
海のパトロールも
楽じゃないのです。
エチゼンクラゲというと食材として用いられてきたみたいですが(初めて知りました・・・)、今では大量発生による海への被害などが相次いで報告されるようになってきてしまいました。あまりに多いとその毒性から周りの魚介類までも冒してしまい、売り物にならなくなってしまうのだとか。
かといって細かく除去するにも限界があり、根本的なところから見直さなくてはならない状況らしいのですが、今回はどうやら退治するのにふさわしい天敵となる ウマヅラハギ さんを実験に参加させたとあります。
カワハギさんの仲間となるらしいですが、エチゼンクラゲの毒針を含めてすべて食べあさってしまったのだとか。自分よりも数倍大きいものですら挑んでいくらしいので、これはすごいことなのです。
エチゼンクラゲは中国近海で発生するらしいのですが、その原因と噂されているのが同国で建造中の 三峡ダム。治水や発電など利点が多いみたいですからやむを得ないのでしょうが、それなら中国側でも何とか対処に乗り出してほしい、というのが思うところですね。
どちらにしても、このような実験が成功するとなれば、自然に帰す形で沈静化も図れそうですね。今後に期待したいものです。
[ 雑記 ]
2009年9月27日 23:15 | 投稿者:Lavendy
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