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2010年09月11日

ビデオゲームの行く末

これは結構大きな動きだとは思うのですが・・・。


モバゲーも家電もmixiにつながる 「Webをソーシャライズ」宣言

私自身はインターネットを利用して15年を超えるのですが、当時と比べると今は本当に生活の一部として取り込まれるほどになってしまいました。携帯電話も小さいときから触れられるようになっていますしね。

そんな中、モバゲーやグリーと聞けば携帯電話で遊ぶコンテンツ、Yahooや楽天と聞けばショッピング周りを思い浮かべるでしょうけど、そういったところとSNSとして大手のmixiさんが手を結ぶことになりました。

競合会社じゃないのかなと思っていたら突然の提携・・・やはり、早め早めに動きを作り、他社に先行して主導権を握るのが狙いなのでしょうね。バイラル なんて言葉が出てきているあたり、消費者を巧みに引き込もうとする意図が見え隠れします。バイラル、はviralなのでしょうが、感染するとかいった意味でしょう。口コミで広める手法なのかな。

似たような話題で、別の角度からは、こちらの話題も興味深いと思います。


【ドラマ・企業攻防】ゲーム界“下克上” 交流型が勃興、王者・任天堂ピンチ!?

もう一つのブログ ~七つの海~ では、私がよく遊んでいるファンタシースターユニバース(PSU)の話題を書いているのですが、そちらもネット上で提供されている運営版と、PSPで提供されるゲーム機向け版の2つがあって、現状では携帯機主導での舵取りがされている印象です。

昔は家族団らんでテレビに向かい、会話をしたりゲームをしたりという姿があったものですが、今は個人でいろいろものを所有する時代になり、ネットも手軽に利用できるようになったため・・・こんな現象が起きていると。

競合しないかどうかは別として、お手軽なものでいいや、という考えになると携帯電話で事足りてしまうようになるのでしょうね。私は根っからゲームが好きな人なので、小さな画面でがんばる気には・・・あまりならないのですが(汗笑)。

そして大きいのは「コミュニケーションがとれる」点。ソロで遊ぶという人以外なら、つながりがある方が楽しいという方もいるわけで、今のブームはそちらに移ってきているということでしょう。DSやPSPはその機械を買わないと対等な関係になれないのに対し、携帯電話はだいたいの方がお持ちでしょうしね。これは脅威といえそうです。

最後に、こちらも ふむふむ・・・ と考えさせられる話題です。


【島国大和】ハリウッド方式の洋ゲーに“先”はあるのか?

そのPSUで一番懸念されているのが「ゲーム部分はほとんどおまけみたいなもので、どちらかというと皆見た目だけにお金を支払っている」という現状。元々は月額料金だけで運営していたのが、昨年春頃からアイテム課金も併用するハイブリッド方式を導入。おかげさまでついて行けない人が次々にやめられてしまいました。

どうしてもオンラインゲームって売った後もコンテンツを提供し続ける必要があることから、企業の体力もないと、お客さんを維持できない限りは(最終的に)つぶれる道しか待っていないわけです。

しかし、上記のような話題を読んでくると、もはや据え置き機に注力してヒットしないよりも、可能な限り省力化して、大きなもうけを得られるようにした方がいい、という発想になるのも自然なのかなと。そうなると、据え置き機でのヒット作というのは、今後現れなくなってしまうのかな・・・と心配しちゃったりします。


カジュアルゲーマーさんならそれでいいのでしょうが、本当にゲームが好きな人からすると最近の動向は気になるものばかり。願わくば安易に安売りに走るのではなくて、自分たちの納得いく品を(ここが大切)、納得できる価格で販売してほしいものです。楽しかったら相応に支払うはずですからね。FFVIとかが11400円で発売されていたスーパーファミコン時代あたりを思い出すと、尚のこと・・・です。

そういう意味では体験版を出してフィードバックを得る、といった状況も今なら作りやすいと思いますから、流れを見失わないで楽しいコンテンツの提供に、邁進してほしいなと思います。

投稿者 :lavendy  |  2010年09月11日 21:58

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