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2011年09月11日

PSO2 αテストの感想 - 補足分

前回ので補足できなかったところを記しておきましょうか。


文字のみではありますけど、テスト内容をお伝えすることはできるので・・・前回はフォースのフィーリングを中心にお伝えしましたけど、その他気になったところ、印象に残った部分を記しておきたいと思います。おそらくこちらの方が内容把握しやすいかもしれません(汗笑)。


オープニング・・・タイトルロゴですが、最初触れたとき「これだけで感動した」と記したわけですけど、ロゴ画面のBGMがまさに新たなPSOって感じをさせてくれたのでした。記憶が正しければ起動するたびにさびとなる部分が変わっており、毎回変化を味わうことができるのです。音はシンセサイザーが心地よく、PSOらしさ満点なのです。

そしてSEGA ID入力やキャラクター選択のシーケンス、キャラクリへの移行・・・いずれもスムーズに音楽がつながっていきます。PSO/PSUにもそれはなかっただけに、うまくコード進行がなされていくのには感心させられます。そして、そのいずれの曲もが「これじゃない感」を全くさせないすばらしいもので、きっと小林さんが作曲されているのでしょうけど、10年超えても輝き続けるものがなおあると感じました。


キャラクタを作成するとロビーへと転送。アークス隊員の所属する宇宙船の中・・・これがオラクルなのでしょうか。それなりに広いような、狭いような? でも、昨日紹介したTVの中でのっちさんが発言されていたように、私にはそれなりに広く感じました。転送時の音にはPSOのテレパイプと同じ音が使われていて懐かしさを感じさせてくれました。ただ、その移動シーンがすごく処理落ちしていたので、あのアニメーションもスムーズに再生されるとうれしいもの。立体的に見えてサイバーパンク風味な移動シーンなのです。

お店はまだ2つしかオープンしていないものの、いずれ解放されていくのでしょうね。PSOやポータブル2みたいに、覗くたびに内容が変わるような仕組みを作ってほしいところです。というのも、今回は武器に「エンチャント」と呼ばれる概念がつけられており、いわば「状態異常」や「ステータスアップ」が付随しています。つまり販売武器にもこれらをランダムでつけられれば、たとえ高レベルになっても品揃えによってはいつまでも利用できる余地ができそうだから、です。

エンチャントは言い換えれば、エクストラアタックがこちらに紐づけられたものとなります。攻撃系をシンプルにした結果(エクストラアタックを廃止し、通常打撃の中に組み込む。ヘビーアタックはジャストアタックと同義、みたいな感じで)と思えば納得なのです。ゆえ、私が遊んでいたときは通常武器にいろんなエンチャントがついていたので、それだけでも楽しめました。HPが増えたり、スタミナが増えたり、毒を付与したり、凍らせたり・・・PSUでもおなじみの異常系が一とおり出てきたり・・・。


カウンターでクエストを受託するのはPSUライク。PSOで言えば開始間際のギルドカウンターでしょうか。いわゆる素潜りはフリーミッションとして用意され、その場合はクリア条件などが一切ないのです。探索モード、ですね。しかしながらマルチパーティーエリアも存在するので、そちらに行けば新たなお友達さんに会えるかも・・・?

ただ、最初からは受託できず、ある程度クエストを消化してから受けられるようになります。少しは一人旅もして、操作に慣れる頃受けられるようになる、と思えばいいかもしれません。そのあたりの組み立て方は、私としてはまずまずかなと思いました。強いて言えばシングルパーティーエリアのところくらいは、ナベリウスなら天候調節ができるようにしてほしい、と注文はしてみました。雨主体、霧主体、とかですね。


受託をしたらキャンプシップと呼ばれる場所へ転送。PSOでいうシティーでテレポーター前といったところです。ここの音楽が私にはとてもツボにはまって・・・ぼけーっとしているだけでも満足している自分がいるのでした(汗笑)。目的となる惑星への転送装置。プールみたいなところがあるのですが、そちらへ飛び込んで惑星へと降り立ちます。

このシーンが何ともいえないのですよね。動画公開が許可されるときがきたら、真っ先にお見せしておきたいところです(笑)。不安と期待を乗せて、いざゆかん冒険の地へ!といった感じで、βテストを楽しみにしましょうなのです。

