次世代機の3D映像

更新滞ってしまってます。ちょっとリアル側で忙しかったり、ここでもいろんな人とお話したりでまさに山盛りサラダボウル状態(’’*) おかげさまであれよあれよと10月になってしまいました。日が暮れるのも日増しに早くなるのを実感する今日この頃ですね。


うう、ばたばたが続いてメールもお返事遅れがちになっててすいません。やまちゃんに捧ぐ今日のタネです。なんかひさびさだよね、このカテゴリ・・・(超遠い目)。リード率悪そうだから(笑)。


ゲームウォッチで一部紹介されていましたが、PS3のグラフィックスはRSXというチップが使われている模様。これはパソコンでいうNvidia社製 GeForce 7800GTXをベースとしたものになっていて、現在の相場では4万円前後といったところでしょうか。後継である7900GT/GTXにメインは移り変わりましたが、基本仕様は同じです(コア/メモリクロック向上のみ)。RSXの利点はPCと同じ水準の映像を操れるということ。ゲーム機向けとして非常にパワフル。下手なパソコンを簡単に凌駕する三次元世界が表現できるようになっています。


ではRSXチップはパソコンとまったく同じなのかというとそうではなく、ゲーム機ならではのコストダウンが図られています。メモリの削減やその帯域幅制限ですね。エンジンそのものは最高機種クラスなものの、それにつながるパイプの部分がミッドレンジ(2万円台のビデオカード)並に抑えられちゃっています。こうなってくると、今までのテレビ(SD解像度)に対しては十分有利に働くものの、最近話題になっているフルハイビジョン画質(HD解像度)を表現するにはやや厳しい感じになってしまいます。



パソコンの場合はそのあたりを贅沢に利用できる構成になっているものの、Xbox 360やPS3ではコストの兼ね合い上、そこまでリッチに割けていないみたいですね。開発者さんたちは最初提示された仕様で開発をしていたものの、いざ実機の性能が発表されるとスペックダウンをしているという事態に陥り、PS3でのソフト開発は混迷を極めているとも言われています。


とはいえ、何とか形にしてTGSに出展したみたいですね。実際に見ていないからなんともですが、やっぱりXboxを超えてくるのかなあ。とはいえ、最近のXboxソフトもクオリティが向上しているのは手にとるように見えるわけですが。ロストプラネットとか体験版見ましたけど、あれはすごい・・・!



Radeon X1900シリーズやGeForce 7900クラスならハイビジョンもある程度動かせるレベルですが(これでようやく、といった感すらします。まだまだHDはきついですね)、やはり現状のゲーム機やPCには荷が勝ちているといってもしょうがないです。単純な三次元ならまだしも、最近のものはリアルな陰影がついたり、キャラクタの骨格そのものが変形したりなど、複雑な処理が裏でたくさん行われていますし、最近はやりの大群を動かす表現もビジュアルインパクト強いですから。こうなってくるとメモリが贅沢に積まれていない環境では思うように動かせないです。


いまどきのゲームはどちらかというと、そういったゲームの本質を究める以前の、表現の問題などに突き当たっている感がします。そういう意味ではWiiみたいな、ゲームの本質に立ち返るゲーム機とかに興味が湧くかなあ。WiiはDVDケースをやや一回り大きくしたくらいの大きさ。それはゲームキューブの仕様をうまくコンパクトにまとめた結果、手軽に扱える機械になったと。進化の方向を性能に振り分けるのか、環境面に振り分けるのか。メーカーの個性が出てくるところですね。DS vs PSPでは明らかにDSに軍配が上がっているような状況、年末の覇者はWiiになるのでは・・・とか個人的には思ったり(笑)。新機種としては安価にまとめましたし、やはりリモコンコントローラに期待大!興味津々なのです(’’*)



これでもハイビジョンじゃない!余談:最近遊んでいるファンタシースターユニバース。こちらも一応3D映像を駆使したゲームということで、メーカー製のパソコンなどでは思うように動かせない方もいると思います。その際にどういったところを直せばいいのか、少しは助言できればなと考えています。ここに載せている写真、これでもまだフルHDの解像度には至っていないんですよね。すごく綺麗に見えると思いますが、それだけ負荷が重たいということ(^^; ひそかに、Xbox版よりこの画面が品質、上だったりするかもしれません。


2006年10月 4日 23:59 | 投稿者:Lavendy

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