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2013年02月18日

これが理想のシームレスウェザー? ~ Unigine Valley Benchmark 1.0

ナベリウスの夢はこんな感じ・・・です?


Valley Benchmark Demo(外部再生はこちら)

明日、噂されていた新型GeForce、「TITAN」の情報が公開されるとのことで・・・以前記していた Kepler Reflesh の「GK114チップ」とは異なる、「GK110チップ」搭載品が世に出回ることになります。これは科学技術計算などに用いられる「Tesla」と呼ばれるもう一つのブランドで展開している「K20X」チップを、GeForce向けに派生させたものとなるようです。

詳しい仕様などはこちらを参照していただきたいと思いますが、その価格が10万円以上するともいわれ、全世界で1万枚限定、売り切ったら来年まで上回る性能のカードは出ないということで、ほしい人向けとなってしまいそうです。

シングルチップのグラフィックスカードとなり、性能はデュアルチップのGTX690に肉薄するほど。来年はそれらを凌駕する「Maxwell(GM100系)」も出ることになり、カードの進化はとどまることを知らなさそうです。

ちなみに、GK110の本品は特にモデルナンバーが付与されず、「GeForce GTX TITAN」という新たなブランドで進む模様。GTX780などの700系は第4四半期まで出てこないのだそうです。対するAMDさんのRADEONは今年は新製品を出さないと話していますし。出すとしても年末頃みたいです。

というのも、次世代XboxやPlayStation4はAMD製のGPUを搭載しているらしく、そちらにリソースをとられるのでありましたとさ。

Scene 1Scene 2Scene 3

PSO2はご存じのように「いろんな方に遊んでもらう」ため、その技術面の仕様はDirectX 9.0なるものに合わせられています。登場は2002年末と、10年前から使用されているものとなりますが、使い方で多様な表現も可能なため、そして今まで培った技術を生かしやすいということでPSUに引き続き採用されています。

ですが、前回出したムービーのように最新技術・・・DirectX 11に対応したソフトであれば、飛躍的に進化した画面を拝むことも可能で、できればPSO2もそちらで見てみたい・・・という方もおられることでしょう。

Scene 4-1Scene 4-2Scene 5

そんな中でつい先日、ロシアにあるUnigine Corp.にて、新たなソフトとなる「Valley Benchmark」を公開されました。同社はいくつかの3Dエンジン・・・3Dを動かす元となるものを提供されていますけど、本作は主に渓谷の景観を印象深く描画するエンジンとして作り込まれているみたいです。その美麗さはぜひムービーで堪能してみてください。

本作品はDirectX 11の機能を用いて動かすこともできれば、後方互換性としてPSO2と同じDirectX 9.0でも動作させられますので(逆に、10を提供せず11に統合しているみたいですね)、少々古めのカードを用いている方でも動かすことは可能と思われます。・・・が、相応に重たいタイトルなので、動かす際はご注意を。

シーン数は18から成り立っており、ベンチマークはF9で開始です。いろいろと遊べるベンチマークソフトになっていますので、興味ある方は試してみるといいでしょう。

Scene 6Scene 7Scene 8

PSO2にあるオプションが一とおりDirectX 11品質で鑑賞できるすばらしいタイトルだと思います。夜の静寂から始まり、陽光あふれる森林を抜け、渓谷を拝み、曇り空から雨へと変化し、その中でも日差しを受けたり・・・。オプションにもある「被写界深度」「ブラー」「ライトシャフト」「アンチエイリアシング」などが綺麗なバージョンとして描画されます。

言い換えれば、アンチエイリアシングのパフォーマンスコストもすごいものがありますけど、技術力があればこんな表現も可能になるというものなのです。なので、αテスト時代の時に「マイルームはリアルタイム性をそんなに要求されるわけでもないでしょうから、ここだけハイモデルで綺麗に描画してみることはできないのでしょうか」、など取り上げたこともありましたっけ。

(実際、マイルームは何か描画のプロセスが違うのか、通常のフィールドよりも負荷がかかっています。・・・が、目に見えての品質向上がないため、無駄に電力消費しているだけにしか過ぎないのです(@_@))

Scene 9Scene 10Scene 11

ゆえ、物体の緻密さなどもDirectX 10以降であれば使える機能が増えるため、いずれはPSO2クライアントそのものが対応してくれるとうれしいところではありますけどね。2012年12月上旬のアップデートは、一部では不評が集まったものの・・・しっかりとした環境を構築できている方なら、負荷が下がったと歓迎できる更新となっていたはずです。

競合となるFF14はDirectX 11クライアントの提供予定ありと明言しています。・・・とはいえ、あちらは技術テクノロジーのショーケースになるものも開発していますし(Luminous Studioのことですね)、派生も考えておられたのでしょう(皮肉にも、同プロジェクトのリーダーさんは元セガの方なのです)。PSO2は追いかけられるのか・・・注目なのです。

Scene 12Scene Scene 13

それましたが、同じグラフィックスカードでもその予算をテクノロジ方面に使うことができれば、こんな表現も可能になるといういいサンプルだと思います。私の場合は重度のアンチエイリアシングでカードの性能をもてあまさず、最大限引き出せるように・・・と紹介していますけど、元々の映像が綺麗に仕上がっていれば、そこまでコストのかかるアンチエイリアシングを施す必要もありませんので・・・。ムービー、綺麗でしょう?

まずはPSO2クライアントに内包するアンチエイリアシング機能から、見直していかないとならなさそうな気はしますけどね。ユーザー層が完全に異なるため、実現は難しそうです。


それでも、何度も申し上げております通り、まずはゲーム面。ここを万全にしてからで遅くはありませんので、映像面に予算をたくさん使うよりは、まずは遊びの面を何とかしていってほしいですね。・・・スクラッチが一応はこの方向性も示唆しているとはいえるのでしょうけど。

ドゥドゥさんにたま~に気が向いて行ってみたりはするものの、相変わらず簡単に数十万単位でお金が消えます・・・(@_@) 彼らがこれをよしとしている理由を伺ってみたいものです、本当に。

Scene 14Scene 15Scene 16

ご参考までに、GTX690でのベンチマーク結果は、「Extream HD」にて

FPS:83.1 / Score:3475 / Min FPS:31.3 / Max FPS:154.0

となります(CPU:Core i7 3930K 3.9GHz時)。ドライバーバージョンは 313.96Beta です。おそらく、今後最適化が進むと思いますけど、初版ではこの程度ということで・・・。


最後の3枚など、被写界深度の意味がわかりやすいのではないでしょうか。ピントが手前から奥へと移る様を。被写界深度やブラーの度合いの強さが少々気になるものの、総じて美麗な風景を楽しめるベンチマークソフトなのでした('-'*)

Scene 17Scene 18-1Scene 18-2

From : lavendy | 11:20

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