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2013年04月19日
ダークファルスさんの戦い方・緊急クエストについて
莉り香さん向けのお題なのですが、さてはて・・・。
初めてPSO2に触れられた方・・・にとって、いきなり「PSO」という世界に放り投げられて、右も左もわからない・・・という状況なのかなということが、最近知り合いました 莉り香(りりか)さん のお言葉にていろいろと気づかされるのでした。
いわゆる「初めての方」が、どのような点でつまずくのか。りりかさんはオンラインゲームそのものが初めてのようで。PSO2以前にPSU、PSOとは一体何なのでしょうというお方ゆえ、私も今後の話題作りにいろいろ役立ちそうということで耳を傾けたいなと思っています。
Vita版から入られた方もそろそろ2ヶ月あまりが経過しようとしていて、ストーリーモードも一とおり終えられた方もいらっしゃると思います。私は相変わらずマイペースに遊んでいるものなので・・・ようやくフォース・テクターさんがLv50になるといったところでした。しかしすでに60まで解放され・・・とてもではありませんが、追いつけませんね。PSUよりかなり厳しくなったように感じられます。
それましたが、そんな莉り香さんがいきなりにしての大きな壁、「ダークファルス」さんの緊急クエストをどうしたらいいのか・・・ということで、以前にも2つの話題は記してきましたが、改めてここで取り上げておこうと思います。あちらは視点が近すぎて、何が何だかさっぱりになったことでしょうし(@_@)
(今はなぜかわかりませんが、このフィールドだけ近視点が選択不可となります)
強敵を相手にするとき、押さえておきたいのが「どうやったら生き延びられるのか」。そして「どうすればこちらから反撃ができるようになるのか」という2点。その2つを押さえるためには何が必要なのかといいますと・・・そう、「敵さんの攻撃の仕方=パターン」。どれだけ強い敵さんであっても、必ず攻撃の「作法」は用意されていますので、
その作法一つ一つを頭の中に入れておいて、「この攻撃の時にはこうしたら無難」といったコトを、自分の中にたくさん持っておくこと。そして避けた後の自分の攻撃をイメージできることが、攻略の糸口となっていくはずです。莉り香さん向けのお話ですが、初めて挑むという方も参考になるといいのですが。
・・・今のところ私はフォース・テクター系の魔法使いさんなので(@_@) ハンターさんやレンジャーさんの参考にはならなくてすみませんなのです。いずれはトライしてみたいと思います。簡単な倒し方の一例となります。
最初にあげるのは前哨戦となる「ファルス・アーム」さんとのバトル。8つの腕が待ち構えており(実際に戦うのは4体)、単独ではハンドスタンプや弾き攻撃、往復攻撃のパターン。2つの腕では合体攻撃として両手でピシャリと挟みつぶしてくるダブルクラップをはじめ、多彩な攻撃を仕掛けてきます。
ダークファルスさん本体側に逃げたときは合体しての追尾レーザーや本体から直接球体の衝撃波=天罰を仕掛けてきたりなど油断ならない相手です。が、HPは腕全体で共有しているため、あれこれ手を出さなくとも「一つの腕に集中砲火」を浴びせられれば問題ありません。
ゆえ、アーム戦のコツは「いかに一つの腕に攻撃を集中できるか」と、「周りをよく見渡して、連続攻撃を避けられるか」につきるといえるでしょう。特にハンドクラップ・・・バタバタと迫ってくるあの連続攻撃は、他の腕からも攻撃を重ねられたり、ダウン中にも連続でもらうので・・・高レベル帯ではほぼ死亡する内容といえます。
(というよりも、PSOではここまで極端な攻撃はなかったと思うのですけどね・・・)
弱点は手首側となる後ろの赤いコアになりますので、バックをとりつつ攻撃を避けていく・・・周りを見渡す目が要求されます。腕さんは30分以内なら何度でも挑戦できますので、数をこなしてなれてしまいましょう。
陣取りの場所としては・・・フィールド中央から手前側。ダークファルスさん本体側へはあまり近寄らないようにしましょう。そちらにいますとレーザーやら天罰やら、受けなくてもいい攻撃をもらってしまいやすいですので。また、後ろに陣取るということは言い換えれば「腕さんがそこに集中しやすい」ことから、回避が難しくなる恐れもあります。
欲張らずに、ハンドクラップがきたらしっかりと避ける。避けた後手首側の赤いコアが見えたら焦らずジャストアタック込みの攻撃を見舞う。それの繰り返しであることを覚えておけるといいかもしれません。タリスを飛ばして遠くからギ・グランツ(マールーさんの使う光刃の回転テクニック)をお見舞いするのもいいでしょうね。
・・・しかしなぜ先日のアップデートで、今度はアーム戦の最初の音楽が途切れるようになってしまうのでしょうね。何も問題のないところがアップデートによって崩されるとは、本当に困ったものです。
