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2011年10月08日

守護者たちの軌跡 λ(ラムダ) 地下エリア

「PSU5周年記念 サンクスフェスタ!」イベントミッション・雪山洞窟編です。


最初からしんどいのです
雪山洞窟1です

昨日話していた地下ルートがこちらになるわけですけど・・・う~ん@@ どうして運営さんは「さじ加減」という言葉を、この5年間研究しなかったのでしょう。確かに但し書きとしては「地獄を見る」と記していますけど、その地獄さ加減にテストプレイヤーさんたちすらしっぽを巻いて逃げてしまい? 地下スイッチはラスト箱を増やすギミックとなる、一番チェックしなくてはならない要素を見落とすくらいなので・・・あきれて何も言えません。

こんなシーンが盛りだくさんどうやらクリアしたら本当の場合は大きなコンテナが中央にスイッチを押した分だけ現れるみたいですけど、その中身がいったい何なのかは遊んでみないことにはわからないのです。いずれにしても、すばらしいレアがない限りは、地下は回らない方が賢明だと思います。どんなになれているプレイヤーさんでも、あちらを軽々突破していけるのはかなり限られることでしょうしね。

とりあえず、せっかく攻略のしがいはあるところになっていますので、簡単に記載してみますね。ムービーで動き方は見られると思いますので、スクリーンショットはその道中の敵さんの対処部分でもあげておきます。

λの趣旨が 生存能力 云々ありますけど、それならプレイヤーが育ちきっていない初期の状態ではどんなフィーリングになるの? ・・・ということで、イノセント・ガール以来、アレンティーさんの出番となりました('-'*)

踏み入れたが最後神秘的ではあるのに・・・

洞窟1はお手並み拝見のところになりますけど、最初はそれだけでもやる気を失うことでしょう。なぜならかなりの暗闇となっており、視界が悪いだけでなく、天井にプレストラップが仕掛けられているため細心の注意を払って行動しないとなりません。

それだけでもPSUにあっていないですのに、プレスは麻痺付き、さらにはその近場に破壊不可能な貝殻のバータ砲なり、敵さんからのバータが追い打ちをかけ、ほぼ即死状態となるためです。いずれの攻撃も1/3以上は削られるだけでなく、プレスで9割以上を削られ、麻痺しようものなら逃げられませんしね。すなわち罠にかかる=ほぼ死亡といえるのです。

さらに、このプレスは通常仕様と異なるみたいで、かなり索敵範囲が広い=よっぽど近づかないとプレスが降りないため、ぎりぎりまで接近しないと空振りさせられない、かつ、あたり判定が相当シビアになっており、少しでも内側に入ろうものなら否が応でも麻痺までもらってしまいます。苦手な人はスタン/レジストが必須となるでしょう。

最初のプレスを抜けた先にピンク色のキーがありますけど、これは取得せずに攻撃で破壊。おなじみのトラップです。その後にズーナさんが複数現れますが、耐久力・攻撃力が尋常ではないため、相手にしない方が賢明です。というよりは、基本的にこの洞窟、「進行上、やむを得ず倒すもの以外はスルー」が基本になると思います。それくらい攻撃能力が馬鹿みたいに跳ね上がっています。まるでプレイヤーを本気で殺しにかかってくるかのような存在・・・いわば開発者さんの狂気みたいなものを感じます(汗笑)。

複合トラップの恐怖ようやくスイッチの元へ一騎打ち!

