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2011年11月09日

RADEON HD 7900は2012年1月に発表?

その性能は現行比2倍ともいわれていますが・・・。


Radeon HD 7900 series in January

コードネーム「Tahiti」で知られるRADEON HD 7900シリーズのコア。その中での選別品と思われる上位版 Tahiti XT がRadeon HD 7970、通常版がTahiti ProとなるRADEON HD 7950について、年内出荷は無理であったものの、来年1月に発表される公算がある模様です。

また、このコアを2個用いたデュアルGPUカードは2012年の上半期中に何かしら動きがありそうとのこと。いずれにしてもこれ以上の情報がないため、何ともいえません。

28nmプロセスに移行し、現行機種となるRADEON HD 6970よりも著しく速くなることが予想される・・・とはいうものの、RADEONはどうにも、ベンチマークソフト系では優秀な成績を収めていても、実際のゲームソフトウェアではパフォーマンスを引き出しきれていない部分が多かったりするのが難点です。このあたりはゲームソフトに応じて選ぶ必要がありそうですが・・・。


Next generation Radeon graphics cards in 2012, twice as fast

また、こちらの記事では28nmの次期カードでは2倍速い(6990並?)旨を謳っており、40nmから28nmへシュリンクすることでトランジスターは倍近く詰められるのだそうで、その計算通りに倣うのなら確かに理論値上は引き出せるのでしょう。

しかしながら最近のGPUはIntelさんのCPUと同じように、プロセスシュリンク版の後にはその半導体内部を最適化した プラス 版的な位置づけのカードを出してきており、そちらが実質煮詰められたボードになるので・・・毎回新製品を追い続け、手にしなくてはならない方以外は、待ちもあるのかもしれません。

とはいえ今回は昨年の春からパフォーマンス的に伸び悩んでいる状況ですから、必要な方はすぐに手に入れて試されるのかも。「GCN architecture」と呼ばれる次の仕組みでは、はたしてどの程度性能を引き上げてこられるのでしょうね。

投稿者 :lavendy  |  2011年11月09日 21:37

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