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2012年05月25日

彩りを添えたNPCキャラさんたち ~ クローズドβテストの感想

エコーさん、マールーさん、リサさん、そして・・・(以下略)。


女性キャラさんが多いような印象も受けますが、主人公のお供役となるアフィンくんやエコーさんのパートナーとなるゼノさん、PSOでいうドノフさん的な雰囲気を醸し出しているジャンさんetcetc...。こちらもPSU譲りの癖のある=印象づけられるキャラクタさんが数多くおられました。

クロトさんクロトさんはナベリウスの冒険中に見かけられたのではないでしょうか。ちょっと冷めたような、かといって冷淡というわけではない、ひょうひょうとした雰囲気のお方。実力者なのかはいざ知らず、フォトンとダーカーさんとの関係性を把握されている方みたいですね。後々冒険に役立つ情報などが得られるのでしょうか。気になる方です。

レダさんレダさんはシティーでも見かけられると思います。何となくPSUのボル三兄弟、ピンク頭のヒル・ボルさんを思い起こさせる人ですが、今のところはちょっぴりやられ役みたいな感じのキャラになっていますね。今後活躍の場が設けられるのか、気がかりなのでした。しかし、彼からもらうヒントがマターボードへと交わっていくようになっているのです。

フィリアさんこちらは、そのレダさんの情報を受けてお話を進めていくと・・・やがてとある人を救うことになりますが、負傷していることから介抱するためにメディカルセンターへと駆けつけ・・・お世話になるのがフィリアさん。

PSOから10年・・・いわゆる空間上に現れるホログラフィック・ディスプレイを軽やかに操るさまが垣間見られるはずです。現実世界では・・・検証段階らしいですけどね。それましたが、ひとりひとりが粒立っていて、今後どんなお話をしてくださるのか、楽しみにしています。・・・このあたりはいわゆるPSUのストーリーモードに準じるところがありますね。なれている人はいいものの、そうでなければ・・・評価が分かれそうな部分です。


そして、上記のいろいろな人や物事が絡む「偶事」・・・断片をいろいろな角度から交差させる仕組みとなるものが「マターボード」。それを主人公に託すのは、謎多き科学者・シオンさん。今の段階ではどのような物語が紡がれていくのか、予想できません。何より、紡がれる言葉が難しすぎて・・・読解力、国語力を要求されるお方でもあります(汗笑)。

ただ、冒頭のところでいわゆる タイムパラドックス(時間の逆説) 的なプロローグとなっている印象でしたから、タイムトラベラーとしてアークスは動いていくのかな、と。亜空間を巡航できる技術力がある世界みたいですので、このあたりは茶飯事なのでしょうか。

シオンさんマターボードの様子次のお話は・・・?

ストーリーに関してはあれこれいえるものではありませんけど、えり好みしなければ楽しめる範囲ではないでしょうか。どうしても PSO のタイトルがあると、ストーリーは添えるだけ・・・というイメージがついて回るのです。

が、今回は違ってPSU系列の酒井さんが担当してきた作品を踏襲している印象なので、どんどん盛り上がるお話になっていくといいですね。PSUも最初は不評だったものの、最後にまとめ上げていくエピソード3のお話はなかなかのものがありましたので(隠しルートを含めての評価になりますけどね)。


遊びの面では正直、フォースという観点では う~ん・・・ といった印象ですけど、タリスの使い方が鍵を握るのかな、と思ったり思わなかったり。そこまではあまり時間をとって練習できませんでしたけど、今回初登場のダーク・ラグネさんをはじめ、ボス戦でなかなか至近距離に近寄れない際は活躍してくれそうです。

・・・しかしながら、私は今のところはちょっとなじめず。どうしても今回「チャージテクニック」に開発さんがこだわっていらっしゃるのか、何をするにしてもPSUよりさらに一回り遅い動作をとらされるのが難点といえるのでしょう。

特にレスタは遠距離からやろうと思っても、カードを投げて、位置を決めつつチャージし、発動・・・これって言葉にすれば簡単そうでも、実際発動させるとなるとロッドよりも1クッション動作が増えることになって、勝手が悪いのですよね。