地下洞窟にはスイッチが各所に設けられており、洞窟1の場合は中盤あたりに冷気の玉がおかれているので、その先の壁をすり抜けることで隠し通路へつながります。が、ごらんのようにバータ砲があり、忍び寄るタイミングを合わせないとそばにあるダメージフェンスでこれまたお亡くなりになることでしょう。地獄の一端が垣間見えるわけです。

なお、各エリアともスイッチの手前に これでもか といわんばかりにダメージフェンスが張ってあるため、わ~い、とすぐに近づこうものなら下手するとその直前でやられてしまいます。最後まで気を抜かず、一歩一歩、慎重に歩みを進めましょう。

ラストは円形状のステージになっており、ドルァ・ゴーラさんが2匹います。ムービーでは手前で戦っていますけど、できれば中央に出て、少しだけせり上がっている岩場を使うとバータを封じ込められるので、そちらがおすすめです。このムービーは3回目のトライということで、まだまだ全体像を把握できていないときの撮影のため、ご了承いただければと@@

渡り廊下がポイント
雪山洞窟2です

洞窟は憎らしい場所となっていますが、特徴があります。「暗闇である」「レーダー一切使用不可」「索敵範囲が広い麻痺プレス」「攻撃力が高まった敵さんたち」・・・以外には、「白柱スイッチは壁抜けできる先の隠し通路の奥にある」「白柱スイッチ前にはダメージフェンス」「要所を進むためにはカラースイッチを踏む必要がある=対応する色のゲートが開く」「ラストの円形フロアは左手すぐにカラースイッチあり」「白柱スイッチを押せば要件は達成なので、無理に敵さんを相手にする必要はない=ゴールまで駆け抜ける」etcetc...。繰り返し挑めばきっと見えてくるはずです。が、その前に挫折してしまう可能性も・・・。

洞窟2の注意すべきポイントは、最初のフロアの右手奥の黒い壁。こちらですが実は見えないワープが仕込まれており、拷問部屋へと転送されてしまいます。コグ・ナッドさんやヴァンダ・オルガさんの猛攻に加え、バータ砲台が4カ所に設置。さらにはダメージフェンスも4辺に張り巡らされています。

中央でデスマッチを繰り広げるか、隅でダメージ覚悟しつつ辛抱強く戦うか・・・。あんまりな場所なので、よほどの物好きさん以外はスルーでかまわないでしょう。バータは凍らないですけど、連続で何発も飛んでくるのがしんどいです。基本は「少しでも場所を動くと当たらなくなる」ので、小刻みに移動しながら戦うしかないでしょうね。

段差を活用しましょうこちらが禁断のポイント拷問部屋はいかないように

そして、なんといっても長い渡り廊下の部分。こちらでストレスのたまる方が多いのではないでしょうか。最初に載せたあのシーンですね。こちらだけは別途、ぱらぱらアニメを作っておきましたので、タイミングをつかみたい方はどうぞ。右下の最大化ボタンを使うと大きく見られますが・・・いまいちわかりづらくてすみません@@ バータのくる前の位置取りが鍵を握ります。今回の洞窟を象徴するシーンではないかなと思っています。

駆け抜けろ!
迷わず突き進む!

バータ砲から放たれた冷気が消えた瞬間に素早くダッシュ、しかしながらすぐ手前に一つ目のトラップがあるので、ただちに急旋回。そして上がると同時にまた駆け込みつつ・・・やや右前方を狙うように走り抜ける・・・すると、二つ目のプレス到着時に2回目のバータが飛んでくるはず。まさにかろうじて切り抜けるという高難度のポイントです。

一瞬の判断が生死を分けますので、練習あるのみでしょう。なれればそれなりに抜けられるようにはなります。最後手前に黒い画面が見えるのは、注目してほしい「天井」。抜けた先のそこには、プレスが見えないようになっていますので、ムービーのようにつぶされないよう、ご注意くださいね。スイッチ前に二重にも三重にも嫌がらせが待っています。

ラストはヴァンダ・オルガさん4体ですが、こちらも先ほど書いたように「ラストフロアは左手手前にスイッチがある」ため、踏んでしまえば後は外周沿いに走り回って、ゴールまで逃げ切ってしまいましょう。相手にする必要は特にありませんので・・・。

