夏はどうにも・・・

これを思い出さずにはいられませんね。


翼はもうはばたかないこのジャケットに映っている女の子の名前は 観鈴(みすず)ちゃん。知る人は知っていると思いますが、AIR というノベルゲームのヒロインさんの一人。疲れ切ってしまい、休んでいる姿なのでしょうか。ジャケットを見たとき、意味深だなぁ、って感じました。世間で言われる美少女ゲーム、と呼ばれるカテゴリに属する作品なのですが、とてもそういう枠ではとらえられない世界観を持っていて、少なくとも初めてふれた私にとっては、これはゲームではなくて、一つの物語なんだなって感じました。とてもはかなくて、切ないお話。いずれ紹介できるといいのですが、とても、この世界に、今の私の状況が重なっていて。なんていうんでしょう。ああ・・・、あの夏の再来なのかな、って。


北海道にいたら、そんな夏らしさはあまり感じないのですが、やはり昨年やその前の年なりを思い返すと、このお話にすごく親近感を覚えます。と、あまり抽象的なお話をしても仕方ないので、このアルバムについてちょこっと。


いやはや、もはやゲームミュージックというでは語りきれませんです。ドリームキャスト版で楽しんだのですが、やはりオープニングにある「鳥の詩(うた)」という曲でしびれちゃいました。メロディライン、コード進行、そして歌詞の絶妙さにはかなさ。Lia(リア)さんの歌声。どれをとっても一級品で、どんな夏が、青空が広がっているのだろう、と。シンプルなタイトル画面を見て思ったものです。



消える飛行機雲 僕たちは見送った
眩しくて逃げた いつだって弱くて
あの日から変わらず
いつまでも変わらずにいられなかったこと
悔しくて指を離す



冒頭のパートですが、何というのか。。。もう、この歌詞通りの現在が、ある意味宿命を感じます(汗笑)。たどっていくと、どういう歌詞に巡り会えるのか。それは興味を覚えられた方は調べていただきたいところです。他の楽曲もすばらしく、特に「夏影」の出来は秀逸ですね。最初はこのあまりのメロディと風景描写が相まって、 泣いていました。それほどまでに、単なる感動ではなく、切なさ、存在の大切さ。いつも口癖でいっているんですけど、それをひしひしと感じさせられる作品だからこそ、深く心に残るのでしょうね。


夏、を感じさせるゲームメディアは。私にとっては「聖剣伝説2」とこの「AIR」かもしれないです。にはは。あとは東京にいたころ、小学生でよく通っていた「としまえん」に「ゲームボーイ」、宿題や公文式?など、いろいろありますけど。物心ついてからの夏は、この2つですね。


このCDも買ってから、もう5年が経ち。色あせることのない珠玉の音楽を、久々にかけています。う~ん、オーディオのシステムをあの頃からは一新しているせいか、聞こえなかった音が聞こえてくるのは収穫かもしれないですね。秋を感じさせる風を受けながら記している、今日の話題でした。


2007年8月27日 20:52 | 投稿者:Lavendy

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コメント

夏にやったゲームで印象に残っているゲームですか。
いろいろあるんですが、PSで出た「どきどきポヤッチオ」
がなぜか最初に思い出しましたw
かなりマイナーですがイラストを海腹川背の人が
描いていてとてもかわいいです。
ゲームの内容も夏休みの間にパンの配達のお手伝いをしながら
恋もするという変わったゲームで
私のなかでも名作のひとつです。

あとちっちゃい頃、夏はハドソンが全国キャラバンとか
やってたのでスターフォース、スターソルジャーとか
(あとヘクター87w)
が思い出にのこってますねー

投稿者:simone | 2007年8月28日 10:57

PSは初代、2、ともに買ったことがないので、どういった作品があるのかまではよくわからないですけど、なるほど・・・。あとで調べてみるのです。イラストがかわいいというのは大きなポイントですよね。それでゲーム内容がいまいち、というのが多いことが最近の残念な点ではあるらしいですが(^^;

なんだか下段は、わかっていると年がばれちゃいそうで・・・(汗笑)。キャラバンそのものには参加したことないですけど、高橋名人、という言葉は昔よく読んでいましたコロコロコミックなどにも載っていましたので、はっきり覚えていますね。16連射、という名言もあの頃を思い出させてくれます。にはは。

投稿者:らべ | 2007年8月28日 20:33

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