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2011年05月04日

Internet Explorer 9 で文字がぼやける・にじむ方へ ~ ClearTypeの無効化とF12開発者ツール

お待たせしました。これで心置きなくIE9を使えるはずです('-'*)


先日公開された「Internet Explorer 9(IE9=インターネットエクスプローラー 9)」ですけど、自動配信はいずれ行われる見込みですが、気になる方はご自身ですでにダウンロードされていることと思います。

しかしながら、すでに使われた方で「あれ、なんだか文字がぼやけている」「前夜見づらくなった?」「あらら、ちゃんと処理されないよ?」といった、いろんな弊害を受けている方も中にはおられると思います。私のサイトでも前回取り上げてみたのですが、どうしたらいいのやらと困っているのでした。


根源として、海外でも取り上げられているのがそのフォントレンダリングの部分・・・そう、ClearType(クリアタイプ)が強制的に有効化されているのです。これはHTML5を意識して、フォントの表示方法(レンダリング)を8以前のものと比べて大幅に変更したことが起因とされていますが、詳しいことはわかっていません。

ただいえるのは、Microsoftさんがそのような仕組みを用意したにもかかわらず、従来の表示方法を用意していないため、見栄えが大幅に変わっただけでなく、文字もはっきり見えなくなってしまった、という状況になっています。一番なのはClearTypeに対応したフォントを用意すれば問題ないのですが、なかなか難しいというものです。


その問題に際し、海外のサイトに「SOFTWARE NINJA」と呼ばれるところがあって、そちらの有志が手がける「DWrite.dll wrapper」なるソフトを開発されたみたいです。こちらを用いることで今あげた「文字がすっきり見えない原因となるCleryTypeを強制的に無効化する」役割を果たし、従来のギザギザフォント(汗笑)で表示させることが可能になります。

最初は私の環境でうまく変わらなかったのですが、OSを再インストールして症状が改善しましたので、その導入手順を紹介しますね。なにぶん海外製のソフトなので、敬遠される方も多いでしょうから・・・。しかしながら実際の手順はとても簡単で、ダウンロードしたファイルを解凍し、生成された2つのファイルをInternet Explorerのフォルダにコピーするだけというものです。至って単純です。

それでは、お待ちかね? いつものように導入手順書を作成しましたので、これでどんな方でもばっちり、その効果を体感できることでしょう('-'*)


ソフトウェアのダウンロードはこちらからどうぞ。右クリックをして新しいタブやウィンドウで開くといいでしょう。

らべお手製 Internet Explorer 9の文字をはっきりさせる!(ClearTypeの無効化)


導入手順はすべてスクリーンショット化しているので、初心者さんでも追っていくだけで問題ないでしょう。実際の設定は11までなのですが、12以降は「HTML形式のヘルプファイル」を参照されるとき、こちらにもClearTypeが強制的にかけられてしまうので、その解除方法を記しておきました。

鍵を握るのは「hh.exe」と呼ばれるファイルで、こちらがHTMLヘルプファイルを実行するときに使役されるみたいです。オリジナルファイルは大切に保管をしておきたい思惑があるようなので、彼らのサイトには新規フォルダを作成して、と細々書いてありますけど、私の場合はすべて「Internet Explorerのフォルダ内」で完結するように設定しています。

概要としてはオリジナルの「hh.exe」を適当にリネーム(名前を変更すること)した、ダミーファイルから読み込ませるようにすること。その際、ダミーファイルは2つのClearType無効化に使ったファイルをそのまま使用するため、同じフォルダに入れておいてほしいというものです。

つまり、彼らの場合は新たにフォルダを設けてそちらから実行させるように指定するわけですが、その場合2つのファイルが2つダブってしまうことになりますから、それならInternet Explorerのフォルダに直接ダミーファイルをおいて、そちらを指定すればいいのでは・・・という発想です。

もちろん、万が一のことを考えると実行フォルダ内に置くことは好ましくないかもしれませんけど、HTMLヘルプファイル(.chm)をも無効化したいともなれば、相応のリテラシーがおありの方でしょうしね。この方法でいけるはずです。

技術的な部分としては、競合ブラウザとなる FireFox4 に搭載された アンチエイリアシングチューナー 機能。そちらの挙動を解析し、Internet Explorer 9にもうまく当てはめられないか?と探求していった結果、うまく無効化させる方法を見いだした、とのことです。すごすぎるのです。ただしこちらは「Internet Explorer 9の32bit版」での動作なので、64bit版では動かないという点に気をつけてくださいね。

(このあたりがややこしい部分として、Windows Vista/7に32bit/64bitと2つあるため、32bit版はそのままで問題ないのですが、64bit版をお使いの方は「64bitのWindows上で動作する32bit版のInternet Explorer 9」と、「64bitのWindows上で動作する64bit版のInternet Explorer 9」という2つが混在するため、わかりづらいのです。スタートボタンからすべてのプログラムを見ると、末尾に64ビットと書いたInternet Explorerを探すことができるでしょう)


