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2013年11月08日

スーパーハード(SH)のサンプル・海岸エリア ~ vs.紫侵食クローム・ドラゴン

これはもう、手に負えませんのです・・・。


仲間なしでは倒せなさそう・・・(外部再生はこちら)

前に記していた「これは・・・と思う例」その1、クローム・ドラゴンさんです。その中でも紫侵食化したものですが、対峙された方は思うことでしょう。やり過ぎではないのかなって。ただ、こちらはまだ「やり合える方」といえるかもしれません。手強いのはまだまだいますので・・・。

ドラゴン系の龍族さんはとにかくHPが膨大なことで有名。この方は「造龍」と呼ばれるタイプのため、厳密には属さないのでしょうが・・・。それがさらに紫侵食化してしまうのですから、もはや手に負えないの一言です。

ムービーでは最後の部分だけ切り出していますが、実質5度は倒されています・・・。マルチパーティーエリアで偶然お一人戦っていらしたので、完全に一人でもないのがポイントです。私にとっては初見のため、かなり手こずりました。


まずはその動き。ご覧になっても気づかれるのではないでしょうか。何かのネタではないかと思われるくらいに不自然な動き。そして接近視点で目の当たりにするあの切り裂き速度。ミラージュエスケープで逃れてはいますけど、相当修練を積んでいないとよけることもままならないように感じます。ラスト付近ではひっかきや咆哮の間合いを見極めて後ろによける部分もあるでしょうけど、経験がなせるわざとしかいえません。

防御力はそれなりといったところでしょうが、問題なのは膨大なHPにあると感じられ、いくら殴っても、ザンで切り刻んでも、けろっとしているのですよね。不気味なくらい、倒れる気配がしない。最後の最後まで気が抜けない戦いでした。


倒せるようになるには何が必要か、といわれましたら。根気と努力と、そしてあとは仲間の力・・・だと思います。クロームさんを一人で倒せるようになる頃には、卒業していいのではないでしょうか。それ以上の腕があって、遊ぶ必要はもうないでしょうと。

赤い結晶弾や地面からの結晶柱は要注意。一発もらえばほぼ即死でしょう。それをよけきった後に高速のひっかき攻撃、多数の誘導弾が襲いかかってきます。攻めだけでなく守りもそつなくこなせるようにならないと、倒せる相手ではないでしょう。一筋縄ではいかない、とはこのことです。


はじめてご覧になった方はどのように思われるかいざ知らずですが、「これでまだ、スーパーハード」ということです。その上には最難関と噂される「アルティメット」モードが用意されます。ただ、ここまで来るとPSOのようなアルティメットをイメージするのは難しく、「どれだけ理不尽要素満載のモードになるか」に注目が集まるように思われます。

常々、私は「運営さんたちもまずは遊んでください」と記しているわけですが、これ、本当に遊んだ上でのモーションなのかな、って感じてしまいます。きっと充実した装備などでのプレイ・・・デバッグモードなどなのかもしれませんけど、私からいわせていただきたいのは


『装備は別に何でもいいから、接近視点の接近戦で納得できる撃破が可能か否か』


を考えていただきたいです。カメラの視点機能についてはαテスト時代から、どれほどの人が要望を送ったか数え切れないことでしょう。そうでありながらも、ほとんど自由な調整ができない状態のまま正式サービスへと移行し。そして、EP2が実装されてもこのあたりのてこ入れは一切なし。いったいどうお考えなのでしょうね。

「運営さんに本当に腕があるのなら、接近視点でも余裕綽々で倒せるはず」ですから、ぜひそのデモンストレーションなども披露していただきたいと考えます。この視点で、これだけの動きをするって。強い装備でゆとりに育ってきた方には、ほぼ不可能だといってしまいますけどね・・・。


接近視点はいうなれば、「理不尽チェッカー」に他ならないのです。通常視点はかなり引いていますから、周りの戦況を伺うことも可能と思います。しかし、運営さんはこの視点を実装はしています。ということは、「接近視点でも問題なく遊べる」からこそ、用意されたとしかいえないでしょう。

遊べないような状態のものを出すようでは「問題」としかいえませんしね。ゆえ、デモンストレーションプレイは接近視点統一で願いたいと私は考えるのですが、いかがでしょうか。迫力がある以前に、「死角から襲いかかってくることの意味」をまざまざと見せつけられると思いますよ。SHはもはや並の反射神経では、反応できない速度まで上がっていると感じますので。

特に私みたいなテクニック職は、何せ即時攻撃できない=チャージテクニックという存在がありますから。だのに防御は貧弱で接近したら倒される・・・。でもPP回復するには殴らなくてはならない。矛盾が満載です。


