
高速乗らない人には
恩恵がない、というのも・・・。
一利用者から見たら恩恵の大きいといわれる高速道路千円化というものがありますが、より内側を探ると・・・なるほど。細かい部分の犠牲の上に成り立っている制度なのかな、とも感じてしまいます。
競合する交通機関・・・JRやフェリーなどがその対象となっていて、どちらも死活問題という状況に直面しているみたい。さらには、利用者の中でも 行楽客 が優遇されるような内容になっており(土日祝祭日)、その上ETCをつけられた車ということになりますが、この制度が施行されたことにより大幅な受注残を残す結果に。差別が起きてしまっている、と。
大型車などが適用外ということで貨物トラックの運転手さんも愚痴をこぼすなど、万全とはいえない本制度。識者の意見を引用すれば、その内容は端的にとらえられると思います。
「50%の値下げをすると交通量は100%伸びなければペイしない。失敗はやる前から目に見えていたはず。単なる選挙対策だったのでは。目先にとらわれると本質を見逃す」
わたしは車を持っていないものなので、直接は何も言えないですけど、料金設定というものは非常に重要な内容となるだけに、十分な議論をなしえて作り上げられたものなのか、という観点でも不備が残る内容となってしまっているみたいです。
今までのバランスを変える、ということはどこかに必ずゆがみが生じることにもなるので。無理のない設定をしていただきたいものですね。
[ 雑記 ]
2009年4月22日 06:13 | 投稿者:Lavendy
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