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2011年11月06日

HaswellはLGA1150ソケットを用い、VRを内蔵して高効率?

先を語っている記事みたいですね・・・。


Mainstream desktop CPUs future evolution - more performance or just more integration?

Haswell世代は演算能力を上げながら、電圧レギュレータやその他回路も複数取り込むことで電力効率もより高める・・・といった内容なのですが、そもそもは来年3月頃に出るとされるIvy Bridge・・・。こちらの製品について語った上で、次も見据えた内容が展開されています。英語力のある方は一読されると、先が垣間見られるのではないでしょうか。

冒頭の数字を拾い読みするだけでも ふむふむ・・・ となる部分はありますが、Ivy Bridgeは各々のコアの計算能力が20%以上はアップし、グラフィックスパフォーマンスは大幅に増加するだろうとのことです。

でも、特筆すべきはそれらの性能向上を果たしつつも、より低減されたTDP・・・電力効率の一層の向上にこそ価値があるだろうといった感じでまとめています。それは、省スペースパソコンやノートパソコンなどへの応用を利かせやすいことがあげられるみたいですね。


そして、それらをより昇華させたものが2013年に出るとされるHaswell世代のCPU。そちらに文字が出ていますけど、LGA1150なる新ソケットを採用し(ノート向けはrPGA947 & BGA1364)、電圧レギュレーター(VR)をCPUへ内蔵。このようにすることでよりきめ細やかな電力供給を行えるようにするだろう・・・しかしオーバークロッカーへはどうなることやら、なのですが、と。2ch DDR3-1600や8MBのL3などは現行と変わらない模様で書かれています。

別の記事ではDDR3はかなり延命するだろうともいわれていますので(2014~15年頃まで?)そのあたりは納得なのですが、つまりメインストリーム向けに新技術を先々搭載し、電力効率をより重視する・・・内蔵できるものはCPUにどんどん取り込んで、といった構図が見え隠れします。こちらではDisplay Portをダイ上に載せると記していますが、さてはて。電力だけではなく、より一層のコストダウンもはかりつつ・・・夢のある内容なのです。


AVX2などを活用することで命令系もよりシンプルにし、その他のアーキテクチャーに対してもアドバンテージを取れるように・・・と、2013年の新CPUはいろんな点で革新を狙う、戦略的な製品となっているのかもしれませんね。

投稿者 :lavendy  |  2011年11月06日 22:43

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