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2011年01月06日

GeForce Driver 266.35とAmbient Occlusionの組み合わせ

新しいドライバーを入れるときには設定に注意なのです。


Release 265世代初の公式最新β版「GeForce Driver 266.35」登場。GeForce 6~500シリーズを広くサポート

GeForce系のビデオカードをお使いの方には去る4日に最新版の266.35というバージョンが出たみたいですが、こちらを試しに入れてみたところ・・・今までに記してきたパラメーターのうち、一部が適切に動かなくなってしまっています。そのパラメーターとはAmbient Occlusion(アンビエント・オクルージョン、略してAO)。陰影を自然に見せるものです。

あわわ。。。今までの紹介では「0x00040011」という値を使ってきていたのですが、どうにもこのドライバーに更新すると、本値では正しく描画されなくなってしまいます。こんな画面のように化けた表示になったり、半透明部分のアンチエイリアスの設定によってはさらに表示がひどくなる場合もあります・・・。

調べてはいますけど、近似する番号として下2桁「0A、0B、10、11、12」あたりで不具合が出ているみたいです。ほかにもあるでしょうけど、闇雲にセットしても仕方がないので・・・錯誤して「0x00040020」の値でいいのでは、と感じます。ここはご自身で探し当ててみてください。


これで解決もしも新しい266.35を導入してこのような現象に遭遇したときは、AO compatibilityの値を確認するといいでしょう。オーソドックスに上の番号や「0x00040000 (Lost Planet: Extreme Condition)」であれば大丈夫みたいです。

新しいドライバーはどうやら画質面がよりよくなっている印象を受けますね。といっても、気のせいでしょうが・・・(汗笑)。フォトンカラーの部分に目立つジャギーが多少なり抑制されているのかな、と感じます。

斜めもきれいにこちらにサンプルでも。手にすると斜めに構えるため、斜線の部分が多く現れやすいツインセイバー・イグニス+。SGSSAAを使わなくてもここまできれいに表現できます。・・・とはいえ、よほどこだわりがなければ気になることもないでしょうけどね@@


(1/7 9:50 追記分)
『ドライバーを更新したらアンチエイリアシングそのものがかからなくなっちゃいました・・・』

という方は、ぶりちゃんさんのソフト PSUOBBAATool を試されるといいかもしれません。原因は、ドライバーを入れ直すと設定を保存している NVIDIA Profiles が初期値に戻ってしまい、せっかく設定した情報がクリアされるためです。

私で動作確認済みのプロファイル一例をこちらにあげておきますので、NVIDIA Inspectorでうまく設定ができないという方は試してみてください。NIPファイルはこちらをどうぞ(ZIPファイルにしています)。


あと・・・お約束の言葉になってしまうのですが、4Gamerさんのサイトにもあるとおり、「新しいドライバーの導入は自己責任で」ということになりますので、特に不満・不具合を感じていなければ、前のものを使い続けるというのも一つの道です。

改善点が多岐にわたるドライバーは、やはり入れてみたいものではありますけどね。それだけで性能が向上したり、表現力が上がったり。ソフトを入れ直すだけで味わえるとなると・・・私はトライしてみたいのです('-'*)

From : lavendy | 17:20

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コメント

ご無沙汰です~

265.90 BetaくらいからAOの数値での設定が怪しくなってました;;
私も自分のブログの動作確認ページで載せてましたが・・・ほんとテクスチャ抜けというかポリゴン抜けしますよねぇ;;

PSUOBBAAToolもアップデートしておいたほういいかなーともおもってたりしてます。

From : ぶりちゃん | 2011年01月06日 22:04

266.35入れたらAAかからなくなったよ~><
なので今まで使ってた263.09に戻して使ってます
助けて先生><

From : 水無月 刹那 | 2011年01月07日 02:18

あわわ・・・お二人さまともお久しぶりです。
お正月は結局あまり遊べませんでした。

ですね@@ ぶりちゃんさんのサイトもちょこちょこは拝見していますけど、検証結果の部分を今日見ましたところ、ちゃんと書いてあるので私も今度からチェックします(笑)。みたことのないバージョンを使われているみたいですし。

その間にも細かいものがあったというわけなのですね。そのあたりから変わってきていた・・・と。リリースノートではAO設定周りが若干変更されて?いるらしいので、その影響なのでしょうか。詳しいことはよくわかりませんが・・・。

私の環境では0x00040020がきれいに見える印象です。テレビとの相性のせいかはわからないですけど・・・。このあたりはドライバごとに設定値を都度探さないとならなさそうですね。ニーズがどれだけあり、どのタイミングで更新をかけるか・・・大変なのです。サーバーのメンテナンスも大変そうですけど、がんばってくださいね。


水無月さんもご無沙汰なのです。・・・って、先生ではないですすよ@@

ええっと、こちらに変えたらかからなくなったとのことですけど、ぶりちゃんさんのソフトを使われていますでしょうか。もしもInspectorを使用の場合は、ドライバーを更新するとプロファイルリストが初期状態に戻ってしまうので、再登録しないとならないのですよ。

ですので、入れ直した後は再度ソフトから設定をしないとならないのです。そのあたりの煩わしさから解放してくれるのがぶりちゃんさんのソフトなので、うまくかからない際は試してみるのもいいのかも。

一応私のプロファイルは末尾に追記しておきますので、興味があればご参考までに・・・。こちらを読み込めたらかかるとは思いますけどね。ただ重ための設定なので、ご自身で負荷具合は調節してくださいなのです('-'*)

From : らべ | 2011年01月07日 09:36

266.44ですが、Ambient Occlusionパラメータ 0x00040020を試してみました。
普段使っているLost Planet設定からすると、輝度がなくなっている感じと、陰影の影の諧調が甘いのかな~と思いました。
まあ、これは、ノングレアパネルとグレアパネルの違いや、スケーリングで変わってくるんじゃないかと思います~
次のアップにわすれなければ、0x00040020も、グレアパネル向けで入れとこうかなとも思ってます~

やっと私もGTX480入れました~(580ではない^^;)
Combined 16xSでできるって幸せです^^

From : ぶりちゃん | 2011年01月10日 20:41

私のモニタはテレビ・・・東芝さんのREGZA(42Z8000)になりますが、そちらのサポートセンターに勤務していたときは某社製IPS光沢(グレア)パネルを使用しているとのことでした(すみません、スペックはお伝えできません@@>機密保持事項)。

光沢パネルは元々輝度などが高めに出ること、そして冷陰極菅(CCFL)がバックライトのテレビなので、黒浮きする部分もありますから、階調性よりはメリハリをつける分へと振っています。緻密さでみた場合は0x00040000がいいのですけどね。Deep Colorに対応しているので、元々の再現性は良好なのです。

あとは「Setting ID_0x207a3a90 = 0x00000002」なるもので強制的に10bit出力を行うものもあるらしいですけど、どの程度変わっているのかは不明です@@


16xSは是非一度、誰でも試してほしいモードです。この世界を味わうと、ある意味理想的なアニメ風3Dキャラのありかたが見えるような気はします。それくらいに別次元なのですよね。超解像処理とも相性がいいモードなのです('-'*)

ここでは静止画でしかお伝えできないわけですが、16xSの最大の長所は「静止画以上に動く映像が別物」となる部分にあります。GTX480でようやくその領域に到達できたわけで、文字だけで伝えられないのが残念。一度はみておきたいですね。

From : らべ | 2011年01月13日 15:10

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