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2011年05月13日

GeForce GTX480を低電圧化した際の消費電力

これを見れば納得するのではないでしょうか。


Sin〓CT9AさんからコメントをいただいているGTX480 低電圧化の話題ですが、「じゃあ、実際に低電圧化をしたらどの程度消費電力を削減できるのか?」という部分については、過去から言葉を封印していました。

それは、実際にご自身で使われる環境の値と、私の値とが一致すればいいものの、そうでない場合は参考程度の比較にしかならないこと。使用するシステム構成によって変動もあり得ること。そのあたりがネックになりますからね。何より「絶対的な値」としてみられがちなので、「違うじゃないか!」といわれても、何も言えなくなってしまうためです。

Amazonさんや価格.comさんに何点かレビューをつけさせていただいていますけど、参考にならなかった、を投じる方には、ぜひとも「どんな部分で参考にならなかったか」を、教えていただきたいものです。

そうしないと自分の進展にもつながらないですし、じゃあ、ご自身でどういう意見をできるのか、そのレビューを見せてください、とも思いますので。なかなか、そのあたりは難しい部分があります・・・。


ワットモニターですそれましたが、最近の電力事情を鑑みて、私なりにも一つ提示しておけたらいいかなと思い至ります。ワットチェッカーの後継となるワットモニターにて、消費電力を計測してみました。発売元はおなじみサンワサプライさん。ただ、この計測器、最初のコンセント接続時にある程度高い電流を流さないと、メーターが動き出さないみたいです・・・。初期不良なのかはわからないのですが@@

私のシステム構成はちょこちょこ変えているので、常に一定ということがありません(汗笑)。とはいえ、今回のZ68の様子を見て、私が目指すのはX79になるのかな、とも感じましたので・・・。頻繁にパーツを変えたくはないのですよね。それを思うとX58は実に3年間、現役を保ち続けましたし、X79なら今後の3年を支えてくれるのかなとも思いましたので、そちらを狙ってみたいと思います。


閑話休題


そんなわけで、大メシ喰らいといわれるGTX480。4Gamerさんのレビューでは強烈な値の紹介となっていますが、私の場合は・・・。ただ、システム環境が異なる部分ありますので、そちらは明日の記事に書いておこうと思います。

低電圧化(P=I×V×cosθ[W]:単相交流回路)を考える際、流す電流が同じ場合は電圧を下げると消費電力も下がります。クロック周波数を同一に保つということは流す電流量は等しいと見なせるため(こちらを減らすと規定のクロックでは動かせないでしょうしね)、できるだけ動作電圧を抑えることが消費電力の低減へつながるものと導けるはずです。


そこで、NVIDIAさんの初期電圧としてGTX480の場合、アイドル時が0.963V、定格動作時が1.075-1.125Vと規定されています。その際の4Gamerさんのサイトではアイドル時消費電力が150W程度、フル稼働時で400-460W程度と、かなりの電力を消費することがわかります。GPU温度がアイドル時44度、フル稼働時93度(室温20度、バラック組み)と、こちらもコンポーネントに優しくない内容といえるでしょう@@

私の場合は・・・アイドル時電圧を0.825V、定格動作時を0.963Vとすることで、アイドル時が50W削減の100W程度、フル稼働時で250-300W程度に抑えられています。温度もアイドル時は38度、フル稼働時75度(室温20度のケース組み)で運用できているのです。如何でしょう。とても扱いづらいといわれるGTX480でもこんな感じに抑えられてしまうのです。


アイドルは110Wピークで310Wピークで340W

こちらの3枚が最適化前の様子。左から順に アイドル時 - 3DMARK11 Deepsea - Heaven DX11 Benchmark 2.5 となっています。条件としては3DMARK11がExtream初期設定、Heavenが1920*1080、Extream、4xAA、16xAFといったところです。アイドルは110W、3DMARKのピークが310W、Heavenで340Wあたりでした。アイドル時のカード単体の消費電力を40W程度に見積もったとして、それらのピークを考慮すると、ほぼ公称消費電力となる250W近辺に届きますよね。


アイドルは100W"ピークで270Wピークで300W

そして最適化をかけると・・・アイドルはほぼ100Wと10W近くダウン、3DMARKのピークが270Wあたり、Heavenで300Wと、負荷が高いシーンほど削減効果が顕著となります。実に4~50Wの低減となりました。0.1V下げるだけでこんなにも世界が変わります。温度はクーラーがいっしょでないため同列には比較できませんけど、ファンの回転数も抑えられ(アイドルが1880~負荷時2300rpm程度)、相応の効果が得られていることを実感します。


230Wがピーク私がよく遊んでいるPSUなるオンラインゲームにおいては、画質を高める設定を施し、GPU使用率を30~60%程度に引き上げて、このあたりがピークの消費となっています。230W。アクションをせずアイドリングしている状態では200W程度です。もしも負荷を高める設定を一切しなければ、アイドル+20W程度で済んでしまうのでした。

なぜなら、パワーステートのレンジがP8=ビデオ再生時、で収まってしまうためです。下手にミドルレンジのカードでパワーを消費するより、ハイエンドでアイドル負荷として動かすのも一つのポイントになりそう、ということですね。

負荷が少ないと本当にハイエンドカードの場合、わずかな力で動かせるので、これもまた省エネ効果が生まれるといえるでしょう。もちろん 電圧下げてこそ なせる技ですけどね。ごらんのように、この消費なら実にGTX570相当まで低減できているともいえるでしょう。


という感じで、「電圧下げ」こと低電圧化は、消費電力が大きいカードこそ恩恵を受けやすいです。さすがに万人向けとはいえませんが、エコを目指したい方にとっては価値のある自作テクニックだと感じます。

何せ、50Wも変わるということは、お部屋の照明で15Wの蛍光管3本分を浮かせられることを意味しますからね。つまり5本1組になっているようなところでは2本分のお値段で5本つけられると等しいことを意味します。言い換えれば、ノートPC1台分の電気代をまかなえるとも。これ魅力的なのですすd('-'*)


最近はGTX480の投げ売りもされているみたいですし、冒険心あふれるそこのあなた!
一つ試されてみては如何でしょう? ・・・なんて。

低電圧化まんせー('-'*)

投稿者 :lavendy  |  2011年05月13日 20:30

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