壁をうまく使いましょう
雪山洞窟3です

壁密着は覚えておくといいかもそして洞窟3ですが、まさにPSUのいやな部分を寄せ集めるとこんな風になってしまうという好例?です(汗笑)。そのやりづらさ故に、テストプレイすら置き去りにされたことが今回浮き彫りとなったわけで、運営さんにはいつも「誠実さ」を私はもってほしいと思うわけですけど、やっぱりだめなのですよね。5年間通じて、感じたことがほとんどといっていいほどないのです。

アヤしい眼光こちらのエリアの攻略は特に記しませんので、攻撃の仕方などはスクリーンショットやムービーを参考にしてみてください。いわゆる「壁越し・密着攻撃」が有効なため、攻撃の大半をシャットアウトすることは可能でしょう。この戦法を知っているのと知らないのとでは大きな差が出てしまうかもしれません。

ラストのお部屋に行く手前はバータ砲とプレスの複合地帯になっていますが、ぎりぎりまでバータ砲を避けられるところまで近づき、一気にプレスめがけて突っ走る・・・でしょうか。1、2を通過できたあなたなら、きっと3も根気さえあれば突破できるはずです。


遊んで感じたのは「運営することの意味」をきちんと見つめ直さないと、ということでしょうか。今回のミスで、本当に信じられなくなってしまいますからね。詳細が異なる部分はあるかもしれませんけど、普通の視点で見たら「作りっぱなしであった」ことが、わかってしまったわけです。さらには翌日に同じ時間枠でメンテをかける・・・となると、いったい木曜日のメンテナンスは何の意味を持って行ったのかが説明不能にならないでしょうか。

有料ミッション問わずレアドロップ率も下げる一方、レアらしさを感じさせるいとまもないほどの矢継ぎ早な新規アイテム大量追加、次から次へと流行が変わり、アイテムを持つ喜びがかなり低くなってしまった現状、これではもはや、血で血を洗う・・・というわけではないですけど、永遠に追加し続けるしかないという負のスパイラルに陥っているように感じてしまいます。そのようなやり方は、いつかは必ず破綻してしまうように感じます。結局は「一番性能が高いもの」(=便利なもの)に集約されていきますから・・・。

思えば、PSU無印の初期なんて、運営側の告知に「アイテムを追加します」=1個だけ、「アイテムを多数追加します」=2、3個・・・といった表現がありましたからね。その当時に今のような運営を見せていれば、話はまた変わったのでしょうけど・・・(PS2があるゆえに、それは無理なお話だったのでしょう)。

ある程度遊べば、なぜPSUが今ひとつなのかというのがわかってくるはずなのですが、運営さんはそれを根本的に打破しようとしない、ないし、できないくらいに破綻しているから 下手にいじらなくてももういいや になってしまっているのかはいざ知らず、5年通じてよくなったことは「小出しが減った」くらい。PCオンリーになったがゆえの改善点なのかもしれないでしょうが・・・(オリジナルの追加はほとんどないのでした)。

フォイエをうまく当てましょうギ系は格好のテクニックコグ・ナッドさんまで倒しきれます

今回、この洞窟を遊んで「楽しいね!」と思えた人、どれほどおられるのか・・・気になるところです。とてもサンクスフェスタという名にふさわしくないといいましょうか、ここまでひどい内容のものはなかったと思います。プレイヤーに何を感謝し、還元しているのか・・・さっぱりなのです。もちろん、現在はフリーコースも追加されているので、昔と同じ枠では語れない部分もあることでしょうけどね。

きっと運営さんとしては軽いノリで「落ちちゃった人がいる? あらまあ、助けにいかなくちゃ」で、みんな一丸で苦心しつつ突破する・・・といったイメージをされているのでしょうけど、死亡回数で評価が下がるのに、それはないですよね。即死要素満載ですのに。

現状では下手に地下へ降りると、みんなで評価下げまくりになるはず。むしろ、ぎすぎすするだけです。それならば、地下洞窟を作る労力分、地上の「多数の敵を相手にする」という、PSUの長所の一つをもっと充実させれば「らしさ」が出せたと思いますのに・・・。行かないようなエリアを作る無駄は省けるはずです。リソースが限られているのなら尚のこと。