F12ボタンが鍵を握るなお、いろんなページをIE9で参照される場合、昔のしきたりにならって作られたサイトは正しくご覧になれない、動作しない場合があります。そのときは「F12」のキーを押すと管理者ツールと呼ばれるものが立ち上がります。

こちらでよく見てみると「ブラウザーモード」と「ドキュメントモード」の2つがあるので、細かいことはさておいて、結論としては「ブラウザーモードをIE7や8に切り替えれば、相応に動く印象」と考えていただければ。

本サイトはMovable Type 3.38で作成されているのですが、この場合画像を埋め込む際のウィンドウを開いて、編集等をするときに不要なコードが埋め込まれたり、HTMLファイルが生成されたりする不具合があります。そんなときにIE7モードに切り替えれば症状は回避できるのでした。


技術的に洗練されてはいても、文字が・・・とお悩みの方は、一度試してみてはいかがでしょう。ただし、現状の問題として フォントレイアウトが崩れてしまう 部分が残ります。けど、文字そのものがぼやける不具合よりも遙かにましなので、興味ある方はトライしてみましょう('-'*)

投稿者 :lavendy  |  2011年05月04日 11:50

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コメント

初めまして、いつも色々と参考にさせて頂いています。
今、microATXでCrossFire対応のマザボを探しているのですが、なかなかフルで動作可能なものが見つかりません。CrossFireといえばATXが常識なのでしょうか。
もしmicroATXでのオススメなマザボがあれば(なければ)教えてくださると嬉しいです。

話は変わりますが、マザボのチップセットについての
lavendyさんが書いた記事が読んでみたいです。
更新いつもお疲れ様です。


長文失礼しました。

投稿者 :XEGASY  |  2011年05月05日

お世話になります。お返事が遅くなり、申し訳ありません。

って、わおわお。MicroATXでCrossFire Xを構築したいのですか。ふむむ・・・。確かにこの場合はIntel系だけでなくAMDさんのCPU/マザーボードなども考慮しなくてはならないでしょうけど、最近話題になってきているLlanoに搭載されるグラフィックスコアなどを用いてのCrossFireもあり得るでしょうが、ディスクリートカード2枚でのx16動作は満たせないでしょう。x8*2動作ならあるのかもしれないのでしょうが、ちょこっと調べてみていますけど、なかなか思うようなマザーボードが見つからないですね。

個人的にはやはり、CrossFireやSLIをされる方ってハイエンド志向だと思いますし、もちろんコンパクトケースで実現したいという思いもあるでしょうけど、それならX58や次回予定のX79あたりで、x16*2のフル動作を狙う方がパフォーマンスは引き出せると思います。

近いうちあげておきたいと思うのですが、X79チップセットはPCI Expressのレーン数が40というモンスタークラスとなっており、メモリもその帯域幅を生かすためにDDR3 1600のクアッドインタリーブ(4枚1組動作)となるため、51.2GB/secという大幅なスペックアップが望めると思います。

X79をお使いの場合はきっと、シングルで高速カードを用意するよりも、ミッドレンジを2枚で構築する方が、パフォーマンスを稼げるのでは・・・と思ったりします。最近のSSDなどもRAIDを組んでパフォーマンスを引き上げているように、今後のトレンドは並列化の思想に現れてくるのでは・・・と思います。


そう思うと、MicroATXで夢を追いかけるのもあるでしょうけど、実現しやすいのはATXかもしれないですね。私も昔はコンパクトなもので高性能を・・・とがんばりましたけど、やはり発熱周りなどで静音化になかなか手こずってしまい、結局筐体は大きくなるものの、ATXの密閉型で十分静かになっています。

あの爆音といわれるGTX480を使いながら、Wiiと遜色ない騒音といえば、その静けさがおわかりいただけるかなと(汗笑)。それましたが、Microの筐体サイズにこだわりがなければ、ATXですと選択肢はかなり広がるとは感じます。

最近は自作熱も冷めてきてしまっていますが、いつもいろんなパーツが時代を問わず出回るあたり、年代を超えていつまでも楽しめるのが魅力ですよね。


って、ひい・・・。チップセットについて、ですか。Z68での検索数は確かにすごいことになっていて、先日などはなぜかintel.comさんからのアクセスもあったりしましたが(汗)、何を調べられているのやらなのです@@

私は本当、その手の研究者というわけでもなく、業界人というわけでもなく、ふがないアルバイトさんみたいなポジションなので(^^; あまりお目汚しにならないよう、最大限注意してまいります。

火曜日がお休みなので、ちょこっと記せてなかったところを取り上げておきたいと思います。更新ペースは頻繁ではないかもしれませんが、楽しんで読んでいただけるものをお届けしたいと思います。どうもありがとうございますね('-'*)

投稿者 :らべ  |  2011年05月07日

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