冒険の様子は前回のものである程度記していますから、参考にしていただければと思いますけど・・・ナベリウスのBGMはまさにPSOの森をうまくリファインしたと言うのでしょうか。これもすごく印象に残りまして、ずっとここで過ごしていたいと思わせるに十分な雰囲気です。

太陽から降り注ぐ光がお花、草木、水面、岩肌・・・あらゆるところにそのエネルギーが伝わっていて、確かにその表現(=ブルーム)がちょっと強すぎる嫌いはあるものの、PSO/PSUから飛躍的に表現力が上がったように感じた部分です。茂みに入るとマイキャラが暗くなり、その木漏れ日を受けると受けた部分だけ明るくなる。そういった、自然な体験ができるのですね。グラフィックスカードを要求される部分はあるものの、いいものを積んだ人には相応の見返りがある惑星といえるでしょう。

シームレスウェザーは今のところ、曇、雨といったシーンのみですけど、それらがどのようなイベントへとつながっていくのかなど気がかりなところです。クエストによっては深い霧が立ちこめたところを進むものもあり、表情一つでだいぶ印象が変わる・・・これだけでも楽しめました。ぜひ、ランダムフィールドと合わせ、魅力的な場所作りに励んでほしいと思います。


アムドゥスキアは初めてみた溶岩洞窟の惑星。原住民とおぼしき龍族が行く手を阻みますけど、こちらも自然なアニメーション、アクションが楽しめました。ナベリウスとは打って変わっておどろおどろしい雰囲気。画面からも伝わってきたり、不安をかき立てるようなアップテンポの、もとい環境音ライクなBGM。間違いなく、PSOの洞窟が「眠たくなーる!!」と悪評高かったのが(汗笑)、こちらでは払拭されること間違いなし。高低差が激しく、高いところから飛び降りる、落とされる瞬間は常にハラハラドキドキしていました。溶岩の吹きだまりに落ちるとダメージを受けたり、気を抜けないシーンが多い場所となっています。

クエストによっては隠しエネミーさん?になるのかはいざ知らず、今回の目玉「ヴォル・ドラゴン」さんに遭遇できました。かなり大きく、しかも通常フィールドの中に突如現れ、執拗に追ってきます。撒くことはかなわないでしょう。足場を変えても追尾してきますからね。ただ、弱点はちゃんとあって、プレイヤーさんが複数いるときっといろんな戦術が編み出せるようになると思います。このあたりからして、今までとは毛色の違う、それでいて楽しい内容になっていました。

あと、武器類もきれいにモデリングされており、いわゆる今までの「ぺらっぺら」な武器からは脱していました。私はフォースで最後あたりに、ポータブル2でお世話になった「クラーリタ・ヴィサス」を手にすることができましたけど、とてもきれいになっていました。背中にしょっている姿を見るだけでもさまになるのです。こだわりのアイテムたちが今後いろいろ出てくると思うとわくわくします。初音ミクさんの衣装なりもゆくゆくは出るのか、期待したいですね。


ゲーム部分の完成度はなかなかのもので、難点と言えばユーザーが接する部分・・・そう、UI(ユーザーインターフェース)。これがキーボード/マウスの方と、ゲームパッドの方とでごっちゃになっていたので、かなり操作性が悪かったのが難点。また、テストで一番大切なのはその「キャラクタなりをきちんと操作すること」が大前提となるのに、キーコンフィグの実装が間に合っていなかったのは残念です。これでは正しいフィードバックを得られないことも多かったことでしょうからね。

もっとも、そのあたりを自己解決できるスキルをお持ちの方はゲーム面でも積極的に遊んでいく、意見を出していく方と思われるので、セガさんたちが思う以上の情報を相応に取得できたからこそ、今回の一部制限解除へとつながったのではないでしょうか。


・・・と、文字だけで記しても何のこっちゃ、ですけど、少しなり どんな感じだった というのが伝わってくれるといいですね。2つとも遊んできた人から見た意見としては「今後に期待」していい内容だと思います。後は、PSUの轍を踏まないこと。それさえ守れれば、十分良作になり得る可能性は秘めたタイトルだといえるでしょう。

TGSで新たな衣装もお披露目になったり、4Gamerさんにはこんなフォニュエールさんとおぼしきイラストもあげられていたり・・・月末にかけて何らかの動きがあることを楽しみにしています('-'*)

From : lavendy | 00:00

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