一人ではつらいミッションですが、私としては今回の内容、評価したいと思います('-'*)


(手放しでほめられない部分として・・・アップデート3rdのウリとなっている「モンスターのプレイヤー移動への干渉を改善!」。このように謳っておきながら、ムービーのように挟まれたら逃げられないケースがまだまだあります。コグ・ナッドさん、キャリガインさんやカマトウズさんなどの改善されていない敵さんが相当数おり、挟まれたらメイト連打でしかしのげないのですよね。

また、ラストの敵さん、いくら何でもHPが膨大すぎるのでは。何も知らないで向かったプレイヤーさんたちははたしてクリアできるのでしょうか。もちろん、それをみんなで見つけ出していくことに意味があるので、いいとは思いますけどね。中ボスクラスは数を出し、ラストの大ボスさんはHP多くしてもよろしいかと。

結局、HPを膨大にすればするほど状態異常のお世話になるパターンから逃れられないのはシステム上の問題なので、もう少し、こう。HPはそのままでいいから何体も湧かせるとか(冷厳なる氷華のボーナスミッション「氷点下の挑戦状」などが好例です)、まだまだ工夫できるのではないでしょうか。あえて、狙っているようにも感じられるところはありますけどね。


前から話している「PSUで敵さんの強さを引き出す手法として、攻撃能力、HPの増加だけで済ませようとする」姿勢は、脱却できないといけないように思います。とはいえ、それしかもはや残されていないのも宿命なのでしょうけど・・・。

本当に自分たちでテストプレイをしているのか、気になるところです。調整が両極端過ぎるのは、相変わらずソニチさん流としかいえないのでした。


・・・最後のスリップダメージ、「54286」と書いてありますよね。これはHP6%分に相当するので、100%にした場合は? ・・・推して知るべしなのです。

数学ではないですが、計算式は「54286:6 = x:100」となり、x=904766.666・・・となります。))

緊張の一瞬スリップダメージに注目一人でもがんばります

From : lavendy | 19:37

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://lavendy.net/mt/mt-tb.cgi/620

コメント

コメントはご自由に




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)