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2010年11月06日
情報漏洩を見つめ直す

尖閣沖での出来事を振り返ると・・・。
【尖閣ビデオ流出問題】ネットユーザー「みんなで拡散」 歯止め効かぬ“増殖”続く
【尖閣ビデオ流出問題】「政権の判断ミス」「投稿者は憂国の士だ」元内閣安全保障室長・佐々淳行氏
どんなに注意をしていても、それがどのような基準で「厳密かつ厳重な管理体制下にある」といえるのかも、今回の事件で根底から崩壊してしまったといえるのかもしれません。
ごく一部の限られた人にしか見せられなかったシークレット映像。それが思わぬ形で表に出てきたみたいですね。一度流れると大変なのがインターネット。流布は止められず、どんどん増殖していきます。止めることは不可能でしょう。
今回の事件で思うのは、テイルズ・オブ・ファンタジアのモリスンさんの言葉にある「この世に悪があるとすれば・・・それは人の心だ」という、言い得て妙な科白。でも、今回のこちらについては業を煮やして流したのか、あるいは真実を知ってほしいから流したのか・・・悪意があったかは不明という点。
だいたいの方は好意的に受け止める一方、政府機関などは黙ってはいられないでしょう。国家の威信云々がもはやズタズタにされてしまっているわけですしね。どれだけすばらしいセキュリティー体制を構築していても、それを操る人が「なっていない」ようであれば、意味がないということです。
一般企業の場合では顧客情報流出、というのがいい例でしょうか。USBメモリを外部に持ち出す、パソコンを社内に忘れる、パスワードのデータなどを机上に置いておくetcetc...常日頃の心がけが、大きな差異を生むと思います。
DVDがとある駅の前に200枚も置いてあったりなど、不可解な点が残る今回の事件ですけど、今一度自分自身の身の回りで、知られてしまってはまずい情報などがおありでしたら、それを適切に管理する方法を考えてみるのもいいかもしれませんね。
どうしても、利便性とセキュアはトレードオフの関係にありますから・・・バランス、が大切だと感じます。
関連リンク:尖閣問題は大揺れですね - ら・ぶろぐ
[ インターネット関連 ]
投稿者 :lavendy | 2010年11月06日 21:55
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