そして・・・腕さんを見事撃破すると本体戦となる「ダークファルス・エルダー」さんとの勝負になります。この敵さんたちの概況はストーリーモードで明らかになりますが、とりあえずここでは対処方法を。
エルダーさんには特徴がありまして、攻撃一つ一つに予備動作、もとい「かけ声」が設定されています。いうなれば、そのかけ声さえ把握できれば対応する攻撃方法が決まっていますので、後はそのパターンを覚えていくだけ・・・となります。
エルダー戦で重要なのは攻撃の1発1発が大きいため、こちらも高レベル帯になるとほぼ即死の要素となってしまう点。では安全に避けられるところは・・・となりますと、フィールド後方および四隅が安全地帯となります。もちろんそこにいたからといって攻撃の種類によっては被弾する可能性もありますが、ちゃんと周りを見渡していればそんなにもらうことはないはずです。
しかし、一人の場合はあまり外周ばかりにいると・・・なかなか攻撃のチャンスも作れず。そうなると「近距離で生き延びるためにはどうしたらいいか」となってきます。その様子をムービーに収めておきましたので、参考にしてみてください。ちなみに、かけ声のパターンには以下のようなものがあります。後ろに記すのは主な避け方です。なれている人はもちろん、すべて回避アクションで済ませることも可能ですけどね。
「これはどうだ / ふははっ」・・・突き出す腕とは反対側へ移動
「良いぞ、良いぞ」・・・後方に下がる
「全力で潰すのみ」・・・前方中央部か、または衝撃波を回避アクション
「良き滾る闘争よ」・・・回避アクション
「無能浅薄脆弱ぶり、弁えよ」・・・四隅に移動
「応えよ深淵、万象破砕のその力を」・・・赤い光弾から逃げる
「我が眷属よ、此処へ / 集え眷属よ、一厄の闇と為れ」・・・地面に現れる赤円から離れる
「耐えてみせよ、破滅の一撃」・・・フィールド両端 or ど真ん中、真正面中央
「面白い、面白いぞ烏合」・・・第2形態移行時の科白
「刮目せよ、我こそはダークファルス・エルダーなり」・・・四隅か回避アクション
・・・文字で書いても何のこっちゃになることでしょうから(汗笑)、その様子をぜひムービーでご覧ください。フォース・テクターさんなら高性能な回避能力となるミラージュエスケープを使用できますので、なれてきたらこんな感じで、接近戦でもやっていけるようになります。
むしろ安全地帯が多いため、おすすめでもあるのですよね。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」、なのです。なれたらあんな感じで撃退できますので、がんばってみましょうなのです。
また、「腕の破壊」についてですけど、これが一番「なれた方とそうでない方」がいがみ合う原因となりやすいです。理由は「腕を部位破壊できる」ことから、「できるだけ壊そう」というのが共通認識となるためです。
・・・が、それはあくまで「対処法を知っている人」だからこそそう思えるのであり、初めての方はそんなことわかるわけもありません。目の前の強大な敵を追い払うのに精一杯なわけです。それを丁寧に諭せるくらいのゆとりがほしいものですが、どうにもそうはいかないことが多いようで・・・残念ですけどね。時代の流れなのかもしれませんが。
ゆえ、初めての方にも伝えておきたいのは「まずはムービーのように、自力で自然に壊せる4本くらいは練習を」し、「上腕部となる2~4本については熟練者の指示を伺う」で良いと思います。後は皆さんが動いているのを真似して、みんながたたいている腕を一緒に集中砲火を見舞わせる、と。
いうなれば「付け根となる一番下の腕」は「本体にダメージが直接届く」ため、「他の腕の破壊チャンスを減らす」ことに他ならないのですよね。最初は何とか倒すために殴ってみるのもありですが、次第にゆとりを持って倒せるようになってきましたら、ムービーのように「比較的楽に壊せる4本」は、何とか討ち取れるようにがんばってみたいところですね。
また、ダークファルス・エルダーさんには「感電効果=ショック」の状態異常に陥らせることができ、形態問わず有効です。が、ショックを重ねるごとにエルダーさんにも耐性がついていって、次第にショック状態に陥りにくくなってしまいます。あんまりショック状態にさせすぎても、進行が遅れがちになりやすいなど良いことばかりでもありません。
そのため、ショック攻撃を見舞うのは第2形態に入った後、普通には壊せない上腕部4本を破壊するため、パーティーの意向を聞いてゾンディール>雷系で発動、を繰り返していけばすべての腕をもぎ取ることも可能でしょう。大切なのは「思いやりの心」があるかどうか、にかかっているといえます。
腕を壊したい気持ちはわかりますが、初めての人はそこまでにも至らないことが普通なはずですから。努力しなさい、というのも「押しつけ=強要」になってしまってはいけません。まずは相手を尊重し、合わないと思うならお部屋にあらかじめコメントをつけておくなり、そっとリストに入れておくなり。自分でストレスをためないような工夫が必要とはいえるでしょうね。
