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2011年10月24日

次世代Xboxは2013年に?

ちょっぴり興味があるのでした。


Microsoft's Next-Generation Xbox Game Console Due in 2013 - Report.


結論から言えば来年の2012年、E3にて概要が発表され、2013年にはリリースされるのか・・・とあるみたいですが、Xbox360も、対抗馬となるPS3も「10年サイクル」を打ち出しているため、それを元にするのなら2015年にXbox360の後継機が、2016年にPS3の後継機が発売となるはずです。

そのうちXboxについてはXbox720なんて名前で噂がされてはいるものの、実際には異なるだろうとのことで、詳細などは未だわかっていません。ただ、来年には任天堂さんからWiiUを発売するであろうということで、牽制する動きは打ち出してくるかもしれません。そう思うと、このような情報がちらほら出てくるのは自然な流れ?なのかもしれません。


ただ、その噂ではBulldozerコアなどを設計思想に据えるとされている次世代Xboxは、今回のパフォーマンスに(FX-8150ですね)ついて懸念される部分が残ってしまい、PCとの連携や生産性などを考えると、また検討すべき事項が出てきてしまうのではないかと思われてしまいます。

同CPUはそちら向けに最適化させないと性能を発揮できないみたいで、かといってIntelさんのCPUは今までの手法で性能を順当に向上させられていることから、どれだけゲームデベロッパーさんたちを納得させられるのか、などにかかっているのかもしれません。


今はもはやPCが完全にコンソールゲーム機の性能を凌駕する時代になっており、この流れはもう取り戻せないものと思います。というのも、進化の周期が早くなっているため、長く使うコンソール機がその流れに逆らって販売する性質である以上、PS Vita vs スマートフォンと同じような構図になるのでは、と思ってしまいます。今のうちは有利でも、2、3年もすれば逆転される、と。

性能面などを考えると「フルHD×4xAA×60fps」といった理想もあることでしょうけど、「ゲーム機でしかできない体験」をしっかり打ち出す必要がまず先に出てこないとならないのかな、と思ってしまいます。そのあたりは任天堂さんがアプローチは上手なものの、コアゲーマーさんは前者が優先となるでしょうから(コントローラー、ないしキーボード+マウスの操作系は特に変わらなくてもいい)、その両方を満たすハードウェアを設計するというのは相当大変そう。

そうなってくると、今はパソコンディスプレイ=モニターも家庭用の液晶テレビが代用できる時代になってきており、私の所有する東芝 REGZA 46F1などは3Dにも対応するため、NVIDIAさんの3D Visionなどにもいろいろと活用できるのが大きな魅力。つまり、前者(映像周り)を重視するならもはやコンソール機である必要性はほぼなくなってきたわけです。PCの方が、完全にそのニーズを満たしているからですね。


皆さんがそういった環境とは限らないものの、垣根は間違いなく昔よりなくなっていっていると思いますので(HDMIの貢献が大きいでしょう)、次世代コンソール機に求められるものとはいったい何なのか?を、メーカーさん各社はしっかりと吟味しなくてはならないのでしょうね。

投稿者 :lavendy  |  2011年10月24日 15:53

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