「生存能力を試す」ことと「ワンミスが命取りとなる即死ラッシュの理不尽モードを、プレイヤースキル/チーム力で制覇する」とは意味が違います。ましてや、死亡してスケープドールの復活直後にプレスが落ちてきて、バータが重なってまた死亡、といった判定も相変わらず残ったままですのに、どうしてこのような意地悪な罠を複数設置するのか。トラバサミをなくせばいいという問題ではありません。苦境に立たされる代わりに、フォローする手段を用意すること。それをなくしてプレイヤーとしては 理不尽 以外感じられないのです。

楽しむ以前にストレスしかたまらないと思うのですが、本当にテストプレイしたのでしょうか・・・が言わずもがななので。この部分をはき違えているようでは、いつまでたってもよくならないどころか、PSO2にも暗雲が立ちこめかねません。


ぎりぎりまで近寄って今からよくするのはもう厳しいのでしょうが、それならせめて「PSUらしさ」・・・PSUの何がよくて、どういう点を伸ばすとみんなに受け入れられるのか、を見つめ直さないと、考えないとならないように感じます。そうでないと、PSO2が出たら本当に・・・一気に過疎化しかねないように思いますので。

月額課金、Xbox360版も含めると6年分くらいは納めてきているワケで、私に限らず、そういう方は多いはず。冷静になって計算すると・・・7万円以上は使っていることになります。

でも、金額よりもっと切実なのは「5年かけても、問題点を依然として修正できていない」ことにありますので・・・。PSUをどうしたいのかが見えてこない今回のイベント。PSO2の延期もあるだけに、「PSUが今できること」を、今後に向けて実践していってほしいですね。

From : lavendy | 20:10

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コメント

各ステージ突破への方策を考え、それを実現できるように努力する事はなかなか楽しかったですが…
全部の洞窟を引き受け、ノーミスでクリアした時なんて脳汁出まくりですw
しかし、確かにサンクスフェスタとしては相応しくなかったかもしれませんね… 初心者の方とやりこんでる者が手を取り合ってクリア出来るようなクエストが欲しかったですね。

From : ヴぃりでぃあ | 2011年10月09日 11:04

ヴぃりでぃあさんへ

あはは@@ そうですね。少なくともS3を媛さん一人で・・・というのは骨が折れそうなので途中でやめておきました。ズーナさん倒すだけでも手こずりましたし・・・。罠を抜けるだけでの突破でも達成感はひとしおですから、敵さんを倒しながらのS3をそつなくクリアできるほどになると、PSUマスターといえるのではないでしょうか。

こちらを参照されているのかはいざ知らず、炎系以外受け付けない仕様に変更されていて、バータ/体当たりいずれにしても一発で即死、命中力も高くカウンター発生率は低め、暗闇のためテクの発動予測なども行えず・・・よくこんなものをお考えになったなあと感心していました(汗笑)。

状態異常の燃焼を封じられ、頼みの綱のレグランツですら1/18という低減率では遊ぶのもばからしくなってしまいます。少なくとも、こちらで1匹に5000少々の経験値=最初の1フロアで2万以上という破格の値でも、地上で数こなす方がもっとたまっている、ストレスをためにくいのであれば、地下を選ぶ理由なんて皆無に等しいと思うのですよね。あえてその画面までは載せませんでしたけど、やり過ぎ感が強いように見受けられました。

うんうん。これはどちらかというと制限ミッション GAM 向けといえる内容だと感じます。初心者と手を取り合う・・・PSO2でも項目を挙げられているだけに、このようなバランス感覚の開発者さんたちで果たして大丈夫なのだろうかと不安になってしまいます。

とはいえ、きっとこれはイベントゆえの売り切り方式=作りっぱなしミッションだと思いますので(汗笑)、今回のようなものを連発されないように祈るばかりです。難易度引き上げるのはかまわないのですが、「高すぎて誰も遊ばない」ようでは本末転倒ですからね。

From : らべ | 2011年10月09日 15:00

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