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2011年08月01日

Sandy Bridge-E こと Core i7-3960X

・・・は、Core i7 990Xよりも47%も速いのだとか。


Core i7-3960X is about 47% faster than Core i7-990X

最近は広告関係のお仕事になってしまってあたふたしていますが@@ 少しずつお仕事にもなれてきました。

なにやらCPUも動きが激しくなってきているみたいですね。AMDさんの期待されるFXシリーズやAシリーズ(Zambezi/Llano)も登場間近となっていて、Sandy Bridge-Eはどのような立ち位置になるのか。その回答の一つがこちらの記事みたいなのですが・・・。


どうにも、このスライドを見るだけではぱっとしないのですよね。というのも、現行最高峰の990Xと比較をしていますけど、ベンチマーク項目がメモリバンド幅とAVX命令セットのみでの計測。この二つが主に強化されているはずでしょうからアピールしたいことはごもっともなのですが・・・。その他、肝心なアプリケーションベースでの比較はまだ出ていません。

私としてはメモリバンド幅の増加に伴うより快適なコンピューティングができればいいのになとは思いますが、きっとお気づきのはず。最近の場合、ソフトウェアが十分現状のCPUでさくさく動かせますから、より重たいものとされるとエンコードや3Dレンダリングなど、ブルートフォースといわれる力押しでなすようなジャンルでのみ力を存分に発揮・・・するのでしょうか。

少なくともゲームなどに対しては、その後に出るIvy Bridgeの高クロック(4GHz以上といわれています)が力になるのでは、と感じますけど。最初はすごくX79なりSandy Bridge-Eに期待していたものですが、もう一つのとある記事を見つけて読んでみてみると・・・なるほど、そういう読み方もあるのね、と納得してしまい、またもやスパイラルに(汗笑)。


Sandy Bridge-Eは正式なモデルナンバーとして Core i7-3960X/3930K/3820 の3SKUがラインナップ。XとKが6コア・オーバークロック可能、英文字なしの3820が現在のベストセラーとなる920のマイナーバージョンアップで、オーバークロックは限定倍率のみ可。意図的に仕様に差をつけています。

でも、何となくですが・・・このままではFXシリーズに迎撃されそうな気もしなくないような。値段は現在の3万、5.5万、10万前後で出してくるでしょうからね。AVXはWindows 7のSP1からサポートはされたものの、現状ではサポートするソフトがほぼ皆無な状況、その性能を遺憾なく発揮する環境にあらずなのです。


この3モデルはまだ何かしら動きを作り出せないのか、気がかりなところです。当初はLGA2011ではなくLGA1356として出す予定だったのか、いろいろあって2011に落ち着いたみたいですからね。

そのもう一つの鍵を握るのが Ivy Bridge-E となるわけですが、そちらについては明日記します。

投稿者 :lavendy  |  2011年08月01日 23:15

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