これはちょっと・・・

いただけないのかなって思ったりしましたけど・・・。


集団自決削除:渡海文科相に適切対応を指示 町村官房長官


去る先月29日に第二次世界大戦中での集団自決問題で、県民総出での決起集会が行われたのですが、過去最大規模となる11万人を集めた模様です。これだけの人が集まるということは、沖縄にとって看過できない問題であることを、強く印象づける出来事であるわけです。


高校生代表の方でも「真実を伝えてほしい」と意見を出しているくらいですから、国はちゃんと現状を把握して、適切に云々おっしゃってますが、削除は妥当ではないと思いますので、、、早いうちに軌道修正した方がいいように感じます。こういうコトをするから信頼が得られないと思うんですけどね・・・。


もちろん教科書に政権関連が指導力を及ぼすとなると今までの枠組みが崩れるため、うかつには関与できないという考えもわからなく無いのですが、民間の自発的行為に任せ、このような成り行きを結局文科省が認定するのでしたら、どちらが対応しても変わらないように思えます。削除を決定する際に、真剣に吟味をすれば、このような大会も起こることは無かったように感じます。納得いくはず無いでしょうしね。


結局、沖縄は別の地域なのだ、という認識を関係者が持っている限り、改善できそうにない問題です。。。過去を精査することほど大変なものはないですが、将来の若者に伝えるべき事実をゆがめるというのは、教育のあり方を考えさせられます。


2007年10月 1日 21:36 | 投稿者:Lavendy

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