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2010年06月15日

USBメモリにMS-DOS起動ディスクを作成する方法

よくいわれる、ブータブルUSBメモリ(ディスク)の作成方法です。

先日の話題などではビデオカードのBIOS書き換えという、高度なことをするわけなのですが、自作パソコンユーザーならそれ以外にも、マザーボードのBIOS更新ですとか、PCが起動しない時のエマージェンシーディスクを作成されることも多いのではないでしょうか。

そんなときに必要となるのが、Windowsが起動する前の黒い画面・・・そう、MS-DOSモード。この状態で起動をかけ、そこから諸手続を行っていくということになります。

しかしながら、昨今のディスクレス化に向けての動きは推して知るべし、フロッピーディスクは軒並み淘汰され、MOディスク、DAT(はまだありそうですが)、はたまたHDDまで・・・はさすがになさそうですが、置き換え候補としてSSDまで出てきています。

つまるところ、今時のパソコンにはディスクドライブ非搭載の端末すら標準になりつつあるということですね。これは恐ろしいものです。もしもドライバなどを入手する際、インターネットに接続ができなかったらお手上げになるからです。


しかしUSBポートはもはや全てのパソコンに当たり前のように搭載され、また、BIOS側でもつながったディスクメディア(ドライブ)を「システムが起動可能なストレージデバイス」として認識させることができるようになりつつあり、つまりフロッピードライブなどがなくてもUSB機器でシステムを起動させることができるようになったわけですね。

そんな中でも、MS-DOSの最小限の起動状態を行いたい人は相当な数に上るはず・・・(なのかな?)ですので、私自身でこの記事を作ることにしました。というのも、いろいろ該当の語句で検索はかけるのですが、情報が古すぎたり、工数が多すぎて難しかったりetcetc...。

それなら、自分で作るしかない・・・!ということで、備忘録をかねて作っちゃいました。以下がお手製の、「USBメモリにMS-DOS起動ディスクを作成する」という、いわばブータブルUSBメモリの作成方法です。シンプルにまとめてみました。


らべお手製 USBメモリにMS-DOS起動ディスクを作成する!(ブータブルUSBメモリ)

ダウンロードはこちらから(Extream Overclocking のサイトへ飛びます)


押さえるべきポイントとして「MS-DOS起動ディスクそのものを作成するソフト」と「ディスク作成をする際、元となるイメージファイルを用意する」必要があります。前者が HP USB Disk Storage Format Tool - v2.1.8 、後者が win98boot となります。

若干ページが多いように感じるでしょうが、あくまで初心者の方でも操作ができるようにと、ダウンロード手順まで全て書いてありますので、迷うことはないはず。強いていえば、ダウンロードファイルの保存先をご自身で「デスクトップ」にしておいてくれることが前提条件です。

もしも別の場所に保存をされた場合は、全てその場所に置き換えて読んでくださいね。わからない場合は、画面の通りに操作すれば問題はないはずです。


要はブータブルUSBを作成するための英語のソフト、「HP USB Disk Storage Format Tool」の意味を理解することでしょうか。とはいえ、画面を見てもおわかりの通り、とてもシンプルになっています。


一番上の Device は文字どおりUSBメモリを認識するところ。ちゃんとポートにさしていれば現れるはずです。複数ある場合は▼ボタンから選びましょう。

次にある File System はUSBメモリのファイルシステムの形式を指定するところです。元々MS-DOSモードはFATを前提に作られているので、迷わずFATを選びましょう。NTFSはあくまでWindows起動後に使用するものととらえてもらえたら問題はないはずです。

そして最後にある Format Option ですが、ディスクを作成するためにフォーマット=初期化を行うわけですが、そのオプション項目となります。一番上の「Quick Format」は文字どおり、クイックフォーマットをかける方法。一瞬でフォーマットが完了しますが、あくまでディスクをクリーンにするだけで起動ディスク(メモリ)は作成できません。

