七つの海

結論から記してしまいますと、6月頭に紹介したリリースプレビュー(RP)版と同様に製品版でもちゃんと動きました。ただ、非公式ドライバについてはそのままではコントロールパネルが現れてこないものなので、例の x360wcsai.exe ファイルを開いての設定となります。細かいことは後日改めて記しておきたいと思います。

昨日は早番でしたので、お仕事が終わった後ショップさんに赴いて12時まで何とか待つのでした。残業がありましたので 8 だからというわけではないものの8時頃から並びましたけど・・・誰もいないのでした(汗笑)。穴場のお店なのでそうなのかもしれませんけど。結局11時に並んでも十分間に合ったみたいです。

同じ買うなら限定版がいいよね、ということで札幌というのになぜか秋葉原リミテッドエディションを手にするのでした。でも、各2個ずつということで北海道に来たのはこれだけ・・・？　と思うととても貴重な品を手に入れてしまったのかな、って。いずれにしても争奪戦となったみたいなので、幸運だったとしかいえないのです。

別の話になってしまいますので詳細は割愛しますけど、自作パソコンを組み立てられる方で最近のPCになっている方でしたら「UEFIブート」を有効にすることで、起動速度が劇的にといっていいほど速くなります。

Windows 7が30秒程度でXPやVistaと比べたらだいぶ速くなったかなと思っていましたら、今度はなんと10秒切りです。私のぱそ子さんでは8秒台なので驚きなのでした(@_@)　といっても、起動直後はやはりいろいろファイルを読み込んでいるみたいですけどね。SSDを利用されている方ならあっという間に起動できることでしょう。

Windows 8で大きく変わったのは「スタートボタンが撤廃された」こと。ここから戸惑う方が増えそうな予感はあります。何せ「自分が使っていたアプリケーションはどこへ行ったの！」となってしまいがちなので・・・。ごらんの「スタート画面」から、すべてがはじまります。

従来のデスクトップは左下に用意されており、こちらをクリックすると切り替わります。XPからVistaへ変わったときも1クッション増えて面倒になったのが、ここでもまた再現されるだなんて。これがマイクロソフトさんのされたいことなのか、わからずじまいですが・・・。

今回は「検索」をうまく使うことでたどれるようになっています。マウス操作を減らすための措置なのでしょうか。新インターフェースは悩ましいところがあります。なれてしまえばいいのですけどね。

目新しい機能は最近のスマートフォンやタブレットデバイスを意識して タッチ操作 が行える Modern UI（旧名でMetro UIとも）に目がいくことでしょう。ただ、タッチができるようになるのはもちろん「タッチパネル搭載PC」なので、今お持ちのものに入れてタッチ操作が付与されるわけではありませんのでご注意を・・・。

ニュースを見ているとそんな注釈があったものですから、びっくりしましたのです(汗笑)。

PSO2クライアントは「デスクトップ」モードに切り替えて、いつも通りのファイル操作でインストール可能です。入れることでModern UIにもソフトは現れますけどね。クリックしたら専用アプリではないので結局デスクトップに切り替わっての実行となりますから、何らWindows 7と変わることはないのでした。

ごらんのようにウィンドウモードをはじめ、仮想ウィンドウモード、フルスクリーンモード、すべてきちんと動作しています。また、本サイトでいろいろと取り上げているXbox360コントローラーを柔軟に動作させられるようにする「非公式ドライバ」も、ちゃんとWindows 8上でも動作しています。画面左にある緑の棒は「SLIビジュアルインジケータ」。2枚のカードがどれだけ計算しているかを端的に表してくれます。ドライバーは最新の310.33を利用、正常動作中です。手動アンチエイリアシングもばっちりかかっています。

私が購入したのは上記の秋葉原リミテッドエディションということで自ずとDSP版になりますけど、アップグレード版なら何ら労することなく以前の環境からお引っ越しできるものと思われます。新規インストールができるのはDSP版だけになってしまいましたけど。

が、まだ稼働開始直後なので細かい不具合が何点か散見されます。また、ご自身でお持ちのソフトや周辺機器がすべて動作するかどうかは、各メーカーさんのサイトなりを見ていかないとわからないことでしょうから、よほどの新しい物好きさんでない限りは、当面Windows 7がいいのかもしれません。

それでも、来年の1月31日まではわずか3300円でアップグレード可能ですので、興味ある方はこのあたりまでに決断するのもありでしょう。タッチ操作をしたい、という方なら買う必要はなく、そのまま新PCを検討することになるかと思われます。マウスの代わりにタッチデバイスを新たに用意してみる、というのもありますけどね。

来年春に向けていろんなぱそ子さんが出てくるはずなので、ショップ巡りも楽しくなるはずですよ。にはは。

小雨舞う中でしたけど、何とか入手して今日で最低限の検証はできました。今は時間がないものなので、できるうちにやっておかないと・・・。私の場合は癖のあるパーツが入っているものなので、ソフトの入れ方なり工夫しないとうまく動いてくれません。今はようやく入れ方も編み出すことができて、安定動作するようになりつつあります。

後は時がへて、Windows 7よりもよかったね、といわれるOSになることを願っています。実際、いいグラフィックスカードを持っている方なら、デスクトップがぬるぬる動くだけでも快適さが全然違います。是非体験していただきたいものです('-'*)

現状では8の売りであるタッチ操作をまんべんなく引き出せる「アプリ」がほとんどないことと、既存のPCにおいての8のメリットはかなり限られたものになりますから、「無理にあげることもない」というのが現時点での結論です。

このあたりは4Gamerさんにも記されていますので、ご参考まで。
興味のある方は読んでみるといいのかも。

「ゲーム環境」としてのWindows 8完全理解（4）既存のPCゲームをプレイするにあたって押さえておきたいこと

「ゲーム環境」としてのWindows 8完全理解（5）Windows 8は速いのか。ゲーム性能をWindows 7と比較してみる

「ゲーム環境」としてのWindows 8完全理解（6）Windowsストアアプリ版ゲームと「Xbox SmartGlass」