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2011年02月23日

Windows 7 SP1がリリース(KB976932)

早速インストールしてみましたが・・・。


Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932)

午前2時頃から出回るようになったとされていますが、今朝起きる頃にはダウンロード可能になっていました。最初はDVDイメージとなるISOファイルが配布され、その後中身となるMSIファイル(セットアップ実行ファイル)が順次公開されたみたい。

サイズはまちまちですが平均700MB程度とCD-ROM1枚分はある印象です。私が使っているのは64bit版なので、900MBあまりでやや大きめ。こちらが公開されるまでお預けしていよう・・・といろいろなファイルをテストで入れていたので、実際にセットアップする際、「セットアップを完了できませんでした(原因不明のエラー)」と、インストール自体が行えませんでした。だいたいこの手のメッセージが出るようですと末期estなぱそ子さんになっている感じです(汗笑)。

動作の安定性を改善させるためにも、クリーンインストール直後に実施してみました。1年間にわたるホットフィックスなりをすべて網羅したパッケージとあるだけ、セットアップには1時間かかる可能性もあります、と記載されているくらい。しかし、Core i7 2600とCrucial C300の組み合わせの前には10分少々で完了してしまうのでした。

注意点は、セットアップ時のメモリ使用量を確認すると・・・Windows 7インストール直後で830MB程度だったのが、セットアップ中の最大時で1.88GBと、2GBに迫る勢い。これはVistaやXPからアップグレードで入れられている方には大変なことになりかねません。スワップも考慮してインストール時間を長めにとっているのかもしれませんね。


Service Pack 1の文字が入れ終わるとこんな感じで、いつものようにOS名の下にService Pack 1の文字が付与されています。i7 2600なりの第2世代Core iシリーズをお持ちの方には AVX命令のサポート が今回のSPで追加されますけど、実際に対応アプリケーションが出そろうまではお預けになりそうです。

おそらく、普及する前に来年のIvy Bridgeで改良版となったあたりから実際に使えるようになるのでしょうね。でも、第2世代は本当にメモリ周りが優秀なので、ビデオエンコードやPhotoshopで重ためのフィルターなどを適用する際には体感差がはっきりわかるのでした。


SP1になることで、よりいろんな人の目につくようになるのでしょうね。そのあたりをうまくまとめられているのがこちらの記事だと思います。

また、サポート業務をされている方は「KB976932」の8文字を頭に入れておくといいでしょうね。きっと、役に立ってくるはずなのです。

■山田祥平のWindows 7 ユーザーズ・ワークベンチ■ SP1の公開で完成度を高め、本格的普及期に入るWindows 7

投稿者 :lavendy  |  2011年02月23日 22:09

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