作成をするために、その下にある「Create a DOS startup disk」オプションを選択する必要があります。その際ですが、2つある選択肢のうち下にあるものを選ぶのがポイントです。そうすることで、もう一つ別にダウンロードした、Windows 98用のセットアップディスクのイメージ(win98boot(ZIPファイル))からデータを構築していく・・・といった指定が可能になるわけです。

その上にあるチェックは・・・以前のOSを使っている方向けのオプションですが、それならZIPファイルのダウンロードなりいらなくなるので。スルーで問題ありません。

なお当たり前のことですが、Startを押すと現れる英文の警告は「初期化を実行するとディスクの内容は全て消去されますが、それでも本当によろしいですか?」です。お決まりですね・・・。


この画面、現れますか?・・・といった感じで、USBメモリにMS-DOS起動ディスクを作成することができるはずです。フロッピードライブを搭載しないケースが増えてきた昨今、自作PCユーザーには必携のアイテム。ぜひ1つは常備しておきましょう('-'*)

投稿者 :lavendy  |  2010年06月15日 14:40

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コメント

はじめまして。
下記2つのサイトを拝見しました。

らべお手製 USBメモリにMS-DOS起動ディスクを作成する!(ブータブルUSBメモリ)

ダウンロードはこちらから(Extream Overclocking のサイトへ飛びます)

しかし、日本語が使えなければ
と思います。 いかがですか。

投稿者 :石原健二  |  2011年06月18日

お世話になります。おっしゃるとおり、本稿を実践するだけでは日本語表示や入力が行えない状態となっています。

その理由として、今回紹介したWindows 98のイメージファイルは英語版となっているため、日本語に関するファイル類が一切入っていないというのが大きいです。

その中でもJDISP.SYS、JFONT.SYS、JKEYB.SYSといったファイルが必要となるだけでなく、HPさんのディスクメーカーで作成されるのはあくまで英語版基準のため、これらのファイルを用意できたとしても、また問題が起こります。そもそもこのファイルは本来非公開(Microsoftさん自身が配布していません)のものですから、この話題自体MSさんから見たらお門違いと思われても仕方がなかったりします。それにWindows 98はすでにサポート終了しちゃっていますし。


さらなる問題として、MS-DOSの知識で設定ファイル CONFIG.SYS をうまく設定しないとならない部分にあります。その上でVista以降、かつ操作したいドライブのファイルシステムがNTFSの場合、MS-DOSはFAT形式を前提とした作りとなるため、認識できないというトラブルも出てきてしまいます。NTFSDOSなどが別途必要となってきます。

厄介なのがMS-DOSはメモリ量が制限されますから、あれこれファイルを組み込むと動作すらしなくなるというデメリットもあります。ゆえ、ほかのサイトにもいろいろ記事はあると思うのですが、あくまで本話題は自作パソコンユーザー向けに最低限のファイル操作が行えるように作成したものです。BIOS更新や構成ファイルのチェックだけであれば、英語表示だけで問題はないためです。

ここからファイル操作を細かく行うような用途のディスクには残念ながらなっていません。元々、Windows 98の起動用ディスクはそのような位置づけのソフトウェアでしたしね(OS本体をセットアップするためだけに開発されているのです)。


もしもそのあたりをご自身で細かくチューニングしてみたい、などのご要望がある際は下記サイトあたりが参考になるかと思いますので、ファイルを用意できるめどがおありでしたらトライしてみる価値はあるものと思います。ただ、相応のMS-DOSの知識が要求されますのでそのあたりはご容赦ください。

(そのため、誰でも画面を見ながらできる範囲のみの紹介としています)


Windows XP MS-DOS 起動ディスクって? その2 - JURIA @Wiki

こんふぃぐ・しすのでばどら - 齋藤直彦の木-ムペ-ヅ

伊藤隆幸のホームページ(◦DR-DOSによるDOS/V環境の構築 あたりになるかと思います)

投稿者 :らべ  |  2011年06月18日

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