生と死の狭間にて
英語では Dead or Alive とでもいうのでしょうけど・・・。
1週間ぶりの更新となりましたが、実はちょうど先週の11日未明でしょうが、感染っちゃったみたいなのです。あの 新型 豚インフルエンザウイルスに・・・。
それはもう、生きた心地がせず、正直毎晩一人で眠るわけですが、「明日は目覚められるのだろうか・・・」という不安ばかりが募る状況でした。それも毎回悪夢が重なるという・・・(汗笑)。日頃の行いが悪いのでしょうか@@
それはさておき、実際にかかってしまったということで、体験談でも記しておきたいと思います。多少記憶が飛んでしまっているところもありますけど、覚えている限り記載してみます。
11日未明・・・体に悪寒を感じる。熱は特になし。
12日昼・・・頭がぼーっとしてくる。熱が若干あり。
12日夜・・・自分でも熱を出しているとわかるレベルに。
13日朝・・・激しい頭痛とともに起床、やむなく病院へ。簡易検査はスルー。
一般向けのお薬と熱冷まし(頓服)をいただく。
その後はもはや頭痛がひどすぎてたつこともままならず、
12時に昼寝>18時半に起きる>少し口に含んでまた眠る>23時半に目覚める
頭痛がいっこうに引かず、そのまま気を失うように眠りへ(なお、この間
ずっとお腹の調子も一緒に悪くなっている)
14日朝・・・頭痛は若干和らいでいるものの、奥に芯のようなものが残ったままで
思考することがままならない。この日も出社できないことを連絡し、また横に
なって倒れると夕方前に・・・。
14日夜・・・お風呂に入ってさっぱりはするものの、夢の内容が入り組んでいたり
独り身でいることの難しさも感じることとなり、「このまま生き続けられる?」
と、死を予感することも。眠るのが怖くなる。その日は頭痛を押してサイトを
いろいろ拝見。そうして読んでいくとある共通点が。お腹の調子はまだ今ひとつ。
15日朝・・・熱は頓服を飲んだり、この2日で40時間以上も眠っていることもあり
微熱レベルまで低下。ただ、自分で調べ上げた結果では「新型のインフル
エンザに感染しているのでは」という疑念が晴れないため、再度病院へ
再検査の結果、A型で陽性判定を受ける。発症から日数がたっているため、
現時点でのタミフルの投与は効果薄とのこと。通常の投薬による療法で治癒を
はかるため、新規に4種類のお薬が追加。計6種類。
お腹の調子は若干よくなった感じ。
15日夜・・・この3日間はもはやお昼ご飯を食べる>昼寝をする>夜になる・・・
というパターンに陥るものの、正直他に何もする気力がわかず、あったとしても
体力面的に無理。お薬6種類はさすがに多いのか、頭痛はとれず、逆に全身の
筋肉が弛緩したのか、体の節々が痛く、思うように動けない状況。
16日朝・・・筋肉の痛みはまだ残っている状態。頭痛も引かず。逆に咳を出すように
なってしまう。それが、痛んでいる筋肉と共振しあうため、かなり悲惨なことに。
(咳をすると全身が痛む)反面、お腹の調子はだいぶよくなってきた模様。
16日夜・・・咳止めを服用するも、手渡されたときに「痙攣などするようだったら
2錠から1錠に服用量を減らして」といわれているとおり、体への影響が大きい
のか、動悸が激しくなる。使い始めなので2錠で行くものの、翌日から1錠へ。
17日朝・・・微熱が残ったり、残らなかったり。頭痛は相変わらず。激痛ではない
ものの、奥におもりが乗っかったような感じで、すっきりとはしていない。
筋肉痛は若干軽減されたものの、特に腹筋は咳をずっとしていたこともあって
かなり痛い状況。肋骨が折れていないだけでも幸いか。お薬はこの段階で、
咳止め1つに絞る。
17日夜・・・のべ4日あまり休暇を取っているにもかかわらず、まだ完治には至ら
ないこの感染力。かろうじて一命は取り留めたものの、2日目となる14日が
運命の分かれ目だったといえるのかも。この日は21時間あまりは眠っていた
こともあったのか、残されたわずかな体力を浪費しなくてすんだのかもしれない。
・・・といった感じなのですが、いかがでしょうか。今回のインフルエンザで怖いなあと思ったところは、「命を落とすべく罠が仕掛けられている」ということだと思いました。
サイトをいろいろ調べるとその共通性がわかってきます。「咳や鼻水、のどの痛みに熱を伴う」ことが一般的なインフルエンザの傾向にあるわけですけど、今回の新型 豚インフルエンザの場合は、一部の方らしいですが「消化器官系にも影響を及ぼす」というものです。
