初日が見送られた理由

・・・を、この記事は明快に記してくれています。


【北ミサイル】慎重になった北朝鮮技術陣


結局、10時半頃に「まもなく打ち上げを行う」という宣告が一斉に伝わったかと思えば、政府は二度も誤った発射情報を出してしまったりと、こちら側の不備まで露呈される結果になってしまいましたが、昨日のうちでは発射は見送られたみたいですね。


その理由としてあがるのが「風」の模様で、ミサイルに液体燃料を積んでいる場合、固体燃料型に比べて爆発力が劣るため、より慎重にならざるを得ないと書いてあります。また、同国が一度打ち上げに失敗している型の改良版ということで、その技術供与をしてくれたイラン側にも借りを返す形になっていること、金正日総書記が打ち上げを見守っているということ・・・など、いろいろ絡んでいるのが大人の事情、というものでしょうか。


また、ミサイル周りはこちらの記事も参考になります。あまり詳しいことはわかりませんが・・・。
ミサイル発射どう探知? 防衛システムの「眼」



いずれにしても下手に失敗されても困りますし、打ち上げて得られるメリットというのはほとんど技術面的な部分しかないでしょうから、周辺各国の賛同を得られてもいないのに、独断で打ち上げることだけは本当にやめてもらいたいものですね。


2009年4月 5日 08:28 | 投稿者:Lavendy

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://lavendy.net/mt/mt-tb.cgi/1190

コメント

コメントはお気軽に…




保存しますか?