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2010年05月12日

64bitで32bit?

なかなかおもしろい記事ですね。

■山田祥平のWindows 7 ユーザーズ・ワークベンチ■ マイクロソフトのおすすめは64bit OSで32bitアプリ

Windows 7になってから 64bit版 という言葉も耳にするようになってきました。ビット数が多いとそれだけ一回で扱えるデータ量が多くなり、今までOSの制約となっていたメモリ管理領域も64bitなら約172億GB(16EB)という途方もないサイズが使えるようになり、事実上制約が取り払われるといっていいでしょう。

それでも、今のパソコンやインターネットはほとんどが32bitベースで構成されているため、何でもかんでも64bit化をすればいいものではない、というのをこの記事では記しています。それも、これだけ64bit化を推し進めたマイクロソフト社がそのように伝えてきている、と。


読んでいくと・・・なるほどなのです。「貴方たちが何をやりたいか。まずはそれで考えなさい」というくだりは同感です。Officeでそれだけ膨大なワークシートを作成できるのか、といわれたらまずないでしょうしね。絵や動画といった、メモリをたくさん要求されるソフトなら恩恵がありそうなものの、Officeはそこまでしなくても十分、というのがよくわかりました。

また、おまけとして「今度のOffice2010は32/64bit版両方が同梱されるものの、デフォルトは32bit版でインストール。64bit版で入れたいときは明示的に指定しないとならない」とあるので「ようやく64bitだ、わ~い」という考え方には当てはまらなさそうということです。


過渡期であることは十分実感していますし、いろんな意味で今は32bitが熟成されたときといえる時なのでしょうね。「これ以上はいらない」と認めた時点で進化の波は止まることでしょうが、紙やペンと電子ペーパーが共存しあうように、32/64bitのコードも適材適所に、等しく扱われていくのでしょうね。

投稿者 :lavendy  |  2010年05月12日 23:59

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