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2011年06月15日

Waimea BayとMaho Bayの立ち位置

ちょっと前の話題になりますけど・・・。


SNB-eからAtomまで:インテルデスクトップロードマップツアー

昨日の話題で思いっきり勘違いしていましたが(汗)、Core i9ってなんじゃらほいということで(^^;(修正しておきました) 身の回りがごたごたしていると文字すら間違えてしまいますね。気をつけます。

こちらの記事は中国系サイトに取り上げられていたものですが、Sandy Bridge-Eを含めたIntel社のロードマップです。注目しておきたいのは上位二つの部分「Extream」と「Premium Performance」のレンジ。どちらにもEがまたがっているのです。

そして以前CPUのお話を書いたところにある3製品のうち、6コア製品の上位Extream品だけが上のセグメントにに入るのかな、というところでしょうか。残る2つがPremium Performanceに・・・といった感じで。いずれにしても夏開け頃には情報が出てくるのでしょうね。


この話題で気になるのは、その下にあるスライドの「SNB-E vs. Sugar Bay/Maho Bay Positioning」の部分。SNB-Eは言わずもがな、Sandy Bridge-Eの略称、そしてこちらを有するプラットフォームはWaimea Bayとされているのでそちらで記しておきますが、用途の部分が「ディスクリートグラフィックスとの親和性、マルチメディアコンピューティングの拡充」。

その次にある「なぜ?」の部分がいわゆるPCI-E 3.0 40レーンによる大幅な帯域増加における高トラフィック時のパフォーマンスアップを謳いたいのでしょうね。つまり、私なりに読める次のトレンドは「並列化」にあるのではと感じます。CPUがマルチコアへと舵を切っているように、デバイス類も複数つなぐことにより、負荷分散を図ってピークパフォーマンスの底上げを図るのでは、と。

私はRAIDやSLI/CrossFireを試したことがないのですが、これだけレーン数が多いということは、1枚で高スペックのものを扱うだけでなく、2枚でそれなりのものをフルに引き出して性能を上げる・・・そんな手法にシフトしそうな感じはします。DDR3の4wayインタリーブはそれを物語っていることでしょうし。

PCI-E 3.0のx16で16GB/s、場合によってはx32のビデオカードなんてものが出てくれば、1枚だけで32GB/sという超広帯域を利用できるようになります。そうなってきますとXbox360やPS3にあるようなeDRAM/XDR DRAMを軸としたシステムにも見劣りしなくなってくると思います。もちろん単純比較はできませんけどね@@


また、Superior Overclocking Feature という部分も気になることでしょう。Z68においては今のところ外部PLLをサポートした製品が出る様子がなく、Sandy Bridge-EにおいてもPLLはCPU内部にあることが今のところ判明しています。そうなるとBCLKは100MHzからアップしないの・・・?ということになりそうですけど、どうなるかはまだ不明です。

ただし、DDR3を2way駆動させる場合は、その周波数を2666MHzにブーストさせることもできるようになる・・・のだとかで、このあたりがわからない部分となります。少なくともインタリーブの幅を広げる方が良さそうな気もしますけど、そこまでの広帯域を必要としない際には、周波数を上げてパフォーマンスを稼ぐ、といった構成も採れるということでしょうか。


ちょこっと記したことあると思いますけど、私が今使っているメモリはいわゆるECOタイプのものなのですが、JEDEC基準では1333MHz、X.M.P.基準では1600MHz 1.35Vという、いわゆるDDR3L 1600という希有な仕様になっています。

単体でオーバークロックさせてみると、、、2DPC(4枚差し)構成の場合は1866MHzが安定ライン、1DPC(2枚差し)なら2133~2400MHzも動かすことが可能でした(2400はかなりレイテンシを緩くしないと無理ですけどね)。

このあたりは後日記したいと思いますが、詰まるところ、Sandy Bridge-Eを活用したい場合は「複数のグラフィックスカード、ストレージを搭載して並列化によりパフォーマンスを高める」ことを意識すれば、通常のMaho Bay/Sugar Bayをベースとする、現在のCore i7環境を引き離すことができるのではないでしょうか。


きっと来年の第2四半期へと延びてしまったIvy Bridgeは単純に生産周りの問題(3Dトランジスターでしたっけ)の部分もさることながら、実際にそこまでの並列化を要求しないアプリケーションの場合、純粋に高クロック化を図る方が恩恵大きい場合もあるでしょうしね。そのバランスを見極めて発売時期を調整したいのでは・・・なんて思う部分もあります。

競合となるAMDさんの出方次第なところもあるのでしょうけど、高パフォーマンス帯の製品は価格設定も重要な部分でしょうから、3つ製品を出すところも4コアであまりに高クロック化をしてしまうと、6コアの低クロックを追い越してしまう部分が出てきてしまう恐れがあり、オーバークロックを現在の2600や2400みたいに「限定倍率だけ可能」にし、意図的に性能差をつけてくるのでは・・・と感じます。


いずれにしても、どれだけの性能差が出るのかによって、選ぶ製品が決まってきそうな予感です。もっとも、このレンジの製品を選ぶ方はハイエンド志向でしょうから、至高のパフォーマンスを追い求める・・・という点ではExtream製品も選んでいきそうな気はしますね。製品登場が楽しみです。


追記ですが、大手の北森瓦版さんが詳しい情報記されているようなので、こちらもご参考に・・・。

“Waimea Bay”プラットフォームと“SandyBridge-E”【4/27 追記】

投稿者 :lavendy  |  2011年06月15日 06:40

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