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2012年06月12日
アップデートはお早めに ~ 4度目のプレイヤーズサイト
正式版に近い内容で、盛りだくさんになっていますね。
公式サイトにいよいよプレイヤーズサイトへのリンクが張られ、SEGA IDとパスワードさえ取得していればログイン可能・・・?なのかはわからないところですが、「ほぼ正式版」と謳っており、ボリュームアップしています。
酒井さんからのコメントや注意事項、オンラインマニュアルやクライアントソフトのダウンロードなどがありますので、参加される方はさらっと目を通しておくといいでしょう。マニュアルはかなりのボリュームになっていますので、今のうちに把握しておけるといいですね。ソフトのダウンロードは最優先でやっておきたい項目です。
ソフト自体は比べてみたところ「クローズドβテストの時と全く同一のもの」でしたので、以前のソフトウェアを所有されている方、インストールされている方は改めてのダウンロードは不要です。サイズは3.26GB程度なのですが、問題なのはそちらよりも、インストール後にしか行えない「アップデート」。
実に2997ファイル/2.62GBもの更新がかかるみたいです。・・・なぜこれだけのファイルを追加するのに、クライアントソフトを最新版にしてまとめないのかしら、と首をかしげるのです。PSUでも悪評判だった部分ですのに・・・。1ヶ月も間が開いているわけですから、すべてパッケージングすべきでしょう。
PSUでは個別ファイルではなく、大型のファイル1個をまるまる更新するという悪循環のため、そちらよりはましになってはいますけど・・・ほめられたものではありません。正式サービス開始時までには、このファイル群はすべてまとめておかないとなりません。ユーザー体験はこういったところからも感じ取れる部分となりますので、抜かりのないようにしておきたいものです。
クライアントソフトをインストールすると、新しいランチャーが立ち上がります。といっても大きく変わるところはないのですが、前回までにいろいろと議論の的となった画面表示周りにおいて、「フルスクリーンモード」に加えαテスト時にあった「仮想フルスクリーンモード」が復活(設定ファイルには隠し項目として存在していましたけど)、そして「ウィンドウモード」の3つになりました。しかし、要望していた「垂直同期On/Off」がなんと実装されないままになりました。代わりに以前取り上げた「最大フレームレート」が追加されているのです。
詳しいことは別の機会に取り上げられればと思いますけど、みんとさんが以前コメントされていた「75Hzのモニターなので、75fpsにすることですごくなめらかになった」というあの言葉の意味を、まさか開発陣でわからない・・・なんてことはないはずなのでしょうが。これでは細かいニーズを満たせているとはいえないのです。PSUより退化してしまってどうされるのでしょう。ほとんどは60/75/85/120でしょうに・・・。
というよりも、フレームレートリミッターではなくて垂直同期のOn/Offがティアリング(=画面が波打つようなちらつきを起こす現象)を抑えて綺麗に見せる方法ですから、ここはみんなで要望をあげておくのがいいと思います・・・(おそらく、仮想フルスクリーンモードの弊害なのでしょうけどね)。
そして、ログインこそは行えませんけどオープニングムービー、タイトル画面、そしてシップ(サーバー)の選択画面までは進むことができるようになっており、現時点で10基構成のアークスシップたちを拝むことができます。要望にあった「シップ名」もちゃんとついているのでした。列挙してみますと・・・
Ship01:フェオ(feoh)、02:ウル(ur)、03:ソーン(thorn)、04:アンスール(ansur)、05:ラグズ(rad)、06:ケン(ken)、07:ギョーフ(geofu)、08:ウィン(wynn)、09:ハガル(hagal)、10:ナウシズ(neid)・・・詳しい方がおられたら聞いてみたいものですが、「神秘」や「儀」を意味するとされるルーン文字からとっているみたいです。興味がある方は調べてみるといいのかもしれません。
今までの経過から1基の理論値が25000人程度(実際は2万強)と考えると、10基構成で20~25万人あまりの同時接続に耐えられる・・・ようになっているのかはいざ知らず、現時点で10基構成を明らかにしていますから、PSUの時(20万出荷に対し2万5千の同接)のようなログイン不可の症状=イチローオンラインは・・・ハードウェアレベルで見た場合「ない」ものとなるはずです。それを立証するのがプレオープンβテストなので、がんばってほしいですね。
その他、サポーターズリンクの紹介もあったりしまして・・・最初の頃はPSO2なら参加してみたいかも、なんて思っていたのが、まさか3/9を境にまたもやマイナスイメージの話題を記すことになってしまって(滝汗)。とてもではないですけど申請しづらいのでした。
PSUの時にもファンサイトリンクというものでいろいろ紹介ができたようなのですけど、思えばこのサイトが知られるようになったのって、Xbox360コントローラーの話題あたりからだと感じるのですよね。運営さんが手をこまねいておられるのかはいざしらず、その間にこちらはPSUを宣伝がてらに話題にしよう、と。
一番大きかったのは「Xbox360版通りに動かせないのに同コントローラーを推奨」するなど「あり得ません!!」もいいところで(汗笑)。そのために非公式ドライバの使い方を記したり。読んでいただけた方に少しなりPSUの文字が伝わればいいのでしょうが、運営さんはどう思っていることやら。今では毎日100アクセス以上集める記事になっちゃいましたけどね。
ですので、今のところ登録は予定していません。入ることで迷惑がかからないか心配なためです。Googleさんにもいろんな語句で載るようになってしまいましたので、ある意味こちらが大変ですが・・・。
ゆえ、無理に参加しなくてもいいのかなとか思ったり思わなかったりなのでした。
その代わり、来られる方々に少しなりでも役立つ情報が提供できれば・・・と思っています。
『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
From : lavendy | 19:52
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コメント
サポーターズリンクに登録されないのですね。
ハア~残念です。規約にある”SEGAの評価を下げる・・・うんぬん”にひっかかるんでしょうかね。
まあブログ主のラヴェさんがこれを続けることの方が重要ですから、未登録でも問題ないです。
それでですね教えてラヴェさんなんですが(勝手にコーナー作ってるし)フルスクリーンモードと仮想フルスクリーンモードの違いがよくわからんのです。走らせてみたけど、画面上違いがなくってなにが違うの?ってことです。お暇なときに解説よろしくです。
From : タケル | 2012年06月13日 00:17
あら、もうクライアントソフトのダウンロードが出来るんですね。
さっさと済ませておかないと。
アップデートに関しては、1つに纏めるのに掛かる費用の関係でしょうかね?