代替策としてとられるのがタリスなのでしょうけど、それこそレンジャーさんたちとほとんど差別化できないですからね。テクターさんが不憫とされるのは法撃力が弱体化するにもかかわらず、殴りは至近距離の敵さんしか相手にできないこと。

それなら他職が遙かに強く、使う意味に乏しくなるのですよね。そのような状況下にありながらも昨日のような問題が起きることも勘案しなくてはならない・・・となると、SH以降でテクターさんを使う人はほとんどいなくなってしまわないかな、って(サブクラスなどの概念は省きます>威力増加のお話に終始しがちのため)。

記すと長くなってしまいますので、この程度にとどめておきたいと思いますけど。バランスとはいったいどういうものなのか、がまとまらないのも。運営さんたちがここまで遊べるプレイヤーさん、あまりいらっしゃらないのではと思ったり思わなかったり。

私はうまいわけではありませんが、少なくとも接近視点一筋で数千時間遊んではいますので、全くされていない方より少しなりは立ち回りはできるもの、とは考えています。別にそれが云々というわけではなく、「接近視点で遊んだ上では、問題があるように感じる」からこそ、提起しているだけにしか過ぎません。


接近視点は難しいのですゆえ「装備は何でもいいので、接近視点で接近戦でのSHを無難に遊んでみてください」というのを、私は掲げたいかなと感じます。これだけでだいぶ、理不尽となる対象が見えてくるものだと思いますけどね。

これだけ苦労し、赤いものが一つも出ない・・・では、どこに楽しみを見いだしたらいいのでしょうね・・・というのが。スーパーハードのつらいところ、かもしれませんの・・・です?


『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 22:00

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コメント

らべさん、毎度お疲れ様です。

奇しくも、私も数日前に似たようなシチュエーションに出会っていたので、軽く報告を。

私の場合は核付き=ブーストエネミーではなく、黒いほうでしたが、威力のほどは凄まじいの一言に尽き、HP偏重のステータス構成をとる近接職でも耐えられるのか疑問、というレベルでした。

そこからさらに、チェンジオーバーで登場した2体目(こうなると、HPの総量はかなり下がるものの、攻撃力は異常な強化がされています)にいたっては、私が浴びた単発ダメージの最大値がなんと1800を越えておりました…

動きの不自然さ、という観点では、いっそ違和感があるくらいで良いのかも知れませんけどね。
彼らは作り物である造龍にして「失敗作」、「暴走龍」なんて呼称をされているわけですし。

しかしゲームバランスについてまで、それがまかり通るはずは無く。
ですので、「運営さん、遊んでください」は、私としても今一度、同意の意思表示をしておきます。
私としても、要望を提出する際には必ず添えている文句ですので。


もういっそ、Ep2実装直前時期にあったアンケートの「実装前の機能を体験できる有料サーバの設置」についても、前向きに検討していいんじゃないかという気分すらあります。
それで運営さんたちに、よりリアリティのある物差し=判断基準を与えることができるならば、ですが。

From : 未瑞鳩 | 2013年11月09日 19:49

未瑞鳩さんへ

黒いの・・・となるとヘイズさんですね。察するところです・・・。どうにも調整がPSU流としかいえないのですが、以前にも記した「HPゲージがありながら、初代のスーパーマリオブラザーズ状態」なのがPSO2なのかなあって。属性防御はありながらも、ないに等しいようなものですしね・・・。

こちらも4桁ダメージの敵さんは何人か見かけましたけど、スーパーハードになってようやく以前から私が重視していた「割合でのダメージ低減」が役に立っているようで。ブロウ/グルームレジストIIIの組み合わせでかなり押え込んでいます。その様子は明日のムービーでご覧いただけるでしょう。

・・・というのを、昨日お返事できればよかったのですが。遅くなってすみませんなのでした。

もはや、彼らにはバランスという感覚がないのかもしれないですね。プレイヤーを苦しめるためには即死しかない、と。安直な発想に辟易します・・・。どこの誰がノーミスプレイをオンラインゲームに求めるのでしょうね。それこそ最初に標榜していたライトユーザーを、完全に軽視する格好で。

おかげさまで、続けていけるかな、と思われる人がやっぱり入られなくなるあたり、この先の課題として認識しなくてはならないでしょうね。・・・できそうにありませんが(汗笑)。


有料サーバー実装は現状でも物足りない、という人は参加するかもしれませんけど・・・無課金で遊んでいらっしゃる方がそこまで投資するかどうか。気になるところです。また、それを用意することにより余計格差が開くようでは問題ありとしかいえませんしね。

それよりもまずはバグ、不具合を徹底的になくすことからはじめていただきたいなとは思いますが・・・。

From : らべ | 2013年11月10日 08:22

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