本当なら、PSO時代のように初心者さんに熟練者さんがいろいろ教える・・・そんな光景があってもよさそうなのですが、近年は減ってしまったのでしょうか。残念です。
特にうまいプレイというわけでもありませんが、一とおり避け方の参考にはなるかなといった一例です。眠たいさなかの撮影でしたので、アーム戦はスタンプさんを何度か受けてしまっていますが(@_@) なかなかノーミスで突破は難しいですからね。インしたときに緊急が走っていたら、ぜひとも受けて、なれていきたいものです。
格言:『習うより、慣れよ!』
(6/20 14:39 追記分)
パワーアップ版のエルダーさんはこちらをご覧ください(というよりは、本話題がすべてではありますけどね(@_@))
『PHANTASY STAR ONLINE 2』公式サイト
http://pso2.jp/
From : lavendy | 11:24
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コメント
らべさん、おつかれさまです。
この話題、確かに知っている/知らない人や、慣れた人/慣れない人の間でいろいろと摩擦があるように感じますね。
今回のDFさんは高位のレアアイテムを握りこむのみならず、時間や回数に制限のあるコンテンツなだけに、なかなか難しいことも多いようです。
私は最大の注意点となるショックの無駄打ち(本体戦序盤での発生)の抑止ができるよう、戦闘開始前のワープ待ち中に呼びかけたりしていますが、事前に周知できる内容は多くなく、教わる側としても、実物を見る前というタイミングでは実感が湧きづらいことは否めません。
かといって、リアルタイムな助言をするには戦闘中は忙しく、事後はみなさんさっさと引き上げてしまいますから。。。
どうしても、最低限にすら届かないような助言と、「詳しくは自分で調べてね」というような意味合いの、無責任な発言に終始してしまっています。
今回のらべさんの記事のように、入門編となるような内容を伝えてくれる記事がもっと増えると、状況も多少は変わるのかもしれませんけどね。
いずれにせよ、教える側の心の余裕と、教わる側の向上心。
両者がそろわないと、なかなか難しい側面がある気がします。
From : 未瑞鳩 | 2013年04月19日 23:22
未瑞鳩さんへ
おっしゃるとおりです。あまりパーティープレイはできていませんが、そのときの情景は目に浮かびます。どのように指南するか・・・難しいところですよね。
このあたりは常々いってきていることになってしまいますけど、「時間制限」という縛りがまず何よりもいけないように感じますし、もう一つは戦闘を楽しくするために取り入れたと思われる「部位破壊」の概念。
これ、実際のところは初心者と上級者を確実に選別する内容であり、彼らとしては詳細な攻略ができるようにと盛り込んだのでしょうけど、かえって逆効果のような気がするのですよね。入れたことにより今回のような問題が、生じてしまうわけですから。
それで、肝心な「部位破壊をして手に入れるアイテム」でもない限り、無理に壊す必要もなく。貴重品はちゃんと本体に仕組まれていたりetcetc...。結局、「プレイヤーに何をさせたいのか」が明確になっていないような気がするのですよね。もちろん、それは言い換えると「自由」に他ならないわけで。
それでも、このあたりを自然と誘導できるゲームデザインが構築されていないのが難点だと思うのですよね。ランダム性の強い緊急クエスト、その中でも20分以内の時間制限付き、火力過多では有無をも言わさず本体を沈め込んでしまう内容。かといってプレイヤーへは攻撃をもらえば一発で即死など。段階を追って強くなる、といったような仕組みになっていないのがいけないのでしょう。
彼らの作法といってしまえばそれまでなのですが、これも言い換えると「その作法がわからないまま、そしてその楽しさを伝えられる人がいなければ」、「ゲームの持つおもしろさをわかることなく引退してしまう」ことにつながりかねませんしね。先ほどその莉り香さんと少しお話をしましたが、興味深い意見がぽんぽんと飛んでくるものですから・・・。
総じて思わせられるのは、やはり「彼らがちゃんと遊んで設定を決めているように感じられないため、初心者がどこで躓きやすいのかさえわかっていない」。ゆえ、「ゲームデザインでフォローしようにもできていない」ことが問題なのでしょう。それを「同時参加プレイヤー数を増やし、熟練者に手助けしてもらおう」としたのでしょうが、そういった周りの仕様・仕組みが合わなくさせているともいえましょう。
私としては部位破壊って、極論いらないと思うのですけどね。もちろん、あるがゆえの楽しさもあるのでしょうけど・・・。このあたりは別のお話にできればとは思います。
From : らべ | 2013年04月20日 00:55