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2011年09月27日

続・々 Sandy Bridge-Eのオーバークロック

こちらもわかりやすい記事になっていると思います。


How to overclock Sandy Bridge-E


IDFの中で「Intel製の水冷クーラーが!」という話題も見かけられたことと存じますが、「なぜIntelが?」という部分に私は疑問を持っていました。現状でも空冷のクーラーはあるはずですのに・・・と思っていたら、成る程、こういうことだったのですね。

NordicHardwareさんではそのテスト風景のスクリーンショットにおいて拡大写真を収められています。そちらを参照すると・・・わお。確かに4.754GHz/6コアという途方もないスピードで動作しています。

これにはからくりがあって、今度からベースクロック(BCLK)に倍率器を用いた リファレンスクロック なるものを新たな基準に据えるようで、BCLK×倍率器倍率×CPU倍率でクロック周波数が出るという仕組み。一例で5GHzにするための例も出ているので参考になるのではないでしょうか。


しかしながら、個人的に驚いてしまったのはその写真の中にある「Turbo Boost(Short)Power Max 300W」の部分。直訳すれば「ターボブースト時に瞬間的に許容する電力消費量」を意味するのでしょうが、その値・・・驚くことなかれの300W! もはやGPU並なのです@@

4chインタリーブアクセスもさることながら、ここまでの爆熱ぶりはどうなってしまうことやら・・・。

また、先日記したようにメモリにもこのリファレンスクロック時に用いた倍率器の影響を受けるため、「DDR3 2666MHz対応なんてあり得ない」と私は記していましたけど、すみません。この仕組みなら逆に「3000MHzでも要求しかねない」という状況になってしまい、間違いなくハイエンドのオーバークロッカーさんは遊び甲斐のあるプラットフォームになりそうです。


まとめの部分には「メインストリーム向けにもこの仕組みを用意したIvy Bridgeを期待したい」旨の部分がありますけど、IntelさんとしてはEシリーズとの差別化の意味で、今後もメイン向けはBCLK 100MHz縛りを直すことはなさそうですね。そのあたりは対抗馬となるAMDさんの出方次第で、何かしら方針が変わる可能性もあるかもしれません。

今のところいえることとしては、「オーバークロックを考える際、Core i7 3820が倍率制限の影響を受けることはあまりなさそう」とまとめられそうです。それは同時に、4コアでかつかつにOCしたいという方には楽しみなCPUとなるのではないでしょうか。

個人的には乗り換えてみたい思いはあるものの、PCI-E 3.0非対応は公然のものになっていますし(マザーボード自体は対応するのでしょうか)、X79ことPatsburgには複数のSKUがあることもアナウンスされていますので・・・発表直後に手を出すかはわからないのです。さすがにこのクラスになると、静音目指すには敷居が高くなりそうですので・・・。


どちらにしましても「自作の楽しみ」を存分に味わえるプラットフォームになりそうな予感です。

投稿者 :lavendy  |  2011年09月27日 01:10

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