結構携帯関連でサーチされる方は多いみたいですね。本人がそこまでヘビーに使うわけでもないので微妙な感じですが・・・、機種変更をして、そろそろ2ヶ月になることもあり、それなりに使ってみての感想を記しておきます。

☆ここはいいかも☆
スクエアフォルムの洒落たデザイン
くさび形の形状による持ちやすさ（重量配分）
クリアスクリーンによる視認性のよさ
ボタンの押しやすさ
ワンセグの画面も色乗りがいい
撮り終えた写真の輝度修正が可能な機能（ブライト変換）
サブ液晶（表面のもの）がうまくフレームにとけ込んでいる

★ここはいまいち★
カメラの性能が・・・（手ぶれ防止なども含む）
オープンフォト機能でフォルダ指定ができない点
Mobile Lupoにおける細かな変更部分
（変換候補の2段構成や変換範囲修正も含めて）

とりあえず、今のところはこんな感じです。長所の方が多いので、さわっていていい携帯だなって感じるわけですが、よく使う部分に不満な点があるのは残念です。さらっと書きますと。。。

なんといってもデザインでしょうね。前モデルのW44Tからのグレードアップになる端末と思いますが、Bluetooth機能などが削られてはいるものの、デザインはよりおしゃれになり、くさび形の形状は前にも記していますが、思った以上に手に持ったときの軽さにつながってきます。初期バージョンではそのつがいの部分に不具合があったみたいですが、今のものは大丈夫みたいです。やや緩いような感じもしますが・・・。

私はサブ液晶が好きではない人なので（特に頻繁に見るわけでもないのに、「窓があります」という感覚が好きにはなれないのです）、W44Tみたいに必要最小限のLEDランプがついていればそれでいいのですが、今回のこれはハーフミラーを採用していて、かつ小さいので、ほとんど目立ちません。というよりも、帯の一つとして調和していて、とても素敵ですね。色も赤紫の淡い液晶です。ひそかに、44Tでは音割れをしていたスピーカーも（私の端末だけかは不明ですが）、今回はクリアーなサウンドになっていて特に不満は感じません。

ボタンも小振りながらクリック感は確保しており、配置も無理のない、いい感じな仕上がりになっています。また、ふれこみにもありますけどワンセグの画面の時には、同社のテレビ・パソコンであるレグザ・コスミオブランドの画質チューニング、がされているみたいで（ワンセグ起動時にロゴが出ます）、深みがあるように感じます。簡単にテレビを見られるのはいいことですね。特にこういったもので予約録画などはしませんので、そのあたりのレビューはご容赦を(^^;

あとは、カメラ機能でしょうか・・・。ある程度のものは撮れてほしいわけですが、どうにも感度が悪いのか、若干暗いお部屋などでは簡単にノイズが入ってしまいます。かといって補助光源＝フラッシュをたくと白飛びを起こしがちになったり、シャッターを切ってから実際に撮影されるまでに1秒程度の遅延が生じますから、その間に動かしてしまうとしっかりボケてくれちゃいます・・・（'';　AFの精度も場所によってはあてにならない結果になったり・・・。なのであまりあてにはせず、基本である、脇を締め、両手でしっかりと構えて、できるだけぶらさないようにして撮るよう、心がけたいところです。普通の機種よりも劣っているような感じがあり、困ったものです。このあたりを気にされる方は、上位のW54Tを買った方がいいのかもしれないですね。

Mobile Lupoも悪くはないのですが、変換の仕方などが旧機種とは若干変えられているみたいで、なれればそうでもないのですが、昔から使い慣れている人には昔のインターフェースを用意してくれてもよかったように思えます。これはこれで、悪くはないのですけどね。あとは携帯をあけるときに数秒だけ見えるオープンフォトという機能がありますが、1枚指定か、端末内の全部の画像からランダムにするのかのいずれかしか選べないので、せめてフォルダを指定して、その中のランダム、などが選べるようにしてほしかったところです。このままですと、広告などの画像なりも候補になってしまうので・・・。

でも、総じて見た場合は所有する喜びが感じられる、いい端末だと思います。まだVGA液晶は出始めたばかりですし、バッテリーのもち具合などの課題もありますから、次に買い換えるときはそのあたりが洗練された端末になってほしいですね。