よくいわれていますよね。「新型も、普通のも、インフルエンザウイルスに変わりはないから対処のしようも変わらないし、心構えも一緒である」と。これは確かに正論なのですが、なぜこの新型だけが、命を落とす率が高くなっているのだろうと。
タミフルを投与しても無駄のよう・・・というのは、私も一度は検討されたのですが、タミフルはあくまで「発症前~直後に投与することで、ウイルスの飛散、増加を抑制する」ためのお薬であって、すでに蔓延しきった体には効果がないということです。
つまり、私の場合は時系列でいけば「13日の時点でウイルス判定されて、陽性で受け取れていれば、ここまで苦しまなくてすんだかもしれない」わけですが、すり抜けてしまい、その時点ではウイルス自体が簡易検査だけでは引っかからない状況だったということです。それが実際に感染してしまい、発症したことによって体に満たされてしまったため、15日の検査では見つかった、と。
ちなみに13日の検査では「扁桃腺、真っ赤になってかなり腫れていますねえ・・・」でしたのが、15日では「赤黒くなってきていて、落ち着いてきている証拠です」とのこと。ウイルスが蔓延はしたものの、頓服なりで大半の部分は撃退させたといえるのでしょうね。
それましたが、死亡率が高い理由は何とも言えませんけど、私が今感じていることは「もうすぐ1週間たつのに、完治する目処が立てられない」ということでしょうか。発症前後はもう、死ぬかもしれないと覚悟したほどでしたけど、今は何とか生きられるかなと思えるようにはなっても、これでは出社できるような状態じゃありませんし(声を無理に出そうとすると咳をしてしまう)、
あまり触れていない「消化器官系」のことですが、13日、14日は常にお腹がごろごろ・・・としている状態だったのです。これは他のインフルエンザウイルスには見られない傾向らしく、いかにもぶたさん?らしい部分につながってきますが(汗笑)、これが侮れません。
ただですら病気療養中はお腹に優しいものを食べて、胃腸の負担を和らげないとならないのに、食べようとしてもそれをうまく消化してくれない、下痢したような状態にしかならない・・・となってしまうと、栄養失調にもなりかねません。
幸い、私は15日を境によくはなってきましたけど、ここで復調しなかったら一体・・・、となるわけです。病院でも難しいでしょうしね。それほどに、今回のインフルエンザは油断しないでほしいと思います。
私もかからないように万全を期してきたつもりではありますけど、このようにどれだけ準備をしてもかかるときはかかってしまいますから、その症状や推移などから、早めに インフルエンザウイルスだ と突き止められるように、ですね。
お食事は独り身でなければいろいろ考えられるでしょうけど、私の場合はもう、動くこともままならないので、冷たいご飯を利用しておかゆさんにしました。最後に梅しそと梅干しをちょこんとのせて。この1杯だけでお腹いっぱいになってしまいます@@
[ 雑記 ]
2009年10月18日 15:40 | 投稿者:Lavendy
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コメント
おひさしぶりです♪
反応無かったのでもしや・・・とは思ってましたが予想以上でしたか><;
かくいう私もとうとう風邪でノドがやられて・・・(--;
病院にでも行ってきます(めんどry
ともかくお大事に~♪
投稿者:エレンディラ | 2009年10月18日 19:04
今はしっかり養生して休んでくださいね><
投稿者:ミナカ | 2009年10月18日 19:36
わわ。。。 お大事に!!
体調が悪いのに 長々な文章。。凄いわ
あたしなら、バタンQ~~で 何もできませんがね
投稿者:SailorChacha | 2009年10月20日 22:00
ミナカさんからご連絡があって、サイトの通知機能が眠っていたみたいです@@ すみません。わざわざ3人さまともご心配いただいたみたいで、本当にありがとうございます。
正直今回のインフルエンザは生きた心地がしませんです。おなかの調子も一緒に悪くなってしまい、ただですら食べ物がのどを通らないところに追い打ちをかけてくるんですよね。豚インフルエンザウイルスの一番怖いところだと思います。
ぜひ、皆さんはかからないようにしてくださいね。
投稿者:らべ | 2009年10月22日 22:28