今までのムービーでも殴りフォースゆえのレスタになっていることはご覧いただけるでしょうけど、使ってみるとあちらが楽だったりします。タリスはかなり位置取りなりを意識して、仲間の行動範囲を予測し、敵さんの攻撃をしっかり見極めて回復できる人でないと、PPを削るだけで戦果を上げるのは難しいような気がします。副次的な部分として、同期がとれていない・・・すなわちラグが多発する状況では、使い物になるのか・・・懸念されます。


あと2ヶ月の辛抱なぜなら・・・そう。シリーズ歴代で一番の動作速度を誇るため、なれていない人では支援もままならなさそうな予感がしてならないためです。何せ、現段階で「ノーマルレベル」ですからね。今後、ハード、ベリーハード、アルティメット・・・となったとき、はたしてPSU6年のノウハウを生かすことができるのか、注目されるといえるのでしょう。

それをPSUでは動きをある程度縛った メイ/クイック なる、テクニック詠唱速度Upの支援ユニットをつけて今まで遊び続けていますけど、S4では「それでも間に合いません」が回答となりますので・・・。最上位のハル/クイックが最低ラインと感じます。彼ら自身が遊び倒してエネミーさんの調整をしているとは思えないのです。もっとも、そのあたりを「パーティープレイしてくださいね」というメッセージとしても受け取れますが・・・。


つまるところ、PSOでは「たとえいかなる状況下にあったとしても、必ず各々の職において、基本状態でも突破口が用意されている」くらいの絶妙なバランス、難易度配分だったわけですが、PSUではそれがかなわなくなっていますので・・・。PSO2はそれよりもさらに動きが激しく、ジャンプまで可能。ともなれば、フォースの支援がどのようなスタイルになっていくのか・・・推して知るべしなのです。

とはいえ、そのあたりこそ「大幅な改修、システムアップデートも可能になった」と銘打っておられますので、「Vitaを含めて無理のない、最高峰のオンライン・アクションRPG」を築き上げてくれるものと思っています・・・の、です?(いえいえゞ( ̄∇ ̄;))


PSUでの失敗は「基礎工事自体も成り立っていなかった・・・砂上の楼閣のため、いくらアップデートを重ねても理想となる 無限の冒険 は実現しなかった」、こともありますが、もっといけなかったのは「アップデートを小出しにしすぎ、飽きられ、さらには怠けてしまい見限られてしまった」・・・つまり「どのようにしてほしいという意見さえ集まらなくなった」ことから、「進化の方向性をも見失ってしまった」ことが最大の過ちだったといえるでしょう。

PSO2はそういった意味で、今から仕切り直して、その理想を具現化するべく長い年月を要して準備してきたはずですので・・・みなさんも、ぜひ。気になるところは運営さんに意見を出していきましょう。

一番の理想は運営さんがきちんとした信念を持つことでしょうけど、今の状況では・・・まだあやふやな部分もあることでしょうしね。

「小さなことの積み重ねが、大きなことへと成り上がる」・・・はずですので。ちょこちょこっとなり、こうしてサイトなり何なり、お力添えできたらいいなと思います('-'*)

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感想まとめ:α2とあまり大差なし。マターボード関連は人によって合わなさそうな印象はあるものの、クライアントオーダーと併せて複数受注し、気ままに旅をするのが作業感を出さないポイント(私の上記のそれは、本当に気にしないで達成していましたので)。

武器やエネミーさんの冒険バランスは今後煮詰めることで納得。マイルームもPSUから正統進化を果たしており、後のアイテム類に期待。

最大の難点は「AC周りが露骨すぎる」ため、もう少し整頓すべし。やっぱりプレミアムパックという名称や細かいばら売りよりも、「月額コースありますよ!」が心象いいと思います。いちいち「マイルームいくら」「トレードいくら」「エステいくら」と分けすぎると、どうにも「何をするにもお金がかかる」というイメージにしか帰結しませんので・・・。

唯一褒められるのは、より進化を果たしたBGMでしょうか。願わくばSEのサラウンド(疑似ではなくて5.1chディスクリート)を実現してほしいところですけど。映像周りも今後に期待なのでした。


「画像は『PHANTASY STAR ONLINE 2』クローズドβテストにおいて撮影された実機画像です。
開発中のため、正式版とは異なる内容であり、今後改良される可能性があります。」

『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/

From : lavendy | 18:39

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