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2011年03月08日

Z68チップセットで考慮すべき点

手放しで喜ぶ・・・コトはできなさそうですね?

[CeBIT]「Intel Z68 Express」で,Sandy Bridge統合型グラフィックスと単体GPUはどのように動くのか。カギを握るのはあの企業

[CeBIT]Intel,単体GPUとSandy Bridge側GPUコアの併用を可能にするGPU仮想化技術「Virtu GPU Virtualization」をアピール


最近仮想化という言葉がいろいろと使われるようになってきていますけど、今度はなんとGPUにもそれを適用してきている・・・という話題です。

Z68チップセットはご存じのように?P67のオーバークロック機能とH67の内蔵GPU機能の併用ができる希有なチップセットとなる見込みで、残り1~2ヶ月ではお店に並ぶのでは、ともいわれています。

発表直後はいろいろ期待されるところもあったものの(今ももちろんそうなわけですが)、最近になって少しずつ分かってきたことがあります。それは「内蔵GPUを活用しようと思うと、Turbo Boostに制約がかかる恐れがある」というもの。


Turbo Boost 2はコアに負荷がかかっておらず熱設計電力(TDP)に余力があるとき、ごく短時間だけでもそのTDPを超えるブーストをかけ、性能を最大限に発揮するとされる機能です。今のi7 2600でいえば1コアのみで引き出せる4.2GHz駆動でしょうか。滅多にそちらになることはなく、おおよそは3.9-4.1GHzだったりするわけですが。

そして、今回の全部のコアを活用する仕組みをとってしまうと、その分のTDPの余力が狭められることになり、オーバークロックのマージンはどれだけ確保できるか未知数になる・・と。

一応外部のPLLを使えるとあって、FSBを自由に変えられるようになるだけでも恩恵は大きくなりそうですけど、現状のオーバークロックメモリを使うだけでもしんどそうですから、その上コアがフル稼働するとなると・・・一体どうなることやら。そのときは内蔵GPUをカットすることができるようになっているのか、気がかりな部分です。


そしてもっと大きな障壁?は「Z68ではプライマリディスプレイがCPU側の統合型GPUと接続されていなければならないため、シングルディスプレイではSandy Bridgeの統合型GPUと単体グラフィックスカードの共用は難しい」点でしょうか。

私がモニタ代わりに使っている東芝 REGZA 42Z8000は3系統あるので、極論問題はなさそうですけど・・その都度外部入力を切り換えるようでは大変そうですし、変な言い方、色味まで変わってしまいそうで。

現時点のP67の完成度でも難色を示す状況で、さらに新しいもの満載のZ68がどの程度のクオリティーで出てくるのか・・・正直見当がつかなくなってしまいました。裏で評価中のP8P67 1305BIOSですけど・・・やはりオーバークロック周りの再現性、の部分ではまだまだの印象を受けます。

とりあえずマザーボードの交換申し込みはしましたので、新しいもので改善できていればいいのですが。


いずれにしましても、Z68を検討される場合はその辺りも気を配った方がいいかもしれませんね。個人的には現在のオーバークロック方法は賛成なので(FSB変更は昔からあまりいい印象を抱いていないので、ES版なりの倍率変更でのオーバークロックが楽しかったかな、とは思います)、P67の完成度が上がってくれば、Ivy Bridgeにも期待が持てるようになりそうですけどね。

現状ではまだまだ、Core 2 Duo/Quadでも十分じゃないかなと感じるところはあります。とはいえ、Sandy Bridgeは間違いなく速いのは事実ですので、ショップなりで体験してみるといいのは言わずもがななのでした。

投稿者 :lavendy  |  2011年03月08日 22:13

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