ネットワーク事業の分社化が待ち構えていますから、なかなか手間も掛けられないのかも知れません。
でも自分のPC内のデータがごちゃごちゃになるのは困りますね…
プレイヤーズサイト内の簡単初心者ガイドにはいろんな意味で絶句しました。
…正直に言うと引きましたw
From : マコト | 2012年06月13日 01:59
タケルさんへ
いろいろと迷うところはあるのですが、お膝元に登録するのにマイナスイメージばかり・・・はさすがに記せませんしね(@_@) もちろん、そんなことを記したくて記しているわけではありません。ただ、PSUを未完の大器で済ませようとするのなら、こちらはぜひとも完成したタイトルになってもらいたいから。そのための指摘は記せるサイトでありたいです。
一応これでもYahooさんのカテゴリ登録には申請して、受理されている実績はありますので・・・しようと思えばできるのかもしれませんけどね。それでも彼らが快く思うかは別問題で、今のところは様子見でいこうかなと。よい話題をいろいろ記せる状態になってからでもいいのかなと思っています。お偉い方からも見られているみたいですし。
仮想フルスクリーンモードはお気づきの通り、「ウィンドウモードの画面をあたかもフルスクリーンのように画面全体に覆い被せる」モードとなっています。ゆえ、本来のスクリーンモードとは異なりウィンドウ扱いなので、低スペックPCの場合負荷がかかりやすくなります。
元々はαテスト時代、「ゲーム中にマニュアルを見たくなったらブラウザを起動しないとならないけど、そうしてしまうとゲーム画面が中断されて強制終了してしまうため、それを防ごう」として編み出されたのが仮想モードというわけです。
でも、メリットはほとんどないに等しいようなもので。強いていえばティアリングを起こさないことくらいでしょうけど、ごらんのように画面上側がタイトルバー分消えてしまいますので、私としてはおすすめはできませんね。よっぽどゲーム中にブラウザをご覧になりたい人向けのモードといえるのでしょう(それならウィンドウモードでいいわけで・・・)。
このモードのせいで垂直同期の実装が滞り? ウィンドウモードのフレームレートを抑制するために 最大フレームレート を用意しているわけですが・・・スマートな解とはいえませんね。詳しいことは正式版が動き出してからのオプションモードの紹介の時なりにできればいいかなと思います(といっても、これが結論ですけどね)。
マコトさんへ
う~ん。開発側で今までの修正パッチをひとまとめにしてクライアントに適用状態で公開することくらい、わけないと思うのですが・・・。それすらコストがかかる、難しいとなると険しい道のりですね。
PSUの時もイルミナスの野望クライアントはその後に実施された大型アップデートのバージョン1~3、全く適用されないまま今に至っていますから。あれはインストール後、ログインをして・・・だいたい20分はずっとアップデートパッチを取り寄せ続けるのです。今回のこちらと同じ訳です。
とてもではありませんけどユーザー体験としてはよろしくないと思うのですよね。「何のためのクライアントダウンロードなの」と思わせるようでは まずい と考えるわけです。危機感、ってこういった面から考えていかないと、と思いますが、私が神経質すぎるだけでしょうか。
いずれにしましても、要は「やる気がどのくらいあるのか」を見せつけられる一番の部分だと思いますから、がんばっていただきたいです。言い換えれば・・・そうですね。Apple社の機械と、他社との機械で「パッケージを開けたときからの印象、体験」はどちらが頭の中に残るのか・・・そういう部分だと思っています。それがきちんとできているからこそ、ここまで大きな会社になったのかなって。
初心者ガイドで一番あり得ないなと思ったのは、ACのコンセプト画面でしょうか。ポリシー紹介と謳いながらスケープドールが5個600AC=円、所持ACが100万とか、いくら開発中画面だからとはいえ明らかにずさんさを覚えてしまいますね(汗笑)。これでいて声高に「基本無料!無料!」ってプッシュしちゃうのはいかがなものかと・・・。
「RPG」という点ではあのような解説の仕方もありなのでしょうけど、もうちょっと「抜かりのない構成」に仕立て上げられなかったのかな、と感じました。
From : らべ | 2012年06月13日 21:58